乱鳥の書きなぐり

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映画 『古都』川端康成 中村登監督 岩下志麻 1963年 /『象を喰った連中』 

2013-08-07 | 映画



 『古都』

 筋書きも役者さんも素晴らしく、充実の時間を過ごすことができた。
 京都の色々な場面が展開され、懐かしくうれしく感じた。
 岩下志麻さんは二役を演じこなされ、また美しさもひとしお。
 岩下志麻さんの流暢な京都弁も心地よい。
 川端康成は好きな作家の一人なので、自然体でこの映画を受け入れることができた。
 あっぱれじゃ!
 

監督:中村登
原作:川端康成
脚本:権藤利英
出演:岩下志麻 吉田輝雄 早川保 長門裕之 環三千世 東野英治郎 宮口精二
1963年
松竹
106分
カラー
川端康成の同名小説を叙情的に描いた文芸作。京都の呉服問屋の一人娘として何不自由なく育てられた千恵子は、自分が捨て子だったという事実を知り、本当の両親に対する思いが募る。そんなある日、彼女は清滝川沿いの北山杉のある村を訪ね、そこで杉の丸太を磨いている女たちの中に自分そっくりの顔の女性を見つける。 米アカデミー外国語映画賞ノミネート



 『象を喰った連中』  

 面白かった。
 ドイツ語医学書二冊、ふたりで掛け合いながら読んだ場面が洒落ていて、歌舞伎を思い浮かべた。

監督・脚本:吉村公三郎
脚本:斎藤良輔 池田忠雄
出演:笠智衆 原保美 日守新一 安部徹 神田隆 村田知栄子
1947年
松竹
84分
モノクロ
動物園で病死した象の肉を、それとは知らずに5人の男が食べてしまう。ところが、その象が猛毒の細菌に冒されていて、肉を食べた人間は24時間後に死ぬことが判明。男たちは大慌てで解毒の注射を取り寄せるが、届いた注射は4人分しかなく・・・。戦後の食糧難の世相を背景に、人間の持つエゴイズムを風刺をこめて描いたドタバタコメディ。



コメント (6)
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