松戸の未来を取り戻す会」(通称:MMT)のブログはこちらです。
松戸市の放射線レベルのライブ配信はこちらです。(測定器整備のため、休止中)
測定結果地図はこちらをご覧下さい。これはgooglemapに各自治体が公表した測定値をプロットしたもののようです。(私が作成したものではありません)
今日の午前中、議会質問について市当局といろいろやりとりをしている中で、「やはり現場が放射能対策を判断するためにも、松戸市独自の基準設定が必要ではないか・・・」という話になりました。
それを聞いた担当者から驚きの答えが・・・「今日、午後に記者会見を開いて独自基準を発表することになってます」って、お~い!
お昼に急いで取り寄せた資料には、いろいろ書いてありました。
まずは、これまでの災害対策本部の一部会としての位置づけだった「放射能対策部会」から、「松戸市放射能対策協議会」という独立した体制をつくるそうです。市民環境本部長をトップに、健康管理、焼却灰・汚泥、環境放射線(除染)、食(摂取物)などの対策会議(いずれも仮称)を設置して、9月1日から動き始めるとのことです。
今後の働きに期待したいです。
もう一つは、「市の独自基準」です。
松戸市は、保育所、学校等における低減策を実施するにあたり、当面の目安を「0.3μSv/h」とする、としています。
測定の高さは、市立保育所、市立小学校、公園で、地上50cm。
市立中学校、市立高校で地上100cm。
砂場で地上5cmということです。
なお、国際基準では5年間の平均で1mSvを上回らなければよいとされていることから、一時的に放射線量が0.3μSv/hを超えても直ちに使用禁止などの措置は必要ないと考えている、とのことです。
・・・出ましたね、独自基準。でも0.3μSv/hって。
記者会見の資料を見ると、算定根拠が書かれています。
自然放射線が、日本の平均で・・・宇宙から0.3mSv、大地から0.34mSvで年間0.64mSv。(食品や、呼吸による被曝を除く)
これに汚染分の年間1mSvを加えて、合計で年間1.64mSv以内を目指す、ということです。
これを時間あたりに直すのですが、いわゆる文部科学省の「屋外8時間、屋内16時間(係数0.4倍)」という計算をもちいます。
すると・・・
1.64mSv(1640μSv)÷365日÷(8時間+16時間×0.4)=0.312μSv/h となります。
このうちの0.012を除いて、0.3μSv/hなら、自然放射線を入れた年間1.64mSvを超えない、という計算だそうです。以前のブログ記事でご紹介した川口市と同じ計算方法です。
ココでのポイントは、食物や呼吸からの被曝と違い、宇宙や大地からの放射線は「屋内では減衰する(係数0.4倍)」という考えに基づいていることです。
・・・ナルホド、私自身の独自基準でも川口市の自然放射線量を採用しています。松戸市の独自基準は、汚染前の数値が分からない以上、自然放射線の数値を加えた全体の放射線量で設定したということになります。
しかし、0.3μSv/hですか・・・これには言いたいことがありますね。まもなくはじまる9月議会の一般質問で言いたいと思います、ぜひ傍聴下さい。(「当面の目安」というのがせめてもの・・・)
あとは、被曝線量低減のための主な対策について、これまでの対策と、これからの予定について列挙されていました。
学校・保育所とも、結構いろいろと取り組まれていますね。今後の方針も練られたものだと感じます。明日にでも紹介します。これらについて言いたいことも、明日にします。
さて、今日はこれから議会質問づくりです。まあ、徹夜しても今晩では絶対終わりませんが。
では。
メールやコメントいただいたいた皆さん、大変失礼しています。近日中に目を通し、お返事いたします。もう少しお待ち下さい。
出張測定は、測定器の整備のため、受付を中止しています。整備が完了次第、再開しますのでしばらくお待ち下さい。
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測定結果地図はこちらをご覧下さい。これはgooglemapに各自治体が公表した測定値をプロットしたもののようです。(私が作成したものではありません)
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今日の午前中、議会質問について市当局といろいろやりとりをしている中で、「やはり現場が放射能対策を判断するためにも、松戸市独自の基準設定が必要ではないか・・・」という話になりました。
それを聞いた担当者から驚きの答えが・・・「今日、午後に記者会見を開いて独自基準を発表することになってます」って、お~い!
お昼に急いで取り寄せた資料には、いろいろ書いてありました。
まずは、これまでの災害対策本部の一部会としての位置づけだった「放射能対策部会」から、「松戸市放射能対策協議会」という独立した体制をつくるそうです。市民環境本部長をトップに、健康管理、焼却灰・汚泥、環境放射線(除染)、食(摂取物)などの対策会議(いずれも仮称)を設置して、9月1日から動き始めるとのことです。
今後の働きに期待したいです。
もう一つは、「市の独自基準」です。
松戸市は、保育所、学校等における低減策を実施するにあたり、当面の目安を「0.3μSv/h」とする、としています。
測定の高さは、市立保育所、市立小学校、公園で、地上50cm。
市立中学校、市立高校で地上100cm。
砂場で地上5cmということです。
なお、国際基準では5年間の平均で1mSvを上回らなければよいとされていることから、一時的に放射線量が0.3μSv/hを超えても直ちに使用禁止などの措置は必要ないと考えている、とのことです。
・・・出ましたね、独自基準。でも0.3μSv/hって。
記者会見の資料を見ると、算定根拠が書かれています。
自然放射線が、日本の平均で・・・宇宙から0.3mSv、大地から0.34mSvで年間0.64mSv。(食品や、呼吸による被曝を除く)
これに汚染分の年間1mSvを加えて、合計で年間1.64mSv以内を目指す、ということです。
これを時間あたりに直すのですが、いわゆる文部科学省の「屋外8時間、屋内16時間(係数0.4倍)」という計算をもちいます。
すると・・・
1.64mSv(1640μSv)÷365日÷(8時間+16時間×0.4)=0.312μSv/h となります。
このうちの0.012を除いて、0.3μSv/hなら、自然放射線を入れた年間1.64mSvを超えない、という計算だそうです。以前のブログ記事でご紹介した川口市と同じ計算方法です。
ココでのポイントは、食物や呼吸からの被曝と違い、宇宙や大地からの放射線は「屋内では減衰する(係数0.4倍)」という考えに基づいていることです。
・・・ナルホド、私自身の独自基準でも川口市の自然放射線量を採用しています。松戸市の独自基準は、汚染前の数値が分からない以上、自然放射線の数値を加えた全体の放射線量で設定したということになります。
しかし、0.3μSv/hですか・・・これには言いたいことがありますね。まもなくはじまる9月議会の一般質問で言いたいと思います、ぜひ傍聴下さい。(「当面の目安」というのがせめてもの・・・)
あとは、被曝線量低減のための主な対策について、これまでの対策と、これからの予定について列挙されていました。
学校・保育所とも、結構いろいろと取り組まれていますね。今後の方針も練られたものだと感じます。明日にでも紹介します。これらについて言いたいことも、明日にします。
さて、今日はこれから議会質問づくりです。まあ、徹夜しても今晩では絶対終わりませんが。
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メールやコメントいただいたいた皆さん、大変失礼しています。近日中に目を通し、お返事いたします。もう少しお待ち下さい。
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出張測定は、測定器の整備のため、受付を中止しています。整備が完了次第、再開しますのでしばらくお待ち下さい。