先日、わたくしの好きな某先生の古典講座があった。
以前から書いている、風吹ジュンさん似の相当な美人
おまけにお化粧が薄く、お上品なお召し物
髪は長く、真線(ますぐ)で黒い
頭良し、器量良しだし☆
古典の先生とだけあってたいへん人間的に面白く中味が深い☆
古典を美化するだけではなく、本質を読み取っておられる☆
こういう女性も、憧れるわ☆と、毎回思う。
今回の講義は『方丈記』
そして講座内容もたいへん充実&満足
面白かったでございます☆
この先生の授業は長年にわたり受講させて頂いております。
古典が好きになったきっかけを与えて下さいましたのは、この偉大なる先生のお力が大きいのでございます。
他にも大きな力がございました。
高校の古典の先生も、豊かな方でございました。古典を読む響きは今も覚えております。
そして、ことあるごとにアドバイスを重ねてくれる家族もおります。
わたくしは 幸せ者なのではないかと、こそばがゆいことを考えながら、毎日ちんまりたらたらと本と挌闘しておりまする☆
59: 『江戸戯画事典』 清水 勲 編著 臨川書店
12コマで仏の道を説く 『一休骸骨』延宝3年(1675)
百面相 『顔づくし落ばなし』
清水 勲 編著
臨川書店
A5判上製・288ページ(図版約400点、口絵カラー2頁)
定価3,990円(本体3,800円)
江戸戯画の世界を漫画史の視点で読み解く
葛飾北斎・歌川国芳・歌川広重・河鍋暁斎ら著名人から、無名絵師の手によるものまで、洒落と諷刺に富んだ総400点超の江戸時代の戯画作品を、鳥羽絵/狂画/草画といった当時の用語と、キャラクター/コマ表現/ナンセンス漫画といった現代の漫画用語で分類・解説する。江戸戯画の世界を漫画史の視点で読み解く、新たな試み。
【目次】
口絵(カラー)/ はしがき
第部 江戸戯画の世界
戯画本と戯画浮世絵
第部 江戸戯画―用語からの分類
1、描写精神・画論を説くための用語
2、遊び絵・想像画の戯画風表現に使われる用語
3、冠詞的戯画表現用語
4、接尾語的戯画表現用語
5、笑い絵(戯画春画)
6、近代以降に生まれた江戸戯画用語
第部 江戸戯画―表現からの分類
1、鳥羽絵の世界
2、江戸の戯画本
3、江戸の戯画キャラクター
4、江戸戯画のコマ表現
5、江戸のナンセンス漫画
6、江戸の鳥獣戯画
7、江戸の諷刺画
江戸戯画史年表/江戸絵師略歴/参考文献/索引
(データーは全て臨川書店公式HPより)
八月初旬から読み始めていた『江戸戯画事典』をようやく読了。
たいへん興味深く楽しめる物であった。
だが、事典と題名にもあるように、中程には用語がずらり、説明がずらりといった具合に並んでいる。
また、図の南房が打ってあるのだが、番号には違う図が載っており、ページを十枚ほどめくると説明に相応する絵が出てくることが度々あった。
これは校正者の問題かもしれない。
事典に対しての図が無い場合ももちろん多い。
以上の様に書いているが、『江戸戯画事典』は大変に楽しい。
今まで阿智他こちらの展覧会で見たことの有る絵が結構多くあることに気づく。
するとその図は本書から飛び出てきて、わたくしの心とてをつなぐ。
幕府を批評したもの、民衆を描いたもの、役者や遊女…
今回感心したのが 鳥羽絵
これはデッサン力は長けているのに、ひょうきんで肩すかしをくわされた間がある。
図に載せられた絵の表現や詞書を丁寧に読み遊んでいると、相当な時間がかかる。
簡単で楽しい本だが、それだけに読了後に満足感が味わえる。
ご興味のおありになられます方は、是非どうぞ☆
58: 『○○漫録』
データーは奈良県立情報図書館公式HPより引用▼
解題
「○○漫録」は、奈良奉行所の与力玉井定時およびその子孫の著述ならびに写本など全78巻の寄託文書。「○○漫録」の名称は、狭義には表紙に「○○漫録」とある22~29巻をさし,広義には全78巻をさす。 このうちの大部分が、定時の著述・筆写になる。定時は、通称与左衛門、以長斎と号し、奈良奉行所与力井関六大夫の長男として正保3年(1646)生まれ、宝永4年(1707)に隠居、享保5年(1720)75歳で没した。
