乱鳥の書きなぐり

遅寝短眠、起床遊喰、趣味没頭、興味津々、一進二退、千鳥前進、見聞散歩、読書妄想、美術芝居、満員御礼、感謝合掌、誤字御免、

「風除風天尊」と「逢坂1丁目1-1」

2010-06-26 | お出かけ






 大阪の夕日丘から天王寺に向かう途中、「風除風天尊」と記されていた。

 矢印方向を見るが、あるのはビルのみ。

 おそらくもとはここにも風天尊が鎮座されていたのであろう。

 もしくはビルの中には今も何らかの形が残されているのかも知れないと勝手な判断。

 風天尊は全国にあるようだが、四天王寺別院の清水寺で見られるという。

 四天王寺は子の関係でなじみ深い期間があったが、当時は別段気にも とめていなかった。今更のように惜しいと後悔。

 ここ天王寺近く「風除風天尊」すぐ側にも「四天王寺別院」があるが,それは次回に記録する予定。



「風除風天尊」を少し歩くとビルには「逢坂1丁目1-1」とある。

 ほほう,ここは逢阪か。1丁目1-1とはなんと小気味がいいことか。

 そんなこんなでカメラを向けると,家族少々あきれ顔。



 逢坂とは多分「境界」という意味。

 坂とつく限りはそういったことも考えられると妙に納得し安堵する。

 よって逢坂という地名は近畿内でも重要な境界部分で見られることも多い。



 Wikipedia(2010、6/26)で調べてみると次のような具合だ。

       滋賀県大津市逢坂
       逢坂山 - 逢坂山トンネル
       逢坂関
       大津市立逢坂小学校
       大阪府大阪市天王寺区逢阪 - 地名および地名の由来である天王寺七坂のひとつ、逢坂 (大阪市)
       大阪府四條畷市逢阪
       奈良県香芝市逢坂

 なるほど、地図で確かめると面白いことがわかりそうな香りがする。



コメント (4)
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和菓子あれこれ、無駄話。

2010-06-26 | お出かけ








 写真は大阪夕日丘近くの谷町筋の六法通。






 先日おおさか六法通から夢膨らませて遊んでいた。

 和菓子の好きな私は今月京都の水無月黒(黒糖)を食べそびれ、落胆。悲しい思いをしている。

 百万遍や出町近くではどうも水無月黒は店頭には並んでないようす。

 もしかすれば出町のふたばやその商店街和菓子屋にはあるかも知れないが、仕事の帰りに家族にそこまで足を運んで買ってきてくれとは言いづらい。

 京阪祇園下車すれば難なく買える「黒」。

 面倒だからと、百万遍で水無月白に加えて緑(抹茶)まで買ってきたから、さぁ!大変。

「黒がいいの。」
をぐっとこらえ、息をのむ。

 黒の無い白なんて!おかずのないご飯?!って,これ!ちと意味違いか。ぁはは。



 さてさて、昨日は六法通から六方焼きを思う浮かべたが、実はそんなに好みでもない。

 六方焼の皮の材料は
     薄力粉
     卵
     重曹
     砂糖
で、中は粒餡。いやいや、時々粒餡も見かける。

 よ!風見鳥! 

 八方美人な六方焼き、ってシャレで済まそうとしている私。



 ネットで調べると、六方焼きは今川焼きという説明まで載っている。

 おいおい!それはないだろう。

 今川焼きはあのあったかいやつじゃん。

 でも、関西では 回転焼きって言うよね。

 太鼓饅頭って言うのも、同じかな?



 京都寺町ではロンドン焼が懐かしいな。

 素朴なお味のひと口サイズ。白あんたっぷりのロンドン焼は思い出したように買ってしまうかな。

 ラララ、白あん。

 ロンドン焼の中身を味噌餡に蛙と、どうなるんだろう。

 柏餅味噌餡の好きなわたしにはたまらない想像だけど、これって 合うかな?

 

 そういうと姫路には「御座候 」があったっけ。

「御座候 」は大阪デパ地下ではいつも長蛇の列だ。



 長蛇の列というと歌舞伎座館内で売られていた たいやき。

 しっぽまで餡が入っていたみたいだけど、あまりの人の多さにめげて結局買い損ねたよ。

 あれはおいしかったのかな。多分、おいしかったんだろう、な。

 食べてないからね、想像したってつまんないなや。


 どちらかというとたいやきも今川焼(回転焼き)に近い・・・って思うんだけど、違うかな?



 六方焼と今川焼(回転焼き)って形の門外だけじゃなくて、皮の食感が大きく違うな。

 六方焼はごつごつしていて武骨者といった感じ。

 その点今川焼(回転焼き)は柔肌。

 芝居なら『六方焼』がいいけど,食べるなら『今川焼(回転焼き)』がいいな!って、そんな芝居、あるのかい?

 おいおい!六方焼は荒事かえ?


 
 今川焼(回転焼き)から思うのは三笠かな。

 あれはふぐ和付和したヒットケーキに焦げ目を付けた中に餡が挟まっているな。

 中の餡はじゅくじゅくだと嫌いなんだ。

 だから大阪の「五色どらやき茜丸」は私の場合は合わなかったよ。

 茜丸さん、ごめんね。これ,あくまでも私の問題だから、さ。



 三笠というと五月の若鮎を思うけれど、あれは子どもの頃は苦手だった。

 中のりゅうひが子どもの頃は半端に感じて損した気分だったな。

 今は好きだけど。多分違いがわかる女に成長したんだなって・・・たいそうすぎるか。

 でも、若鮎の外川は薄くて焦げ目がきつい方がおいしいなと思うのですが、みなさんはいかがでしょう。

 若鮎や 花びら餅 なんかだと、少し美しい言葉に変わるのさね。↑



 六方焼と同じ形できんつばっていうのがあるでしょう。

 でもきんつばの元の形は丸かったんですって。

 きんつばを漢字に治すと「金鍔」

(刀の)鍔の形なんですって。びっくり。

 元は刀のつばも丸かったものが多かったんですね。

 ・・・と言いつつ歌舞伎『鞘当』をみたぁい心境にかられる私って、馬鹿ですね。
 
 まぁ!まぁ!深読みしませんことよ、なんちゃって。



「のびたくぅん、焼き菓子はもういいよ。しずかちゃぁん、今日は葛餅が食べたいな。氷に笹の葉なんか乗っけちゃってさ。それか。竹筒羊羹。きゅんきゅんに冷やしといてよね。」

・・・って、あんたがホントに食べたいのは、



     冷えたあんこに 大吟醸かい?

 

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