前回挙げた感想は、第一話の、というよりはリメイク版全体のインプレッションになってしまった気がするので、今後の感想の書き方のフォーマットとするため、改めて感想を書こう。
目標としては、放送を見た人だけでなく、見なかった人もここだけ読んでも話の筋をつかめ、そして次回の放送を見てみようかな、という気になれるようなものを。見た人には「こういう見方もあるのか」と思ってもらえるようなものを。そして放送がすべて終わったとき、データベースとして少なからず機能するようなものを。
こういうのは、本来もっとマメで博識な人がやった方がいいんだけどね、思ったよりヤッターマン関係の検索でうちのブログに来てくれる人も多いみたいなので、この灯を絶やさないためにもしばらくがんばってみます。
画像を貼るかどうかは、最後まで迷ったけど、あれやると、本編みないでもいいやってことにもなりかねないから、やっぱり自粛した。面倒くさいしな。
まずはオープニング。
音楽についてはさんざん語ったし問題になったのでおいておこう。
19時になつた瞬間、この目に飛び込んできたのは、スピーカー。カメラがひいていくと、そのスピーカーはなんとあのタツノコマークの口になっているではないか! きたきたきた、と思っていると、そこから飛び出す音符とカブ。おろカブ! そした画面下部からあらわれたおだてブタが吠える!
ほんとに始まったんだ……と思う間もなく、あらわれたのはヤッターワン!
プリティーなウインクとともに勇姿を見せ、おお、旧作オープニングを意識した地球駆け回り。だがそのスピードは旧作の比じゃないぞ。いいね、この勢い。
途中の掛け声でヤッターマンの二人も初顔みせ。可愛くディフォルメされている。ふむ、今作は全体的に可愛い感じでいくのかな?
元々、タツノコプロはガッチャマンなどの劇画系のアニメーションで人気を博した会社。なので、旧シリーズにもところどころに劇画の風が漂っていたのだが、さすがに人員も入れ替わり、社風も変わったのだろう。
と、思っていると、シリアスな絵柄の一号二号も登場。おお、カッコいいし可愛いじゃないか。かつての劇画風とはまた違う格好よさ。
歌詞に合わせてドクロベー様の影、そしてドロンボーも登場! 無駄に凛々しいボヤッキーとトンズラーがなかなか笑える。
そして切り絵風というかカートゥーン風というか、ペラペラの絵がダンスをする。この現代風のしかけは面白いなあ。Flash的というか。
敵メカと格闘するヤッターワン。その相手は、おお、あれは旧作一話目に出てきた栄光のドロンボーメカ、ダイドコロン! うーん、ナイスファンサービス。大また広げて飛んでいく三悪の下品なポーズもたまらない。
そしてカッコいいロゴで〆。
うーむ、ポップな色使いと現代的な仕掛け、どことなく昔を思わせるサイケデリックさに新しい風が吹き込んで、まさに温故知新な至高のOP。
数十回の視聴に耐え得る、毎週見たくなるようなアニメーションだ。タツノコがんばった!
はっきりいって、OPアニメは旧シリーズを合わせてもナンバー1かもしれんぞ。
で、提供のみを挟んで早速スタート。ありゃ、CM挟まないのね。スピーディーでいいなこりゃ。
「全国の女子高生のみなさーん、で、昔そうだったみなさんもお久しぶり~」
うおっ、いきなり登場のこのドタ靴、まぎれもなきボヤッキー
「ボヤッキー、バカなこといってないでさっさとおし」
そして突っ込みを入れるのは、生まれ変わったユニフォームに豊満なお胸を包むドロンジョ様。うーむ、マスクのシャープなフォルムが艶かしい。
「わい車かっぱらってきたでまんねん」
うお、なんかトンズラーが車持ち上げてるんですけどw
「相変わらずだねトンズラー。拾ってきたとお云い」
「ホラサッサー」
返事は今回も変わらずホラサッサか~。って、トンズラー、車投げてるんですけどw
今回のトンズラー、強すぎだろw 肉弾戦に期待できるようなできないような……
と、投げられた車が山積みになっているところに着地すると同時に場面転換。ひっくり返ったガンちゃんの顔へ。
んん? ちょっと場面転換はや過ぎないかな? 三悪から始まったのは嬉しいけど、これはじめてみるお子様は混乱しそうだなー。心配。
どうやらガンちゃんはヤッターワンの修理中らしい。うむ、旧作も一話目はヤッターワンの完成からスタートだったよね。
「こんなオンボロメカほっといてハイテクメカをつくろうぜ」
Σ(゜ロ゜;)!! このガンちゃん、ワンに対する思い入れがまるでねえ!