定時は、執務記録のほか、与力在任中あるいは隠居後に執務上の興味のおもむくままに大和国内の在町在郷の神官・僧侶・町年寄・庄屋や他藩士から記録・由緒書などを借覧して筆写したものが多い。 このうち、「大和名勝志」全16巻、「大和国著聞記」全3巻、「里程大和州著聞記」全1巻は、大和・南都に関する地誌である。なかでも、「大和名勝志」は、単なる名所案内記ではない。 随所に寺社等で臨写した縁起・由緒書だけでなく、朱印状や大和武士の系譜、城主などについても詳しい。諸書を博覧した出色のものである。 また、「大和国著聞記」のなかには、大和で最も古い郷帳があり、江戸初期の領主が確認できる。
在任中の役務に伴う記録としては、天和3年(1683)「大和州川々検聞記分記」をはじめ、元禄十年(1697)「遠方寺社巡見記完」、「元禄十丁丑年山陵記録」などがある。
毎日取り組んでいた訳ではないので、40日ほどかかって『○○漫録』のごく一部を読む。
まずはいただいた資料。
わが家のコピーの関係上1/2に大きさ(A4)煮なおすと、写真のような文章が52枚。
一見難しいように見えるが、これまで二年間学んできた文字が多く、その応用。なので、知っている筈の文字が結局出てこない場合、落胆する。
時間がかかった。いただいた資料を全て読むのに、何十時間を費やした。(あまりにも長い時間なので、正確な時間は教えて上げないw^^w)
『○○漫録』の読みに関しての一度目はできるだけ早く読みたいと思い、コピー要しの右横に文字を書き写した。
今のところ、ここまで。
しかし、まだまだ、これからがたいへん
意味の分からない内容画多くあるので、もう一度原稿用紙に記入し、よ古に読み方を下記、意味も調べねばならない。
時間がかかる…☆
やりたいこと、見たい物が多く、嬉しい悲鳴をあげている。
57: 『奈良県○○文書』より「事務○継演説書及び図書○簿○録」の一部
もうずいぶん前になるが、『奈良県○○文書』より「事務○継演説書及び図書○簿○録」の一部を読み、原稿用紙に書き写す。
意味の分からない単語は複数辞書で調べては見たが、他の文献や資料まで引き出して調べるにはいたらない。
同じ資料を読み込み解き調べ上げた方々の熱意に圧倒されつつ、本の読み方について考えさせられた今年度前半。
他の本を読む場合も諸先輩方に見習って註釈に出てくる本などを調べながら読むと、なかなか前に進まない。
今年はまだ57冊目。正確には本の57記録目。
ノートを付けたり、書き写したりすることが多い。
何冊もの本を併読しながら読んでいるので、それも記録数ののびない原因かもしれない。
まぁ
何事もマイペースで☆
楽しい時間をつなぎ合わせたい☆
(写真は、イランのバンダレ・アーザーリー)
7月6日 (土曜)大和高田 さざんかホール
奈良県の大和高田市さざんかホールで、国学院大学の近藤好和先生の興味深いお話とや「『長唄 橋弁慶』弁慶:花柳寿楽(3代目)牛若丸:花柳楽彩」や上原まりさんの「『那須与一』 (筑前琵琶)」などを楽しませて頂きました。
以前にも書きましたが、わたくしは弁慶好き。
国芳の浮世絵『勧進帳』(2/3)を見てはうっとり、幸四郎丈の『勧進帳』を思ってはニンマリしているようなわたくしメございます。
前回は国学院大学の近藤好和先生の記録をつけましたが、今回どうしても記録しておきたいのは、「『長唄 橋弁慶』弁慶:花柳寿楽(3代目)牛若丸:花柳楽彩」
このお舞台が素晴らしく、格好よく、お品があって、見とれたわたくしでした。
花柳楽彩さんの牛若丸もステキでした☆
そして!☆
花柳寿楽さん(3代目)の弁慶
品格があり、きりりと引き締まり、緊張感があり、形が素晴らしいのです。
おまけに 相当知性的で二枚目の弁慶を演じられました。
動きは大きくやさしく鋭く、緊張感は緊迫感へと変化してゆきます。
難しいことはわかりませんが、足の運びが好きでした。お顔の決めや所作も好きでした。
素晴らしい舞台でした。
舞踊を見た当日は実に興奮し、家族に話し続けておりました。
翌日、翌々日そして一ヶ月以上たった今も、花柳寿楽さん(3代目)の弁慶の表情や動きを思い出します。
