Weissbrugunder Mediaevum 2014 Markus Prackwieser
ワインは本当にしょっちゅう飲んでいるのだが、必ず写真を撮ったりメモを取ったりするわけではない。
日本人の友人は写真に撮る人が多いので、私も遠慮せず一緒に撮るが、イタリア人の友人の多くは食べ物や飲み物を写真に撮る人が少なく、何かちょっと変わった、または何かの記念の食事以外、雰囲気を壊したくないので、写真は撮らない。
そこで、久々というわけではないが、いつものワインバーで撮った1枚。
マルコとジャンカルロが経営するこのワインバーは、ローマでは老舗。かなり古くからある。
ローマで一番ブルット(カッコ悪い、というような意味)だが、一番シンパティコ(感じが良い)ところだと思う。
贔屓にしているところをカッコ悪い、というのもナンだが、つまり、今時のモダン、おしゃれ、センスの良いワインバーではなく、本当に古くからあるそのままの雰囲気を保っている。
最近、テーブルと椅子を幾つか設置して(古いものをマルコが新しく直した)少しは座れるようになったが、基本、ほとんどの人が立ち飲み。
それも、道路で立ち飲み、というところである。
道路は私道ではなく公道。だから、たまに車も通る。
他のワインバーでも、結構人が外に出て、談笑しながら飲んでいるが、ここほど、その数が多いところはないと思う。
もちろん、屋根があるわけではないので、雨の時はみんな中に入るか、別の場所に行くかするので、人の数は多かったり少なかったり。
そして、このワインバーのもう一つの特徴は、食べ物が基本ないことである。
あるのは、ゆで卵(もちろん手作り)、タラッリ(プーリア州のクラッカー的存在)、ピーナッツ、ポテトチップスのみ。
だから、持ち込みOK。
はす向かいには、近くの有名レストラン、ロッショーリRoscioliの姉妹店のピッツェリア、エンマEmmaがあるので、テイクアウトして持ち込むことも可能。
という、本当に今時珍しい、愉快なところなのである。
ワインはイタリア中のものがあり、他では見れないラベルもかなりある。
私たちのお気に入りはアルトアディジェのワインで、安くて美味しいので結構いろいろ飲む。
さて、アルトアディジェは、ドイツ語圏なので、ラベルがドイツ語。
表のラベルだけ見ると、読めない。
ヴァイスヴルグンダー、つまりはピノ・ピアンコ。
Weissburgunder (Pinot Bianco) Mediaevum 2014 Markus Prackwieser
ピノ・ビアンコの白い花の香りが鼻につかない、もう少し辛口タイプ。
可憐な白い花が好きなら他がいいかもしれないが、あの甘さがダメ、という人には向くタイプ。
香りも強すぎず、柑橘系の香りがほのかに立ち上る。
味も、余韻がすごく長いというわけではないが、細く続き、酸味も程よい。
軽めの食事でも良いのだが、ここでのように、アペリティフ代わりにワインだけ飲むにはこのくらいがちょうど良い。+++(+)
ワインは本当にしょっちゅう飲んでいるのだが、必ず写真を撮ったりメモを取ったりするわけではない。
日本人の友人は写真に撮る人が多いので、私も遠慮せず一緒に撮るが、イタリア人の友人の多くは食べ物や飲み物を写真に撮る人が少なく、何かちょっと変わった、または何かの記念の食事以外、雰囲気を壊したくないので、写真は撮らない。
そこで、久々というわけではないが、いつものワインバーで撮った1枚。
マルコとジャンカルロが経営するこのワインバーは、ローマでは老舗。かなり古くからある。
ローマで一番ブルット(カッコ悪い、というような意味)だが、一番シンパティコ(感じが良い)ところだと思う。
贔屓にしているところをカッコ悪い、というのもナンだが、つまり、今時のモダン、おしゃれ、センスの良いワインバーではなく、本当に古くからあるそのままの雰囲気を保っている。
最近、テーブルと椅子を幾つか設置して(古いものをマルコが新しく直した)少しは座れるようになったが、基本、ほとんどの人が立ち飲み。
それも、道路で立ち飲み、というところである。
道路は私道ではなく公道。だから、たまに車も通る。
他のワインバーでも、結構人が外に出て、談笑しながら飲んでいるが、ここほど、その数が多いところはないと思う。
もちろん、屋根があるわけではないので、雨の時はみんな中に入るか、別の場所に行くかするので、人の数は多かったり少なかったり。
そして、このワインバーのもう一つの特徴は、食べ物が基本ないことである。
あるのは、ゆで卵(もちろん手作り)、タラッリ(プーリア州のクラッカー的存在)、ピーナッツ、ポテトチップスのみ。
だから、持ち込みOK。
はす向かいには、近くの有名レストラン、ロッショーリRoscioliの姉妹店のピッツェリア、エンマEmmaがあるので、テイクアウトして持ち込むことも可能。
という、本当に今時珍しい、愉快なところなのである。
ワインはイタリア中のものがあり、他では見れないラベルもかなりある。
私たちのお気に入りはアルトアディジェのワインで、安くて美味しいので結構いろいろ飲む。
さて、アルトアディジェは、ドイツ語圏なので、ラベルがドイツ語。
表のラベルだけ見ると、読めない。
ヴァイスヴルグンダー、つまりはピノ・ピアンコ。
Weissburgunder (Pinot Bianco) Mediaevum 2014 Markus Prackwieser
ピノ・ビアンコの白い花の香りが鼻につかない、もう少し辛口タイプ。
可憐な白い花が好きなら他がいいかもしれないが、あの甘さがダメ、という人には向くタイプ。
香りも強すぎず、柑橘系の香りがほのかに立ち上る。
味も、余韻がすごく長いというわけではないが、細く続き、酸味も程よい。
軽めの食事でも良いのだが、ここでのように、アペリティフ代わりにワインだけ飲むにはこのくらいがちょうど良い。+++(+)