最近、
「嗅覚」が鋭くなったようです。
美味しい「欧風田舎料理」屋さんを見つけてしまいました。
場所は先週末に出掛けた静岡県周智郡森町。
当ブログで一昨日書いた「小國神社」から
昨日書いた「葛布の滝」へ向う途中の県道、もしかすると町道沿い。
その道は、地域の人々にとっては重要な生活道路なのでしょうが、
観光者が通るような通行量が多い道ではありませんでした。
だから、
もしその時、私がかなり腹を空かしていて、
何でもよいから食べ物屋さんはないかと探しながら、いつもよりスローペースで走っていなかったら、
道端の看板に目が止まらず、
そのまま通り過ぎていたと思います。
しかし、
空腹のために一段と鋭くなっていた私の嗅覚は「気配」を感じ、
次の瞬間、脳が足に「急停車!」の命令を下していたのです。
看板には「茶房ギャラリー・清ヱ衛門」「欧風田舎料理・シェ・モーン」の文字が並んでいました。
とはいえ、
あまりにもさりげない佇(たたず)まいに、
「本当に…食べ物屋…だよ…ね? っていうか、営業中…だよ…ね?」
と内心、不安に思いながらエントランスから入口に向かい、
引き戸を開けて中に入ると――。
思ったより広い店内と、
日本式の庭にテラス席を設けた、お洒落な作りに驚きました。
失礼だけど、こんな場所に、こんなお店があるとは、思いもよりませんでした。
旧家の蔵を改造して、10年ほど前に始めた店だと、あとで聞きました。
でも、
本当に驚いたのは、
注文したランチメニューのシチューをいただいてからです。
美味かったです。
すこぶる、美味かったです。
おまけに、ボリューム満点。
空腹の私が、最後には持て余しそうになったほどです。
今年の「初スイカ」になったサラダや、
食後のコーヒーの味も、申し分なし。
また今度、近くを通りかかったら、多少無理をしてでも立ち寄りたいと、
そう思わせるお店でした。
機会があれば「ぜひ」と「おすすめ」します。
ところで、
余談です。
私がこの店に入った時、
テラス席に先客が居ました。
おそらく共に30代半ばの男2人組です。
ほどなく彼らのテーブルに運ばれてきたのは、ピザとパスタ。
彼らはそれを別々に食べるのではなく、
小皿を頼み、それぞれを取り分けながら食べ始めたのです。
そして、
聞くともなしに聞こえてきた彼らの、食事中の会話は、
「お前、まだ彼女が出来ないのか」「そういうお前だって」という話、
「俺たち、間違いなく格差社会の底辺に居るよな」という話、
また、
「会社のネットワークシステムに問題があることを発見した」話、
「最近腹が出てたのを、妹に『キモイ』と言われ、落ち込んでいる」話、
さらには、
「カマキリのメスが、交尾後、オスを食ってしまうのは、どうにも我慢ならない」という話……エトセトラ、エトセトラ。
2人の間柄は、よく分かりません。
ただ、どうやら久しぶりに会ったらしい感じでした。
それにしても、です。
こんなに爽やかで、仲良さげで、楽しそうに食事をしている「男同士のカップル」を見たのは数十年ぶり……いえ、もしかすると初めてかも知れません。
「男同士」っていうのも、いいものですよね。
もちろん、
変な意味じゃなくって。
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「嗅覚」が鋭くなったようです。
美味しい「欧風田舎料理」屋さんを見つけてしまいました。
場所は先週末に出掛けた静岡県周智郡森町。
当ブログで一昨日書いた「小國神社」から
昨日書いた「葛布の滝」へ向う途中の県道、もしかすると町道沿い。
その道は、地域の人々にとっては重要な生活道路なのでしょうが、
観光者が通るような通行量が多い道ではありませんでした。
だから、
もしその時、私がかなり腹を空かしていて、
何でもよいから食べ物屋さんはないかと探しながら、いつもよりスローペースで走っていなかったら、
道端の看板に目が止まらず、
そのまま通り過ぎていたと思います。
しかし、
空腹のために一段と鋭くなっていた私の嗅覚は「気配」を感じ、
次の瞬間、脳が足に「急停車!」の命令を下していたのです。
看板には「茶房ギャラリー・清ヱ衛門」「欧風田舎料理・シェ・モーン」の文字が並んでいました。
とはいえ、
あまりにもさりげない佇(たたず)まいに、
「本当に…食べ物屋…だよ…ね? っていうか、営業中…だよ…ね?」
と内心、不安に思いながらエントランスから入口に向かい、
引き戸を開けて中に入ると――。
思ったより広い店内と、
日本式の庭にテラス席を設けた、お洒落な作りに驚きました。
失礼だけど、こんな場所に、こんなお店があるとは、思いもよりませんでした。
旧家の蔵を改造して、10年ほど前に始めた店だと、あとで聞きました。
でも、
本当に驚いたのは、
注文したランチメニューのシチューをいただいてからです。
美味かったです。
