映画の感想など・・・基本的にネタばれです。
しづのをだまき
クロード・シャブロル監督逝く

Claude Chabrol(1930-2010)上は「いとこ同志」
9月12日にクロード・シャブロルが80歳で亡くなった。ヌーベルバーグの旗手として登場し、長い間フランス映画界を支えてきた彼。と言っても、難解で鳴らしたゴダールなど比べて、どの映画も何となく親しみやすかった。初期の作品は80年代にアテネ・フランセや日仏会館で、90年代初めに池袋のシネマ・セレサでも見ている。「石の微笑」は大阪を去る直前の07年9月に第七芸術劇場で見、一番最近見たのは「愛の地獄」→2010・6・21。中でも「女鹿」「他人の血」「クリシーの静かな日々」は特筆したい。「赤と青のブルース」も。理由はジャクリーヌ・ササールとか、マリー・ラフォレとか、ボーヴォワールに思い入れがあるから、と言うだけだが・・・。ただ、「クリシーの静かな日々」は、監督が誰かではなく(今日改めてシャブロルだと知り驚いた)映画自体を素晴しいと思った。白黒のスタイリッシュな映像、自転車競走をし、飢えて歯磨きを食べるシーンはインパクトがあった。私の見たのは・・・
制作年代
1957 美しきセルジュ
1959 いとこ同志
1960 赤と青のブルース
1965 パリところどころ
1968 女鹿
1973 血の婚礼
1973 ムッシューベベ
1974 パーフェクトなんてありえない
1984 他人の血
1988 主婦マリーがしたこと
1990 クリシーの静かな日々
1991 ボヴァリー夫人
1994 愛の地獄
→「愛の地獄」10-6-21
コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )
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クロード・シャブロー結構みてらっしゃるんですね。私は生憎ボヴアリー夫人位しか見てないのですが。ビアンカさんが押す3作早速レンタルです! 来週から東京滞在なので時間を見つけて「キャタピラー」と見てこようと思いますが、既に見られましたか??