乱鳥の書きなぐり

遅寝短眠、起床遊喰、趣味没頭、興味津々、一進二退、千鳥前進、見聞散歩、読書妄想、美術芝居、満員御礼、感謝合掌、誤字御免、

映画『ギルバート・グレイプ』  ジョニー・デップ  デオナルド・ディカプリオ

2009-09-03 | 映画



         『ギルバート・グレイプ』 What's Eating Gilbert Grape





 この映画の好きさ ★★★★★ ★★★★☆

 おすすめ度 ★★★★★ ★★★★☆


 1993 アメリカ 117分

 監督 ラッセ・ハルストレム

 出演 ジョニー・デップ

    デオナルド・ディカプリオ

    ジュリエット・ルイス   他

    



 新聞を見ているとジョニー・デップの名を見つけたので、『ギルバート・グレイプ』を見たら、若い頃のディカプリオがでていた。

 このディカプリオがまた名演技。うまいんだ。

 この映画で、ディカプリオは天性の天才だったのだとはじめて知った。



 ジョニー・デップの詩の朗読のような口調と、写実的描写のディカプリオの組み合わせの良さ。

 加えてキャンピングカーで旅を続けるベッキー役の女性の低くてはスキーな声でやはり詩を朗読するような口調にはひかれるかれた。


 不倫の金持ち女性に、
「なぜ、ぼくなんだ?」
「あなたはずっとここにいるからよ。」

 そう。彼は心の悩みから人並みならぬ拒食症になった母親を抱え、それぞれに色々な事情を持った家族を支えていた。

 動きたくても動けないのだ。



 母親はベッキーとあった後、勇気を振り絞って一人で一歩ずつ歩みに会のベッドに横たわる。

「お父さんみたいに,あなただけは何も言わずにどこにも行かないで。」

「あなたは、私の騎士(?)よ。」

 そして全てを悟るように 死に至る。


 
 泣く弟(ディカプリオ)。

 巨体をどのように下に運ぶか。

「また、人の目のさらし者になるのだわ。」
と、嘆く妹。

 兄のディカプリオは一切の家財道具を表にだして、灯油で家に日をつける。


 全てが終わった。

 姉は仕事。妹は大学。

 そして兄は知的障害を持つ弟を連れ、ベッキーに連絡。

 新しい世界への旅の始まり。キャンピングカーで愛する人と人生一を出発した。

 
 
 よかった。

 大きな感動という訳ではなく、静かな心地良い風が流れた。

 私はこの映画が好きだ。




 うる覚えなので、台詞内容など、間違っているかも知れません。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 132; 『シリーズ 世界の食... | トップ | 133; 『旅の指さし会話帳 ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

映画」カテゴリの最新記事