( 写真は奈良の矢田丘陵の山中で見た、しめ縄。こんな山中の谷間に渡された長いものは初めて。
『境界線』かと思いきや、一抹の不安を感じたので地元の人に問う事にした。
地元の年長者男性曰く、
「あれは、雨乞いでっしゃろなぁ。」
なるほど・・・。これで龍神伝説でもあれば、『鳴神』そのままではないか。
ただし、『鳴神』に至っては京都の北山の話である。これに類似した話は、全国各地で残されているのかも知れない。 写真2008年5月下旬 )
記録だけ
2008年度 82冊目
<総合開発学習教材「わが町の伝承と世界の文化」基礎資料>
奈良教育大学平成15年度
教育研究支援経費
『奈良市民間説話 報告書』
竹原 威滋 代表編著
編者 進藤 秀樹
竹原 威滋
丸山 顕徳
奈良教育大学 教育学部 英語教育講座 言語文化教室
発行者 奈良教育学部
平成16(2004)年3月9日 第1版発行
243ページ
先日から読み始めていた『奈良市民間説話 報告書』 を、7月24日 読了。
この本はわが町の図書館で偶然見つける。
民俗学や民話や口承文芸に多少なりとも興味を持つ私にとっては、宝の一冊。
表紙を見ると 奈良教育大学 教育学部 英語教育講座 言語文化教室用に書き下ろされたとのことだが、いわゆる研究者の研究の成果をまとめ上げられたもの。内容はいたって濃い。
龍や吉祥文様にも感心を持つ私は、今年になって『世界の龍の話』http://blog.goo.ne.jp/usuaomidori/e/28b796bd8a6b2cc4b737412e56a876f4という良書も読んだことがある。
今回の『奈良市民間説話 報告書』も、代表編著である 竹原 威滋氏と、編者のお一人の 丸山顕徳氏などがお書きになっていた。
『こんな面白い講座を受けられる奈良教育大学はいいな!』
と内心、うらやましく思う。
さて、興味深いことは相当数 書いてあった。
ここでは一つだけに絞って記録しておこう・・・。
『天之盤立神社の戸違和由来』を柳生町で二つ、柳生下町で一つ、聞いて翻字されていた。
この話は楽しい。
手力雄命が天の岩戸を開けた時に、天之盤立神社に石がとんできたというのだ。
その石は、お伊勢さんからとんできたという具合に、語り継がれている物も二つあった。
話は上の石のように飛ぶが、そういうと奈良にはかぐや姫や桃太郎発祥の地とされている・・・。楽しいな。
地元に語る継がれた話を話されるがままに起こされており、二度三度と繰り返しながら読むと一層楽しむことができる。
内容は深い。楽しい時間を過ごすことのできる一冊。
今回も記録だけにて、失礼申し上げます。
今日は 今年で 1番 暑い日のような
気が しています。
私や マリリンの 頭から
湯気が出ていそうです。
ところで しめ縄のところで
境界線と 出てましたが。。
私 何かを 想像して 楽しくなりました。
奈良は かぐや姫と 桃太郎伝説の発祥地
ですか。。かぐや姫は然りと 思うのですが
桃太郎は 岡山かな?と
思っていました。
うちの子も、縁側でへたっていたので打ち水をしたら
「ぎゃっ!」
と、小屋に逃げ込んで、乾いたらまた地面の影で寐ていました。
今日は「たてす」で影を作ってやり、冷たい水をやりました。
かわいそうですがお外の時には綱を付けているので、しょっちゅう見てやっています。
お互いに高齢の子ですもの、できるだけかわいがってあげたいですね。
姫君様のかわいらしさには、もうめろめろです。
おめめがぱっちり!
美人で知性的な御姫さまで・・・、私は彼女のファンです。
ねぇねぇ・・・
境界線でなのを想像されて楽しまれていたのでしょうか?
私にも楽しさをお裾分けしていただければ嬉しいです。
奈良は かぐや姫公園があります。
近いのですがまだ行ったことがありません。
一度行ってみますね^^V
桃太郎は伝説の発祥地というより、生まれたところといわれているのでした。
近鉄の田原本駅には、大きな看板が掛かっています
『桃太郎の生まれた田原本』・・・だったかしら。
息子が高校に行くときの乗り継ぎの駅で、何度も通ったのですが・・・。
はっきりしたことはわかりませんので、一度電車に乗って見てきたくなりました。
↓ 田原本町の桃太郎のアニメ(お話)です。
http://www.yamataikoku.jp/ehon.html
桃太郎の伝説は全国各地にありますね。
でもやっぱり岡山のイメージです^^V
桃は中国の子宝の吉祥文様で、こういったことにも関係があるのかと考えていますが、なぜ川から流れてきたのかはわかりません。
日本では高貴な人の双子が生まれると、下の子を川に流したでしょう・・・。
ああいったことも関係するのでしょうか・・・。
一度 柳田氏の記述でも読んでみますね^^♪
桃太郎の話、知りませんでした。行かれることがあれば、写真を、うつして下さいね。楽しみにしています。
九夏三伏 といった感じで、疲れてしまいます。
今年は初めて夏ばてをしたのですよ。
炎天下の中大阪民族博物館に行ったのが、災いしました。
でも・・・もう一度、是非行きたいところです。
桃太郎、OKです。
でも、なかなかあちらの方角は行かないので、遅くなるかも知れません。
上に双子ができたとき云々・・・と書いていたのですが、双子はあまり関係が無いかも知れません。
知人に聞いてみると有名な話らしく、やはり地位のある人がこどもを川に流したそうです。
何かに書いてあったとおっしゃっていましたが、書物の名前は忘れてしまいました。
メモをとらなかったので、失敗・・・。
また、聞いてみます。
昨日家族に柳田圀男の八巻目を借りたので、桃太郎の部分を読んでみます。
何かわかれば、また書きますね。
よろしければ、読んでやって下さいませ^^♪