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アスペルガー症候群

2月10日(木)
このごろ、私の周囲に、アスペルガー症候群が続々と発生している。きのうレンタルで見た「恋する宇宙」(米09)もそうだ※。この中に出て来る「Pretending to be Normal」はこの前「アスペルガー的人生」と言う邦訳で読んだばかりである。
最近、松江の姪がアスペルガーだと判明し、実家では私と母を含めて7人中4人は、その疑いが濃い。故人だが、伯父と叔母がちょっと怪しい。(この探偵、容疑の網を広げすぎかな)
きのう読んだ「ビッグツリー」の著者、東レ経営研究所特別顧問佐々木常夫氏は長男がそうである。「私の子どもはIQが高く記憶力抜群だが、人とのコミュニケーションをとるのが苦手であることもあって、学校ではほとんど邪魔者扱いだった」と言う文から興味を持って彼の本を探したのである。(読売新聞2月6日11面文化欄、本よみうり堂 ビタミンBOOK「画一的教育システムが問題だ」)
私自身小学校の頃から、先生が持て余していたらしいし、中学では級中では物をいわず、高校では自発的に週休2日制を採用していた。15歳の姪も不登校気味である一方1000片のジグソーパズルを1日で仕上げる。
湯浅芳子も、茂吉の妻、斉藤輝子も、そうだったのだろう。私が興味をひかれた人の中にはそう言う人がかなり含まれていると思う。米国の大学はアスペルガーの天国だ※※と、「アスペルガー的人生」の著者リアン・ホリデー・ウィリーは言っている。

※他には「イカとクジラ」「モーツァルトとクジラ」「ソーシャル・ネットワーク」

※※「しっかりした支援体制があり、本人が何らかの分野に深い関心を持っているなら、ASの学生にとって大学時代は実に素晴しいものになることが多い。」
(2月11日追記)

コメント ( 4 ) | Trackback ( 0 )
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コメント(10/1 コメント投稿終了予定)
 
 
 
Unknown (luna)
2011-02-12 18:30:01
興味深いですね。
高校時代のくだりでは思わず笑ってしまいました。
僭越ながら、ご自身は自立心が旺盛だったのではないかと想像しています。

病気のかたもいらっしゃるでしょうが、単なる人間嫌いということも考えられるのではないでしょうか。(もちろん、それにも意味がありますが)

息子はコミュニケーション能力に欠けている訳ではありませんが大の人間嫌いで、中3の3学期、高校受験の真っただ中に不登校でしたよ。
担任教師に「不登校はいくらも経験してきたが、受験真っ最中というのは初めてだ」と言わしめました(笑)

病気と考えれば、人間誰もがなんらかの病名がつきそうですね。
私自身も「執着をなかなか手放せない病」とか、「目論み通りに物事が運ばないとイラっとする病」とか、「毒を吐きだしたら止まらない病」とか、いくらでも探す自信があります(笑)
 
 
 
Unknown (Bianca)
2011-02-13 12:54:13
lunaさま
コメント有難うございます。>ご自身は自立心が旺盛だったのではないかと・・・>単なる人間嫌いということも・・・>病気と考えれば、人間誰もがなんらかの病名がつきそう・・・
わたしは別にヘンな人種ではないと慰めて下さりたいのでしょうが、いえいえ、私は確かにヘンなのです。見かけは正常人と変わっていないかもしれませんが。その内にヘンの所以を明して見せます。
ただ、アスペルガーとは言えないかもしれません。アインシュタインと同じでは畏れ多いですからネ。
 
 
 
Unknown (luna)
2011-02-13 14:11:07
いえいえ、慰めているつもりは全くないです・・・ってキッパリ言うのも失礼ですね?

犯罪などに繋がるのはさすがに言い逃れはできませんが、そうでなければ誰もがみな他者から見れば「あいつヤバいんじゃね?」というような部分をたくさん持っていて、それが個性ではないかな?と。

そういった意味でですが、ご自身の「ヘン」とおっしゃるところも実は出逢った時から私は感じていたので、明していただくお手数は省いてください(笑)
でも、それも自分の中ではたくさんの有意義な思い出となっていて、最近はよく思い返したりしていますよ。

 
 
 
Unknown (Bianca)
2011-02-13 19:20:31
証明の手間が省けて嬉しゅうございます。たしかに「あいつヤバインじゃね?」というような人物は見渡せばいくらでも転がっていますねえ。
 
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