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マーリン


BBCのドラマ。2008ー09のシリーズ1‐2を見終わった。AXNミステリーOn Demandで。

マーリンはイギリスの伝説の偉大な魔法使いで物語や小説に様々な姿で出現するのだが、このドラマでは初々しい青年として登場し若き日のアーサー王と共に成長していく。

アーサーの父ウーサーの支配する王国キャメロットでは魔法は厳禁なので、優れた魔法の能力があってもおおっぴらにできない。度々危機を救いながらも、功績は人に取られる。

西欧のおとぎ話と言えば、姫、王子、ドラゴンが定番らしい。

洞窟に鎖でつながれたドラゴンはマーリンの魂の友で愛らしい。
老人の医者はいつも慈愛深く見守る。
侍女グイネヴィアはいずれ王妃となりランスロットと不倫をするはずだが
その他、毎度毎度、奇怪な魔法使いとか妖怪
王国を襲う敵国が登場する。

イギリス人の心の故郷とも思えるこのキャメロットの世界には、何か荒々しい原初的な空気が漂っている。表面はユーモアに彩られているが、凄みがあり、心をゆする。

2‐13に、「親から受け継いだ力は、親が生きているうちは発揮できない」というくだりに心打たれた。

これがみられるのは今年いっぱいなので、次のシリーズ(3と4)が楽しみだ。

今年初め76歳で亡くなったジョン・ハートの何とも味わい深い声で毎回始まる。
In a land of myth, and a time of magic… the destiny of a great kingdom rests on the shoulders of a young boy. His name… Merlin

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