昨日読了いたしました『江戸戯画事典』(清水勲編著)によると、弁慶は日本人に好まれるキャラクターのベスト5に入るとありました。
わたくしの好きな弁慶。
また一つ好きな弁慶が増えたことを喜んでおります。
花柳寿楽さん(3代目)、花柳楽彩さん、ありがとうございました。心より御礼申し上げます。
2013.7.6(土)奈良県大和高田市さざんかホール 大ホール
2013年06月19日
義経・与一・弁慶・静 合同サミット in 大和高田
[日時]2013.7.6(土)
[会場]さざんかホール 大ホール(奈良県大和高田市)
[時間]12:00開場 13:00開演
13:30~記念講演
14:30~14:50 『白拍子静の舞』 村山左近(舞)野中久美子(能管)川村旭芳(筑前琵琶)
14:50~15:10 『那須与一』 上原まり(筑前琵琶)
15:10~15:30 『長唄 橋弁慶』弁慶:花柳寿楽(3代目)牛若丸:花柳楽彩
15:30~17:00 シンポジウム
[料金]無料
大和高田市企画法制課 観光企画調整係 Tel:0745-22-1101
データーは全て奈良県大和高田市 公式HPより引用
7月6日 (土曜)大和高田 さざんかホール
奈良県の大和高田市さざんかホールで、国学院大学の近藤好和先生の興味深いお話とや「『長唄 橋弁慶』弁慶:花柳寿楽(3代目)牛若丸:花柳楽彩」や上原まりさんの「『那須与一』 (筑前琵琶)」などを楽しませて頂きました。
以前にも書きましたが、わたくしは弁慶好き。
国芳の浮世絵『勧進帳』(2/3)を見てはうっとり、幸四郎丈の『勧進帳』を思ってはニンマリしているようなわたくしメございます。
前回は国学院大学の近藤好和先生の記録をつけましたが、今回どうしても記録しておきたいのは、「『長唄 橋弁慶』弁慶:花柳寿楽(3代目)牛若丸:花柳楽彩」
このお舞台が素晴らしく、格好よく、お品があって、見とれたわたくしでした。
花柳楽彩さんの牛若丸もステキでした☆
そして!☆
花柳寿楽さん(3代目)の弁慶
品格があり、きりりと引き締まり、緊張感があり、形が素晴らしいのです。
おまけに 相当知性的で二枚目の弁慶を演じられました。
動きは大きくやさしく鋭く、緊張感は緊迫感へと変化してゆきます。
難しいことはわかりませんが、足の運びが好きでした。お顔の決めや所作も好きでした。
素晴らしい舞台でした。
舞踊を見た当日は実に興奮し、家族に話し続けておりました。
翌日、翌々日そして一ヶ月以上たった今も、花柳寿楽さん(3代目)の弁慶の表情や動きを思い出します。
昨日読了いたしました『江戸戯画事典』(清水勲編著)によると、弁慶は日本人に好まれるキャラクターのベスト5に入るとありました。
わたくしの好きな弁慶。
また一つ好きな弁慶が増えたことを喜んでおります。
花柳寿楽さん(3代目)、花柳楽彩さん、ありがとうございました。心より御礼申し上げます。
2013.7.6(土)奈良県大和高田市さざんかホール 大ホール
2013年06月19日
義経・与一・弁慶・静 合同サミット in 大和高田
[日時]2013.7.6(土)
[会場]さざんかホール 大ホール(奈良県大和高田市)
[時間]12:00開場 13:00開演
13:30~記念講演
14:30~14:50 『白拍子静の舞』 村山左近(舞)野中久美子(能管)川村旭芳(筑前琵琶)
14:50~15:10 『那須与一』 上原まり(筑前琵琶)
15:10~15:30 『長唄 橋弁慶』弁慶:花柳寿楽(3代目)牛若丸:花柳楽彩
15:30~17:00 シンポジウム
[料金]無料
大和高田市企画法制課 観光企画調整係 Tel:0745-22-1101
データーは全て奈良県大和高田市 公式HPより引用
『古都』
筋書きも役者さんも素晴らしく、充実の時間を過ごすことができた。
京都の色々な場面が展開され、懐かしくうれしく感じた。
岩下志麻さんは二役を演じこなされ、また美しさもひとしお。
岩下志麻さんの流暢な京都弁も心地よい。
川端康成は好きな作家の一人なので、自然体でこの映画を受け入れることができた。
あっぱれじゃ!
