時間がかかるのは承知の上で、本ブログのカテゴリーの分類をしてみた。
欲しかった書物を手に入れることができたので、思い切って整理したというわけだ。
2006年から始めたブログだが、本日たまたま4950日目に当たる。
今年中には五千日を迎え、新春には祝いの門出を迎えるという、誠喜ばしいブログである。
ブログを作った当初は、半ばパン作りと雑多な記録で、毎日飽きもせで、おかずパンや菓子パンや食パンを焼いていた。
焼いては写真を突りブログにアップしては家族に食べさせる。
共同作業の賜物のようなブログであった。
何年かして、パンの生地じゃ全て消去させていただいた。
が、今でもお料理は家事の中心的イベントというくらいに好きな青遊ぶなので、毎日機嫌よく料理をこなしている。
その頃は今よりも盛んに歌舞伎や能楽を見ていたが、芝居ファンや舞台のファンの中傷を避けて、カタカナや抜け落とし文字で題名と出演者のみ程度の記録をつけていたことが懐かしい。
ただ、カタカナやローマ字で書いても、検索すればヒットする場合があるということを、のちになって知ることになったのだが‥‥‥。
本ブログのカテゴリーの分類に当たって、過去を振り返り、当時のことを鮮明に思い浮かべる生地のタイトルも多くあった。
また、その時期により、読書の好みが集中している傾向にあり、何時頃には何に関心があったかを改めて把握できた。
読書一つを取り上げてもその変化は面白い。
この十数年を通して、中国、イラン、民俗学、心理学、健康、経済、詩歌、和歌、昔読んだ懐かしい小説、木木高太郎、古典、歌舞伎浄瑠璃、謡曲、説経節、古文書、絵巻物、和本(陰影本含む)
と、私の読書歴を感じる。
面白いのは民俗学関係の赤松啓介氏、彼の全集(全六巻)は全て読了したが、記録を省いていること注目したい。私も、ブログの半ば頃は、心は乙女であったのか?(笑)
齢を重ねた今や、カテゴリーにさへ柳田國男氏と肩を並べて書いているというのに、である。
面白いことを発見した、
私の絵巻物が好きと言った原点は、もちろん古典や絵画が好きと言ったことを基本としているが、大きな影響を受けた本が民俗学者である、私の尊敬する宮田登氏(共著)の一冊がきっかけとなった。
『日本異界絵巻』という本だが、今回整理したカテゴリーの「絵巻物、縁起絵巻、巻物、絵解き掛け軸」分野では、一番初めに記録されていた。
『日本異界絵巻』宮田登 小松和彦 鎌田東二 三人による共筆
「絵巻物、縁起絵巻、巻物、絵解き掛け軸 」カテゴリー一覧
古い順
今年も余すところ五十日前後となった。
毎年書いているかもしれないが、11月12月は私にとって重要な予備の期間である。
1月から10月までのように自分の時間を目一杯楽しむと言ったスタイルを保ちつつ、新たな心地良い年を迎えるため準備と努力の怠らず準備をするという、予備とはいえ大変に忙しいやりがいのある日々を過ごすことになる。
昨年の12月には多少無理が生じ、原付ミニバイクでこけ、今も多少の後遺症は残るが、今年は安全第一をモットーに頑張りすぎず全力で満足のいく日々を過ごそうと思う。
ブログにより十数年の過去の志向や生活の一部を振り返ることができ、新たに前に進むことができよう。
今考える、これからの人生ややりたいことを見つめる上で、大変参考になった。
日々可被精進為遊楽也
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