「自衛官募集」の看板を、
久しぶりに見た気がします。
若かりし頃、
自分の軟弱さに嫌気が差し、
性根を叩き直そうと、自ら自衛隊入隊を志願したことがあります。
試験を受け、合格し、
身体検査を終え、
入隊日も決まったのに、
出立日の前々日に翻意しました。
隊から制服組の担当者が2人、説得に来ましたが、
謝って、帰ってもらいました。
もし、
もしあの時、そのまま入隊していたなら、
自分はどんな人生を歩み、
いまどんなふうにいるのだろうかと
これまた久しぶりに何度かめの同じことを、
ファインダーを覗きながら今回も思っていました。
結果の良し悪しは別にして、
「岐路」というのは、
必ずあるものなんですよね。
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