監督:中村登
原作:川端康成
脚本:権藤利英
出演:岩下志麻 吉田輝雄 早川保 長門裕之 環三千世 東野英治郎 宮口精二
1963年
松竹
106分
カラー
川端康成の同名小説を叙情的に描いた文芸作。京都の呉服問屋の一人娘として何不自由なく育てられた千恵子は、自分が捨て子だったという事実を知り、本当の両親に対する思いが募る。そんなある日、彼女は清滝川沿いの北山杉のある村を訪ね、そこで杉の丸太を磨いている女たちの中に自分そっくりの顔の女性を見つける。 米アカデミー外国語映画賞ノミネート
『象を喰った連中』
面白かった。
ドイツ語医学書二冊、ふたりで掛け合いながら読んだ場面が洒落ていて、歌舞伎を思い浮かべた。
監督・脚本:吉村公三郎
脚本:斎藤良輔 池田忠雄
出演:笠智衆 原保美 日守新一 安部徹 神田隆 村田知栄子
1947年
松竹
84分
モノクロ
動物園で病死した象の肉を、それとは知らずに5人の男が食べてしまう。ところが、その象が猛毒の細菌に冒されていて、肉を食べた人間は24時間後に死ぬことが判明。男たちは大慌てで解毒の注射を取り寄せるが、届いた注射は4人分しかなく・・・。戦後の食糧難の世相を背景に、人間の持つエゴイズムを風刺をこめて描いたドタバタコメディ。
『菅原伝授手習鑑~寺子屋』
出演:松本幸四郎 坂東三津五郎 中村福助 中村亀寿 澤村由次郎 中村東蔵 坂東彦三郎 中村魁春
各役者さんたちに拍手
2013年
90分
カラー
忠義のため我が子の命を差し出す夫婦の思いは…。 歌舞伎座「こけら落とし五月大歌舞伎」から重厚な義太夫狂言の名作を。 寺子屋を営む武部源蔵は、かくまっている菅丞相の嫡子菅秀才の身替りに、今日寺入りしたばかりの子供の首を討って、首実検にやって来た松王丸に差し出した。だがその子こそ松王丸の一子小太郎。松王丸は菅丞相に敵対する藤原時平に仕えていたが、今こそ恩義のある菅丞相に報いようと、女房の千代と申し合せ、あらかじめ身替りになるように我が子を差し向けたのだった…。幸四郎の松王丸に、三津五郎の源蔵、福助の戸浪、亀寿の涎くり、彦三郎の玄蕃、魁春の千代で。 (2013年/平成25年5月・歌舞伎座)
松王丸役の幸四郎さんの『菅原伝授手習鑑~寺子屋』を見た。
この舞台は新しくなった歌舞伎座の杮落しで披露された演目で、今回、衛星劇場初の登場。
イヤーー!良かった☆
重厚や! 歌舞伎や歌舞伎やと心が流行る、
役者さんたちみなさんが一丸となられて、一つの古典歌舞伎をつくりあげておられた。そんな気持ちが和楽師たちにも伝わってくるのが嬉しい。
きを衒ったり新しい歌舞伎を作り出すことだけに集中市内で、次の世代にも、こういったシンの有る歌舞伎らしい古典歌舞伎を受けつないで行って欲しい。
先日小笠原流法に次の様なことが書かれていた、
『形』と『型』は大きく違う、
『形』荷は人間の心が通い、『型』は形式が大きく作用する。
その言葉を頭に入れて、例えば歌舞伎を見てみた
なるほど。上手いとされる役者さんは、話す台詞に気故知がつうじる;
56: 「田村」 『大成版 観世流謡曲百番集』『新日本古典文学大系 謡曲百番集』より
今朝ネットで能楽「田村」を楽しませて頂き、興奮覚めやらずな感じのまま、『大成版 観世流謡曲百番集』『新日本古典文学大系 謡曲百番集』より「田村」を読む。
『大成版 観世流謡曲百番集』は全て声に出して読んだが、謡曲が歌舞伎町び変わったり、ただの朗読になったり…と言う訳で、目の前にいた家族に大変な迷惑をかけてしまった…かもしれない^^
謡曲は聞くのは良いが、わたくしの場合においては、いざ実際に自分が試みてみると、まわりは地獄也。
さて 謡曲「田村」
この話、絵巻物ののように話の展開や場面や人や観世音菩薩の表情が目に浮かぶ。
わたくしの場合、この話においては土地感の有るところが多いので、親しみ深い。
謡曲「田村」を実際に楽しみたい。CDも欲しい。
能楽が見たい!聴きたい!楽しみたい!
