乱鳥の書きなぐり

遅寝短眠、起床遊喰、趣味没頭、興味津々、一進二退、千鳥前進、見聞散歩、読書妄想、美術芝居、満員御礼、感謝合掌、誤字御免、

大神神社(三輪神社) 春の大神祭後宴能より 金剛流「神歌」金剛龍宗家 金剛永謹   2019年(平成31年)4月10日

2019-05-04 | 能楽・狂言


 大神神社(三輪神社) 春の大神祭後宴能より 金剛流「神歌」金剛龍宗家 金剛永謹   2019年(平成31年)4月10日


 
  金剛流「神歌」金剛龍宗家 金剛永謹




     『神歌』 (乱鳥の記録)

シテ  とうとうたらり たらりら
   たらりあがり ららりとう

地謡  ちりやたらり たらりら
   たらりあがり ららりとう

シテ  所千代までおはしませ

地謡  我等も千穐さむらはう

シテ  鶴と亀との齢にて

地謡  幸ひ心にまかせたり

シテ  とうとうたらり たらりら
    ちりやたらり たらりら
    たらりあがり ららりとう

ツレ  鳴るハ瀧乃水
   鳴るハ瀧の水 日ハ照るとも

地謡  絶えずとうたり ありうとうとうとう

ツレ 絶えずとうたり 常にとうたり

   千歳之舞

ツレ 君の千歳を経ん事も 天つ少女の羽衣よ
   鳴るハ瀧乃水 日ハ照るとも
  
地謡 絶えずとうたり ありうとうとうとう

   千歳之舞

シテ 總角や とんどや

地謡 尋ばかりや とんどや

シテ  坐して居たれども

地謡  參らう れんげりや とんどや

シテ  ちはやぶる 神乃ひこさの昔より
   久しかれとぞ祝ひ
   そよやりちや

シテ およそ千年乃鶴ハ
   萬歳樂と謳うたり
   また萬代の池乃龜ハ
   甲に三極を備へたり

   渚乃砂 さくさくとして 朝乃日の色を瓏じ
   瀧の水 玲々として 夜乃月あざやかに浮かんだり

   天下泰平 國土安穏
   今日乃御祈祷なり

   ありはらや なぞの 翁ども

地謡 あれハ なぞの翁ども
   そやいづくの翁とうとう

シテ  そよや

シテ 千穐萬歳の 喜び乃舞なれば
   一舞舞はう 萬歳樂

地謡  萬歳樂

シテ  萬歳樂

地謡  萬歳樂



 今回も記録のみにて失礼申し上げます。



 





 春の大神祭後宴能
 4月10日(水)午前12
 大神神社 斎庭 
      雨天により、大礼記念館
 演目
 金剛流「神歌」金剛龍宗家 金剛永謹
   
 大藏流狂言「福之神(ふくのかみ)」茂山千作
   
 金剛流仕舞「野守(のもり)」金剛龍謹

 金春流能「三輪(みわ)」櫻間右陣
  
 観世流仕舞「笠之段(かさのだん)」武富康之

 金春流仕舞「岩船(いわふね)」長谷猪一郎

 観世流半能「老松(おいまつ)紅梅殿之伝」大槻文藏


 御供まき (午後3時半ごろ)
 お茶席奉仕 石原社中
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 乱鳥さんよ!頑張れ頑張る | トップ | 乱鳥徒然  のんびり行こう... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

能楽・狂言」カテゴリの最新記事