重低音のBlue Canary

♪ 思いつくままを、つたない文と photo で …

晩秋の名刹 その2

2006-11-28 | おすすめ
先週末は、期せずして「古寺巡り」になってしまいました。
もしかすると、ご先祖さんが呼んでいらっしゃるのでしょうか。


おとといのブログ「晩秋の名刹」に続く今日の「その2」は、
先の臨済宗妙心寺派「萬松山龍潭寺」と同じ浜松市引佐町にある臨済宗大本山「深奥山方広寺」、
別名「奥山半僧坊」と言ったほうが知られているかもしれません。



開創は建徳2年(1371年)。
「深奥山」の名の通り、杉木立が参道を暗く覆うほどの深い山の中にあります。

だからこそ、
所々の真っ赤なモミジの紅葉が、

         

一段と鮮烈に目に飛び込んできます。

ここに「五百羅漢」がある、と観光マップで知り、足を延ばしてみたのです。


「羅漢」――尊敬や施しを受けるに相応しい聖者、だそうです。

いらっしゃいました、その「羅漢」さんたちが、大勢。

         

もちろん、これだけではありません。

本当に「五百羅漢」なのかどうかは存じませんが、
60ヘクタールという広い境内のそこかしこに、
さまざまな「羅漢」さんが佇(たたず)んでいます。


これ以上の駄文は無用でしょう。
例によって恐縮ですが、
また見てやってください。



         









撮らせていただいた「羅漢」さんはまだまだたくさんありますが、
これ以上載せると叱られそうなので、
やめておきます。



ともあれ、
気が付くと、
いつの間にか2時間近く散策していました。


こうした環境の中に身を置けば、
たしかに、
時間は「止まる」ものなのですね。

         


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10 コメント

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う… (mori-kuma)
2006-11-28 21:09:43
 おもわず、『ごめんなさい』って言いそうな位
沢山いらっしゃる・・・。

 思わず、画面越しに手を合わせてしまいます。
 『どうぞ、みんなをお守りください…』と・・・。
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感謝 (miko)
2006-11-28 22:31:09
歴史、文化を大切に守ってきた日本に生まれたことに感謝しなくてはいけませんね。

いつもすばらしい写真を見せていただきありがとうございます。
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調ベ癖 (kawa)
2006-11-28 22:42:27
羅漢(らかん)ってなあに?
阿羅漢。略称して羅漢という。漢訳は応供(おうぐ)。尊敬や施しを受けるに相応しい聖者という意味。
五百羅漢の五百という数字は、多数という意味だそうです。
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mori-kumaさんへ (uwanosora443)
2006-11-28 22:52:03
ホンマに、ぎょーさん居てはりましたで、羅漢さんたち――って言うんでしょうかね、関西弁では。

でも、表情が一つ一つ違っていたりして、見ていると飽きませんよ。
ただし、五百体見るのはシンドイでしょうけど。
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mikoさんへ (uwanosora443)
2006-11-28 22:55:42
同感です。深山幽谷の中に居る羅漢さんたち――見ていると、心が和みます。いいですよね、日本って。
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感嘆!!!あ~ぁ、感嘆! (ピーちゃん)
2006-11-28 22:57:09
きゃーー、うひゃ~、うわ~、すご~~

あまりのすばらしさに感嘆の悲鳴しか出てきません
参りました  
素晴らしすぎますよ(いつものことですけど)

どのお写真もきれいですが、私は下から3番めの写真が特に好きで、じーーーっと見入ってしまいました
とってもお優しい顔をしてますものね

私は、予定通り香嵐渓に行ってきましたよ
uwanosora443のような腕がないので、これっていう写真はなかなか撮れませんでしたが、
胸の中に刻んできました
食べ物もいろいろあって、おいしかったです(花より団子状態って思ってません??)

香嵐渓の紅葉も、uwanosora443さんがファインダーを覗かれたら、また違って見えるんだろうな・・・と
ふとそんな事を考えておりました
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kawaさんへ (uwanosora443)
2006-11-28 22:59:03
お調べいただいて恐縮です。
「五百」は「多数」の意味ですか。なるほど。
本当に「500」居るかどうかを確かめるため、本気でカウントしなくてよかったです。
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「ピーちゃん」さんへ (uwanosora443)
2006-11-28 23:14:01
ちっちゃな羅漢さん、とても可愛くて、私も気に入りました。
しかも周囲ののモミジが、「やらせ」ではなく自然に舞い落ちているところがまた、素敵ですよね。

週末の香嵐渓、素晴らしかったようですね。新聞で見て、これなら「ピーちゃん」さんも大満足して楽しめただろうなと、ひそかに喜んでいました。

感動的な景色は、本当は写真に撮るよりも、心に刻んで帰るのが一番だと思いますよ。心の中のイメージは、生涯、退色も変色もしないはずですからね。
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おしいですね (mori-kuma)
2006-11-29 12:48:36
 きっとアタシなら、
『ホンマ、エラいよぉーさん居てはったで!羅漢さんら…』と、言ってることでしょう。。。

 でも。
 それぞれ、表情が異なるのは、そうなんでしょうねぇ
 でも、そのよぉーさんの羅漢さんのよだれかけ(?)や、帽子を一枚一枚作ってらっしゃる方が居るのも現実でしょ?
 すごいですよね。。。
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再びmori-kumaさんへ (uwanosora443)
2006-11-29 23:40:13
なるほど、そういう言い方ですか。勉強させていただきました、先輩!
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