能 田村
sinsen shibata·様よりお借りしました。ありがとうございます☆
早朝から目覚め、読書、ユーチューブでの能楽三昧です。
京都観世会館で定期能を楽しみたいです☆
動画の能 田村☆カッコいいです☆力強いです☆
謡曲百番集で読んでみようと思います☆
CDを購入しようかと思っています。
お食事準備や家事の途中に、謡曲を聴いていたいから。
能 田村
sinsen shibata·様よりお借りしました。ありがとうございます☆
54: 『江戸戯画事典』
清水 勲 編著
臨川書店
A5判上製・288ページ(図版約400点、口絵カラー2頁)
定価3,990円(本体3,800円)
江戸戯画の世界を漫画史の視点で読み解く
葛飾北斎・歌川国芳・歌川広重・河鍋暁斎ら著名人から、無名絵師の手によるものまで、洒落と諷刺に富んだ総400点超の江戸時代の戯画作品を、鳥羽絵/狂画/草画といった当時の用語と、キャラクター/コマ表現/ナンセンス漫画といった現代の漫画用語で分類・解説する。江戸戯画の世界を漫画史の視点で読み解く、新たな試み。
【目次】
口絵(カラー)/ はしがき
第部 江戸戯画の世界
戯画本と戯画浮世絵
第部 江戸戯画―用語からの分類
1、描写精神・画論を説くための用語
2、遊び絵・想像画の戯画風表現に使われる用語
3、冠詞的戯画表現用語
4、接尾語的戯画表現用語
5、笑い絵(戯画春画)
6、近代以降に生まれた江戸戯画用語
第部 江戸戯画―表現からの分類
1、鳥羽絵の世界
2、江戸の戯画本
3、江戸の戯画キャラクター
4、江戸戯画のコマ表現
5、江戸のナンセンス漫画
6、江戸の鳥獣戯画
7、江戸の諷刺画
江戸戯画史年表/江戸絵師略歴/参考文献/索引
(データーは全て臨川書店公式HPより)
第部の戯画本と戯画浮世絵、第部の1、描写精神・画論を説くための用語・2、遊び絵・想像画の戯画風表現に使われる用語を読む。
『江戸戯画事典』は大変面白く、博物館で丹念に説明を読みメモ書きしている感覚を思い起こさせてくれる。
実際に見たことの有る浮世絵も載せられ、丁寧に解説され、どんなに充実した時間を過ごすことができるかと思えばいてもたってもいられず、読んでいる途中に記録することにした。
ご興味のおありの方は、是非どうぞ。
但し途中の挿入図録は白黒。口絵カラーあり。
歌舞伎絵
楽屋を描く
わたくしはこの画を見て、幸四郎丈出演の『夢の仲蔵 千本桜』(松竹座)とテレビで見た『栄屋異聞影伝来~夢の仲蔵』(中日劇場)を思い浮かべた☆
53: 『演者と観客 生活の中の遊び』(日本民俗文化大系7)第1章~第2章(2)(5-140)』
昭和五十九年 初版
小学館
日本民俗学会
494ページ 4500円
著者代表 大林太良
網野善彦
大林太良
高取正男
谷川健一
坪井洋文
宮田 登
森 浩一
何か気になると手にとる『演者と観客 生活の中の遊び』、今回は以前にも読んだ第1章~第2章を読む。
読んでいると、なにかしらん落ち着く 『演者と観客 生活の中の遊び』
日本民俗文化大系は全14巻+別巻 総索引があるのだが、わたくしの所蔵は第7巻のみ
この本もわたくしの大切な一冊
付箋がにょきにょき角を出している。
第1巻 風土と文化―日本列島の位相
第2巻 太陽と月―古代人の宇宙観と死生観
第3巻 稲と鉄―さまざまな王権の基盤
第4巻 神と仏―民族宗教の諸相
第5巻 山民と海人―民族宗教の諸相
第6巻 漂白と定着―定住社会への道
第7巻 演者と観客―生活の中の遊び
第8巻 村と村人―共同体の生活と儀礼
第9巻 暦と祭事―日本人の季節感覚
第10巻 家と女性―暮らしの文化史
第11巻 都市と田舎―マチの生活文化
第12巻 現代と民族―伝統の変容と再生
第13巻 技術と民族(上)―海と山の生活技術誌
第14巻 技術と民族(下)―都市・町・村の生活技術誌
別巻 総索引