乱鳥の書きなぐり

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『絵入 好色一代男』 12   巻二 世之介 十七歳   『誓紙のうるし判』『奈良木辻町の事』

2021年03月06日 | 井原西鶴

 

 

『絵入 好色一代男』 12   巻二 世之介 十七歳  

『誓紙のうるし判』『奈良木辻町の事  

 

 

 

二巻 世之介 十七歳

 

 

 誓紙のうるし判、くちるまで

 とあるので、たいそうな心構えのように思えるが、浄瑠璃に出てくる起請文は、血で版を押し互いに交換する。

 気楽さが伺えるような気がするが、うるし判も出回っていたようなので、断定致しかねるところである。

 

 

 世之介、子供の頃から、ずっと桜模様の着物で描き分けられている。

 

 

 

 思案橋(大坂) : 荒砥屋孫兵衛可心, 天和2[1682]

 早稲田大学ライブラリィ

 

 絵入  好色一代男  井原西鶴
 天和二壬戌年陽月中旬 
 大阪思案橋 孫兵衞可心板

 

 岩波日本古典文学大系

 

 

一巻

『絵入 好色一代男』 1   巻一 世之介 七歳   「けした所が恋はじめ」「こしもとに心あること」

『絵入 好色一代男』 2   巻一 世之介 八歳   「はづかしながら、文言葉」「おもひは山吹の事」

『絵入 好色一代男』 3   巻一 世之介 九歳   「人にハ見せぬところ」「ぎやうずいよりぬきみ事」    『五月四日』『起上り小法師』

『絵入 好色一代男』 4   巻一 世之介 十歳   「袖の時雨ハかくるが事」「はや念者ぐるひの事」

『絵入 好色一代男』 5   巻一 世之介 十一歳  「たづねてきくなどちぎり」「伏見しもくまちの事」

『絵入 好色一代男』 6   巻一 世之介 十二歳  「ぼんのうの垢かき」「兵庫風呂屋者の事」

『絵入 好色一代男』 7   巻一読了 世之介 十三歳  「わかきは当座はらひ」「八坂茶屋の事」

二巻

『絵入 好色一代男』 8   巻二目録 世之介 十四歳〜二十歳

『絵入 好色一代男』 9   巻二 世之介 十四歳  『はにふの寝道具』『仁王堂飛子宿の事』

『絵入 好色一代男』 10   巻二 世之介 十五歳   『髪きりても捨てられぬ世』『後家なびける事』

『絵入 好色一代男』 11   巻二 世之介 十六歳   『女はおもハくの外』『京河原町の事』

『絵入 好色一代男』 12   巻二 世之介 十七歳   『誓紙のうるし判』『奈良木辻町の事』

 

 

 

 

 

 

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