そんなガンちゃんにアイちゃんがこたえる。
「ダーメ。ふるきをたずねて新しきを知る。これ発明の真髄なり。うちのパパが云ってたわ」
ふむ、番組のしょっぱなにこの台詞をもってくるあたり意味深だね。リメイクの意義ってやつだね。うんうん、いい台詞だ。いまだからこそヤッターマンのリメイクなのさ~♪
つうか普通に可愛いな、アイちゃん。
「うちのじいちゃんは女房とメカは新しい方がいいって云ってたぜ」
Σ(゜ロ゜;)!! このガンちゃん、今うわさのKYだ!
そこへ転がってくる黄色いサイコロ型ロボ、オモッチャマ。
「そんなこと云ってないでコロン」
Σ(゜ロ゜;)!! KYのうえに嘘つきか、このガンちゃん!
なんてこった。まだ二言しかしゃべってないのに三回も唖然とさせられたぜ。今回のガンちゃんはあなどれないな。
そんなこんなで、アイちゃんに云われていやいやヤッターワンの修理に励むガンちゃんなのでした。
「待っててね、ヤッターワン。もうすぐ動けるようになるからね」
アイちゃんに撫でられると、目をつぶったまま顔を赤らめるヤッターワン。って、すでに意識はあるのかい。
一方そのころ、ドロンボーは、と場面転換。やっぱ場面転換早いなー。
詐欺用の車をつくりあげたボヤッキー。それを見てドロンジョ様が一言。
「うーん、どこかで見たような車だねえ」
元ネタはなんなのかな、と調べてみると、これは1978年に初頭に完成し話題となった国産スーパーカー、童夢-零にそっくりなのだ。
1978年、それは旧ヤッターマンの開始した年である。つまり、当時スーパーカーに夢中だった男の子たちに向けた、ちょっと小粋なサービスってわけだ。くー、泣けるねえ。
話は前後するが、この後、ドロンボーたちがこの車を最初1千万円で売ろうとするのだが、この価格も童夢-零の販売予定価格だったらしい。芸が細かいなあ。
「ボヤッキー、りゅうせきだねながれいしだね流石だねー」
出た、ドロンジョ様の名台詞!
さらにボヤッキーのおっぱいツンツン、そして「ツンツンはしない!」と同時にドロンジョ様の張り倒し! 変わらぬこの味わい。
「いやいやいや、ぼくちゃん、相変わらず可愛がられて嬉しい」
いや、ホント、相変わらずで嬉しいかぎりのこの流れ。
と、ここでまたガンちゃんたちに場面転換して(早いよなあ)
「オモッチャマ、少しは手伝えよ。俺がつくってやったんだから」
「オモッチャマをつくってくれたのはアイちゃんだコロン」
Σ(゜ロ゜;)!! アイちゃんすごっ!
「そのアイちゃんにメカ作りの楽しさを教えたのは俺だ!」
Σ(゜ロ゜;)!! ガンちゃんの理屈しょぼっ!
修理もそこそこに空腹を訴えるガンちゃんとそれをたしなめるアイちゃん。
「説明しよう」
ここで初ナレーション。うーん、さすが山寺さん、富山さんとは味わいが違うが、なかなかいい仕事をしている。ここが高田玩具店のガレージであり、ヤッターワンの修理中であることを説明。
「怠け者のガンちゃんとしっかり者のアイちゃんが~」
って、ナレーションでも怠け者と認識されてるし、ガンちゃん。これはガンちゃんヘタレ伝説の始まりか?
