重低音のBlue Canary

♪ 思いつくままを、つたない文と photo で …

静岡県森町/大洞院

2007-08-26 | つれずれ
ドライブの楽しさの1つは、
途中で思いがけない物に出会うことです。

先週末も、所用で出掛けた静岡県周知郡森町の山間(やまあい)を走る市道で、
こんな人形にお目に掛かりました。



道路脇で「交通安全」を呼び掛けていたのは、
ずいぶんデカイ、ご存知「森の石松」です。

「森の石松」ですから当然、
ここ森町の出身です。

「(スピードを)お控えなすって」のジョークなんでしょうね。
誰が置いたかは存じませんが、
お笑いのセンスは抜群です。


ただ……、
かなり急なカーブを曲がり終わった正面に突然、この大きな「石松」君が目に飛び込んでくるので、
「えっ! 何っ?」と驚いて、
思わず急なブレーキを踏んでしまいます。

「交通安全」を呼び掛けるから、
もう少し見通しのよい場所に置いたほうがいいかも知れませんよ。


ついでに、
「石松」君の前に柿の置物があるのは、
ここ森町は「治郎柿」発祥の地で、その原木があるからだと、
あとで知りました。
なるほど。


以前にも訪れたのですが、



その「森の石松」のお墓と、彼の親分「清水次郎長」の碑が並んで建っているのが、
ここ森町の「橘谷山大洞院」(きっこくさん・だいどういん)です。




前に訪ねた時は時間がなく、
ほとんど素通り状態だったのですが、
今回は30分ほど、境内をカメラ・スケッチすることができました。

  

  

  

  

  


静岡県下はこの日も最高気温が35℃近い暑い一日でした。
山間にある大洞院を囲む木々の上からはまだ、
セミの鳴き声が聞こえていました。

ただし……。

その鳴き声の主はクマゼミやアブラゼミではなく
「ツクツクホーシ、ツクツクホーシ、ツクツクホーシ………」

夏の終わりを告げるツクツクボウシの鳴き声が、



人気のない静かな禅堂に
染み入っていました。


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2 コメント

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そちらは… (mori-kuma)
2007-08-28 11:00:17
 そろそろ秋の気配を虫達は感知してるんですね。

 こちらは、いまだに『ジージー』とうるさいですよ(苦笑)

 病院へは、ちょっとでも運動を…と思い
片道20分の道のりを晴れの日は歩いて行ってますが
帰宅した途端、クラクラして食事もすんなり出来ない程
まだまだ暑い感じですね(笑)

 ちなみに…
 雨の日は、傘が持つことが出来ないので
高くつくけど贅沢にタクシーで通院です。
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ずいぶん… (mori-kumaさんへ)
2007-08-28 22:17:27
難儀なさっていることは、ブログで拝見しています。早く良くなることを、心から祈っています。
返信する

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