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【映画】ローマ帝国に挑んだ男パウロ

2000年 伊など TV映画 176分 DVDで鑑賞 監督 ロジャー・ヤング 出演 ヨハネス・ブランドラップ トーマス・ロックヤー バルボラ・ボブローヴァ フランコ・ネロ

聖パウロの生誕2000年を記念して作られた伝記映画。
彼は初めキリスト教徒を迫害する側だったが、ダマスクスへの途上で突然天から「何故私を迫害するか」と言う声がして、盲目になった。が3日後に言われたとおり真直ぐな道のアナニヤを訪ねて、かれによって癒された。「目から鱗」はこの時から使われるようになった。それ以後、イエス・キリストの熱烈な信者となり、果敢な宣伝マンになる。また新約聖書「コリント人への手紙」の美しい激しい言葉で有名だ。
映画は前後編に分かれ、3時間近い長編だ。ヤコブ、ペテロ、ヨハネという使徒たちがそれぞれの風貌と個性を持って登場する。主役は一見チャールトン・ヘストンに似ていたので、昔のハリウッド映画かと思って借りたが、最近の映画だった。パウロの人生は波乱万丈で、冒険物のようで面白い。

ダマスクスは30数年前、私が初の海外渡航したシリアの首都。旧市街に「真直ぐな道」と聖アナニヤ教会が今もあるそうだ。そうだと言うのは、当時は、おろかにも見ていなかったから。
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今年もよろしくです (J.T.)
2010-01-02 00:25:19
3時間近くありますが、面白そう。
聖サンフランシスコを描いたフランコ・ゼフィレッリ監督のブラザー・サン シスター・ムーンはちょっとミュージカル仕立てでしたが、こちらは人間味のあるリアルな映画なのでしょうか?
年の初めにみるにはいい映画かもしれませんね。
なかなかコメントできませんが時々よらせていただいてレビューを楽しく読ませていただいてます。
それでは、今年もよろしくです。
 
 
 
J.T.さん (Bianca)
2010-01-03 21:09:59
早々のお出で、有難うございます。お元気でしたか?この映画、何しろ奇跡だらけなので、リアルと言えるかな・・・しかし、名前だけ知っていた人たちが、生身で登場することだけでもすごい。パウロは、何ごとにも徹底して突き進む性質と霊感に強い所、言語能力の高さ、外国で宣教した所などが、素朴なほかの弟子とは違い、親しみが持てる点。映画としても、75-80点やれるのじゃないかと思います。機会があればご覧下さい。CCさんも中国から帰り、ブログに復帰したようです。本年もどうぞよろしく!
 
 
 
Unknown (C.C)
2010-01-06 17:25:14
ビアンカさん、噂のCCですっ、明けましておめでとうでございます~!JTさんのコメントにあるゼッフェーリ、彼のバイオグラフィーをこの夏読みました、彼のオペラや映画の逸話、そしてビスコンティとの葛藤など、読み応えのある内容でした。この作品「パウロ」、今年のクリスマスに見ようと思います(笑)クリスマスの時期になるとゼッフェーリの「ナザレスのキリスト」がいつもTVで流れているので(何度見た事か!)今年はこれデス!
 
 
 
CCさん (Bianca)
2010-01-07 14:30:50
おっ、何処からかともなく現れましたね、3人がそろいうと同窓会のようですね。えっクリスマスに見ようですって???そのゆったりした感覚はさては英国流でしょうか、それとも中国から持ち帰りましたか。これはその位に落ち着いて見たい映画です。2000年前のことですから。ゼフェレッリの伝記おもしろそうですね。私も探してみよう。
 
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