すこぶる、美味かったです。
おまけに、ボリューム満点。
空腹の私が、最後には持て余しそうになったほどです。
今年の「初スイカ」になったサラダや、
食後のコーヒーの味も、申し分なし。
また今度、近くを通りかかったら、多少無理をしてでも立ち寄りたいと、
そう思わせるお店でした。
機会があれば「ぜひ」と「おすすめ」します。
ところで、
余談です。
私がこの店に入った時、
テラス席に先客が居ました。
おそらく共に30代半ばの男2人組です。
ほどなく彼らのテーブルに運ばれてきたのは、ピザとパスタ。
彼らはそれを別々に食べるのではなく、
小皿を頼み、それぞれを取り分けながら食べ始めたのです。
そして、
聞くともなしに聞こえてきた彼らの、食事中の会話は、
「お前、まだ彼女が出来ないのか」「そういうお前だって」という話、
「俺たち、間違いなく格差社会の底辺に居るよな」という話、
また、
「会社のネットワークシステムに問題があることを発見した」話、
「最近腹が出てたのを、妹に『キモイ』と言われ、落ち込んでいる」話、
さらには、
「カマキリのメスが、交尾後、オスを食ってしまうのは、どうにも我慢ならない」という話……エトセトラ、エトセトラ。
2人の間柄は、よく分かりません。
ただ、どうやら久しぶりに会ったらしい感じでした。
それにしても、です。
こんなに爽やかで、仲良さげで、楽しそうに食事をしている「男同士のカップル」を見たのは数十年ぶり……いえ、もしかすると初めてかも知れません。
「男同士」っていうのも、いいものですよね。
もちろん、
変な意味じゃなくって。
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男同士カップルさんのお話・・・
女の子同士の話と違って、なんか面白いお話するもんなんですねぇ
思わず声に出して大笑いしちゃいましたよぉ
uwanosora443さんも、そばで聞いていてうっかり
笑っちゃったのではないですか?
大丈夫でした?
男同士の話をお聞きしたので、
私もつい先日聞こえてきてしまった女子大生らしい
女の子同士の会話を、恐縮ながらここで紹介させてもらってもよろしいでしょうか・・・
栄のあるレストランで隣に座っていて聞こえてきてしまったのですが・・・
どうやらどこかの田舎から出てきた感じの子らしいです
「ワタシさぁ、名古屋に来て始めてBurberry(バーバリー)見たとき、ブルーベリーって読んじゃったんだよね・・・」
(爆笑)
かわいらしいですよね
私も友達と一緒にいて笑いをこらえるのに
必死でした
それにしても、uwanosora443さんは
おいしいお店を見つけられるのが
とってもお上手ですね
ちなみに
シチューつながりで私のお気に入りのおいしいタンシチュー屋さんを
紹介させてもらってもいいでしょうか
常滑市にある「カフェギャラリー 風」という、
和風の洋食屋さんです(検索するとHPがでてきます)
パンも焼きたてでとってもおいしくて、
器も常滑焼の気のきいた感じのものを使っていて
とってもおしゃれ!
こちらに来られることがありましたがぜひ
長くなってしまってすみませんでした
もちろん、私も笑いをこらえるのに必死でしたよ。
常滑の「カフェギャラリー 風」には行ったことがありませんが、ここは半田市に本社がある「ミ○キーコーク」という会社のグループ店でしょ? レストランや居酒屋、ベーカリー、和洋雑貨店、ブティックと、手広くやっていますよね。
ずいぶん前、仕事(取材)で社長に会いました。とてもユニークな人で、グループ店の実質経営をみんな、バイトか、バイト出身の若い人に任せているんですよね。
ですから、仕事が終わって食事に誘われたグループ店のレストランでも、勘定を自分のポケットマネーで払っていました。「社員に任せている以上、この店では、ボクはただの客ですから」って。
常滑の「カフェギャラリー 風」にも、機会があったら行ってみますね。教えてくださって、ありがとうデス。
こういうお店は、クチコミかネットでひろがっていくんでしょうね。
それにしても、会話が楽しそうですね。
(よく聞くと、深刻)
それを思わず聞きいってしまった人もいるくらいですから。
社長さんの話は始めて知りました
地元にいても、知りませんでしたよ
いい社長さんですね
ここの系列はどこに行ってもなかなか雰囲気のあるお店で
おいしいんですよ
武豊の「風車」も昔の民家を改造してとってもおしゃれな
感じで、料理も抜群においしいので
機会がありましたらぜひ
彼らの会話、爽やかで、面白かったですよ。楽しませていただきました。
コンセプトがしっかりしている会社ですから、どの店も、行って満足できるんでしょうね。
武豊の「風車」もまだ行っていません。機会をみて――。
ただ、「ピーちゃん」さん、グループ店を全部回ると、大変なことになりそうですよね、その後の体重が。