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毎日新聞本社世論調査:参院選勝利望むのは自民38%、民主36%

2007-04-30 08:52:44 | 国内政治
本社世論調査:参院選勝利望むのは自民38%、民主36%
 
 毎日新聞が28、29日に実施した全国世論調査で、夏の参院選で自民、民主両党のどちらに勝ってほしいかを尋ねたところ、自民38%、民主36%、その他の政党18%となった。この質問は昨年12月、今年2月に続く3回目で、過去2回も自民が民主より2ポイント多い結果だった。今回は安倍晋三内閣の支持率が上昇したが、両党が拮抗する状態に変わりはなかった。

 ただ、統一地方選や参院補選で「自・民対決」傾向が強まる中、両党とも前回比2ポイント増にとどまり、両党が有権者の期待を十分に集め切れていないことも示した。

 支持政党別に見て注目されるのは、公明支持層の動向で、自民と答えた人は29%で前回比4ポイント減だったのに対し、民主が16%で同6ポイント増。ほとんどが公明党を念頭に置いているとみられる「その他の政党」は50%で同4ポイント減だった。

 自民支持層の88%、民主支持層の93%は、それぞれ自民、民主と回答。「支持政党なし」と答えた無党派層は民主38%、その他の政党29%、自民24%の順だった。

 男女別では、男性は民主45%、自民38%で、女性は自民39%、民主30%と対称的な結果。「民主党は女性に人気がない」との指摘を裏付ける結果となった。年代別で見ると、20代が自民48%、民主23%と自民党への期待感が圧倒的。30代、60代、70代以上も自民が民主を上回った。一方、50代は民主48%、自民25%。40代も民主が自民を上回り、働き盛りの層で民主党への期待が大きいことを示した。【鬼木浩文】

(出所:毎日新聞 2007年4月30日 3時00分)
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