「1日1日が勝負だね」と、昨日先生に言われました。
その後、一進一退・・・と言えるのか、ぱんきちは抵抗力が落ちてしまったのでしょう・・・思いも寄らないような症状が出てしまいました。
奥歯からばい菌が入ったらしく、右の頬がぱんぱんに腫れてしまいました。
本当なら全身麻酔をして切開して、膿を出さなければならないのですが、今の状態では麻酔自体が危険とのことで、治るのに時間はかかっても抗生物質を飲ませて腫れが治まるのを待つことになりました。
しかしほどなく、皮膚が薄くなったところが自然に破れ膿が出たので、お医者で洗ってもらいひと安心したのですが・・・
いつまで経っても、傷がふさがらない・・・
しかも、抗生物質を飲んだせいで、また吐くようになってしまいました。
今度ばかりは無理か・・・
頬に大穴があいて、形相までも変わってしまい、正直、「死んでいくのはこんなに大変なことなのか」と思いました。
年明け具合が悪くなったとき、病院に連れて行こうとしたら身内から、「かわいそうに、もうそのまま死なせてあげたら」と言われたことが、ずっと心に突き刺さっています。
自分は、ぱんきちを生かし続けることで、苦しめているだけじゃないのか・・・
そんななか、先日の明け方だったでしょうか・・・
隣で寝ていたぱんきちが、私の肩に傷のあるほうの頬を乗せ、ゴロゴロ喉を鳴らし始めました。
不思議な気持ちでした・・・
具合が悪くなってからゴロゴロを聞くことはなかったので、もう自己回復力ではどうにもならないのだろう・・・と思っていたのですが、今は、自分で傷を治そうとしてる・・・しかも、私の体に傷を押し当てることで、おまえの治癒力もちょいと借りるよ、と言われているような気がして・・・ゲームのしすぎかな・・・でも、そんなふうに感じてしまったので、そのままゴロゴロを聞きながら微動だにせず夜を明かしました。
その日から、ぱんきちの傷から血膿が出ることはなくなりました。本当に、ぴたりと出なくなりました。
今は顔も、ほとんど傷がわからないほどです。
吐き気はまだ治まらず、今日は猫缶をぜんぜん食べていないのですが・・・
猫には不思議な力があることを目の当たりにして、私の力など及ばないのではないかと思い始めています。
ぱんきちの回復を、信じて見守り続けます。
それにはウニャさんの“一寸した”手助けがあればいい。
猫と人の二人三(五)脚ですね(^。^)
久々のゴロゴロ、うれしいですね・・・。
なんか、不思議な気分です。
ぱんちゃんが、そうやってがんばろうと思っているなら、ウニャニャンさんもがんばっていいと思います。ほんとに。
先代の猫が、ものすごーーーく年寄りで、「長生きしなよ。」と言い聞かせていたんですが、自分が嫁に行くことが決まり、「もうがんばらないでもいいよ。」と、別れて暮らす寂しさもあって半分冗談で言ったら、ほどなく亡くなってしまいました。
この一言を言ったことをずっとずっと後悔しています。
人語のわかる賢い猫でした。
昨日はまったく食べなくて、今日は朝から心配で仕事も上の空で、昼休みに様子を見に行ったら、缶詰ひっくり返してむしゃむしゃ食べてました。猫との二人五脚、ながーく続けて行きたいと思います。
>くけさん
「がんばっていい」との言葉、ありがとうございます。理解してくれる人がいると思うと、心が和らぎます。
本当に、猫って不思議ですね・・・人語を解する以上に、うまく言えないですけど、人の心に寄り添うというか・・・どうか、くけさん、後悔しないでくださいね。私なんか、こんな苦しむならいっそ・・・と何度考えたかわかりません。そんな私を励ましてくれるのも自分が苦しいはずの猫なんです。
先代の猫さんも、きっと、くけさんを慕い、幸せに生きたのだろうと、今までのお話から伝わってきます。今の私の、希望となっています。
でも、ウニャニャンさんにもたれてゴロゴロいってくれたり、缶詰ひっくり返してご飯食べてたり、このメッセージの意味は皆わかります。ぱんきち君はウニャニャンさんに、無理はしすぎないでね、でも、もうしばらく手を貸してね、って言ってるんですよね。きっとそうです。
去年の11月からですから、もう3ヶ月になるのですね・・・お医者の言うとおり、すぐに逝かれてしまったら、後悔しか残らなかったと思います。こんなにがんばってくれて、すべて受け入れてくれて、すべてに答えてくれて・・・今はぱんきちに感謝の気持ちで一杯です。
今の時間がぱんきちからのメッセージ・・・本当に、そう思います。