「蔵出し!名舞台 七世 中村芝翫」
私の大変好きな役者の一人であった、七世 中村芝翫丈の「蔵出し!名舞台 七世 中村芝翫」を見た。
録画などで馴染みのある舞台もあり、懐かしさで胸がこみ上げてきた。
渡辺保曰く
「奇跡に奇跡を重ねた役者であった(要約)」
と。
「うりざね顔で、現在で演じるのではなく、江戸時代に戻って演じている(要約)」
だとおっしゃっていた。
そんなに難しいことは私にはわからないが、七世 中村芝翫丈は
浮世絵から飛び出してきた感が大きい
形と止めが美しく、しっかりしている。
七世 芝翫が舞台に出てくるだけで、心が浮き立つ。
七世 芝翫が舞台に出てくると、オレンジっぽい茶色の空間が、彼を取り巻く。
舞台に立つだけで、後光がさしていた。
とにかく、うまい。
とにかく、好きだった。
今でも、随分多くの舞台を思い出し、お家で度々名前が出てくる役者、芝翫。
丈懐かしい七世 中村芝翫丈を見て、そんなことを考えていた。
司会・高橋英樹 中條誠子
ゲスト 渡辺保(演劇評論家)
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