わが家の坪庭の枇杷が、今年も豊作です。
早速食べてみましたが、
どこか懐かしい「昭和」の味がします。
「枇杷黄にして医者忙しく、橘黄にして医者蔵(かく)る」
――という諺をご存知ですか?
枇杷が黄色く色づく6月の梅雨時は、
カビが生えたり食中毒になったりしやすいので医者が忙しくなるけど、
橘、つまりミカンや柚子(ゆず)など柑橘類が黄色くなる秋口は爽やかな気候になるので、
お医者さんは要らなくなる
――という意味です。
なるほどね。
ほかにも、
「大根時(初冬)の医者の閻魔(えんま)顔、茄子時(初秋)の恵比寿顔」という諺もあるそうです。
昔の人々が、いかに自然と密接に暮らしていたかが分かる話ですが、
ほとんどの作物を一年中いつでも食べられるようになった現代では、
こうした知識や知恵も、すっかり通用しなくなってしまいました。
喜ぶべきか、
悲しむべきか、
微妙ですよね。
手入れが悪かったため、今年はダメかと思っていたわが家のガクアジサイでしたが、
ようやく咲き始めました。
明日もまた雨が降るのでしょうか。
今年は、久しぶりに梅雨らしい梅雨を迎えていますね。
雨好きの私は、
それもまたよし、の気分です。
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昭和の味ですかぁ・・
ずいぶん食べてないなぁ~
それにしても色んな諺や由来など、よくご存知で
勉強になります
ご職業柄でしょうか
線香花火みたいなガクアジサイ、うすいピンクで
とってもきれいですね
撮り方も素敵です
紫陽花ですね
和ませてくださって、アリガトです
只今、実質17連勤中の
その前は、18連勤……。その間の休みは2日。。
土日関係ナシのお仕事、頑張らねば……
思わずよだれが・・・
店頭に並ぶとつい買ってしまいますが
高級品の部類に入るようになってしまい
残念です。昔はどの家にも枇杷やイチジクが
なってましたよネ~☆
それを黙って失敬したりして・・
私も結構 悪ガキだったんです♪
知ったかぶりでいろいろ書いていますが、ほとんど受け売りですから、お褒めいただくと身が縮む思いです。
くれぐれもご自愛を。
時々失敬なさったとか。「私も悪ガキ」のお言葉の「も」の部分に、ちょいと引っ掛かりましたけどね。私はガキ時代、結構小心者でしたから。それが「変異」してしまったのは高校時代からです。
(↓)
蛙の鳴き声を聞き分けられると思ったのが、大間違いでした。
枇杷などよりずっと美味しい果物が、いまは一杯溢れていますからね。
幸せな時代になった、のでしょうか……。