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五本松公園

美保関の五本松公園は小高い丘の上にある。
これは途中の景色。日本海に続く美保湾の向こうに大山が見える。
関の五本松とは

  「はぁ~関の五本松 一本切りゃ四本~」

長い船旅ののち島根半島に近づくとようやく帰って来たとほっとする、船人の
目印として親しまれていた五本の松だが、その一本が、松江藩主の、
参道が狭いとか展望が損なわれるとかの手前勝手な理由で、横暴にも切られた。
船人たちはそれを怒り悲しんだが表だった抗議もならず、心の中で、二度とこのような愚行がないことを祈るばかりだった。その思いからできた歌だそうだ。

現代の松は3代目。松枯れ病や、台風などのため倒れることが多い。
    

公園の中は説明板だらけ。これと対照的なのが、かの桜並木。
→「ポトマック河畔の桜」9-1-2


初代の松の姿はコンクリート?で残っている。

昔は観光客でにぎわっていたが、2007年廃止されたリフト。



車輪だけが蔦にからまれ残っている。

下山してもうすぐ道路に出るというとき出窓に黒猫が座っていた。カメラを向けるとゆっくり瞬きし、許可が出たと思い撮り終わったところで、足を踏み外してあやうく転んでカメラを落とすところだった。舟人を安堵させた五本松公園の下には、舟人を惑わすライン河のローレライのような黒猫が待っているのでご用心!

さて登山の後遺症は、09年と違い、まったく無かった。両手に杖(落ちていた枝)を持ち
ゆっくりゆっくり上っただけのことはある。

→「和久羅山(わくらさん)」9-10-13 
 
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