また場面転換し(お子様ついていけるかなあ)ドロンジョがスーパーカーに乗り込む。
と、同時にスーパーカーは暴走、壁に激突、爆発。そしてお約束、服がぼろぼろになるドロンジョ様。
ポロリ寸前の胸元をぎりぎりで隠すトンズラーのでかい手のひら。
「セーフでまんねん」
「もうスカポンタン!」
「そうよ、昔だったらもっとこう大胆にポロリとね」
「もうひとつこのスカポンターン!」
お色気とボケとツッコミと、お約束を一気に入れてくる三悪。
さらにナレーション。
「この三人組はドロンボー。ズルして儲けようというわる~い三人組なのだ」
ハイ、なんの迷いもないわかりやすい解説、ありがとうございましたw
つうか口にハンドルがはまってるぼやっきーがw
また場面転換して、その頃のガンちゃんたち。
アイちゃんがおやつを持ってくるとガンちゃんは居眠り中。
怒ったアイちゃんがガンちゃんを起こす
「ヤッターワンを直してあげるんじゃないの? これだけは絶対にやり遂げるって云ったじゃない!」
「云ったっけ、そんなこと?」
「覚えてないの?」
「んー、云ったような云わないような……」
こいつ、本当にダメだな。
「約束したのに!ガンちゃん100パー嘘つき―!」
泣きながら駆け出すアイちゃんを見ても、
「腹へって機嫌悪いのかな?」
いや、本当にどうしようもないな。
「アイちゃんは怒っているんだコロン」
と、話は一ヶ月前にさかのぼる。
どこかへ出かけたいというアイちゃんと、乗り気でないガンちゃん。
「ドライブとか気持ちよさそう」と提案しても「おれ免許持ってないし」とにべもない。
「待てよ」そこで思い出すガンちゃん。
「アイツさえ修理すればいけるかも」
「あいつ?」
「ヤッターワンだよ」
ガレージの地下には、ガンちゃんの父親がつくりかけで放り出した犬型ロボ、ヤッターワンが放置されていたのだ。こいつなら、二人くらいならつかまることができる、とのこと。
いやいやいや、免許持ってないから運転できないのはわかるが、勝手に走行するロボットにつかまるのはOKなのかよw いやまあ、確かにそんなものを制限する法律はまだ存在しないだろうけどw いいなあ、この超理論。
「120パー素敵!」
「よし、じやあいっちょ修理してみるか」
やっと男らしいところを見せたガンちゃん……と思う間もなく、ヤッターワンの脇にあったヘリのラジコンを見つけ「こんなとこにあったのか」と外に飛び出すガンちゃん。いや、おまえ、それはダメすぎないか? 男としてというか人としてw
「ちょっと修理するんじゃなかったの?」
「アイちゃんの誕生日までには直すよ。約束する」
……で、そのアイちゃんの誕生日が今日なのだ!
約束も彼女の誕生日もすっかり忘れていたガンちゃん。およそ最低である。
「知ってたんなら早く云え!」
挙句、オモッチャマにあたるガンちゃん。この主人公、本当に最低すぎるw
一方その頃、アイちゃんは落ち込んで街を歩いていた。誕生日なんかどうでもいい。ガンちゃんと一緒にいられれは……って、ガンちゃんのこと好きすぎだな、今作のアイちゃん。まあ、ダメ男の方がもてるというし、それはそれで。
と、そんなアイちゃんの目に飛び込んできたのは、ドロンボーモーターズなる車販売社といかがわしい三人組。
「世界で一番速くてスタイリッシュなスポーツカー、その名もドロンボーゼロ。お代はたったの一千万円!」
「一千万? 高すぎる」
いや、本当にそこまで高性能なら高くないだろ、別に。わがままな客だなー。
「あらそう? じゃあ百万円でいいわ」
大胆な値下げとそれに飛びつく客たち。キャッシュでポンポンとダンボールに札束を入れていく。うわ、このずさんな感じ、たまらんw なんでみんな百万円持ち歩いてるんだよw
それに、この百万と言う子供心に通じるいいかげんな大金っぽさがたまらないよね。
早速発進する何台ものドロンボーゼロ。
そして最初の信号で次々と大破。「なんだこりゃあ?」
「壊れたからってお代は返しませんよー」
「さあお前たち、逃げるんだよー」
シャッターが閉じ、締め出される客たち。
たまらんなー、このいいかげんな詐欺。なにひとつ変わらん。
地下で金勘定している三人。その前に、おもちゃの車がどこからともなく現れた。
車の屋根があき、くるくると回るどくろのマーク。
「我輩は泥棒の神様ドクロベエだべー」
「ええ?泥棒の神様?」
呆気にとられる三人。しかし「控えるだべー!」と高圧的に云われるとね思わず「ハハー!」と控えてしまう。この根拠のない主従関係w
「我輩の云うとおりにすればもっと儲かるだべー」
単純に喜んでしまう三人。ほんと、この人たちはかわいいな。
「なんでもお言いつけましなましなましな♪」
ドロンジョ様ノリノリすぎw
と、その姿を物陰からうかがう影が一つ。アイちゃんである。
「あの人たち、200パー悪いことしそう」
いやいやいや、アイちゃんアイちゃん、しそうじやなくて、もう詐欺してるじゃん。
いやもう、突っ込み甲斐があるなねこのアニメ。
と、ここでCM。
おや、もうそんなに時間経ってたかな? と思うも、まだ十分前。ふむ?
CMを6本と長めに挟んで再開。CMにヤッターマンの玩具もあった。うーん、楽しみだ。
「えー? なんでも願いが叶う指輪ですって?」
「その名もドクロリングというだべー」
このドクロリングを五つ集めると、なんでも願いがかなうらしい。
旧作ではドクロストーンを4つだった。これは、一年の放映予定で4つ、つまり1クールに一つずつ集まる予定だったということだ。結果的には大人気により二年以上も放映していたため、最後の一個がまた見つからないこと見つからないこと(笑)
話によると、今作の放映予定話数はなんと70話らしい。なんとも豪儀な話だ。で、これに照らし合わせると、70÷5で、14話につき一つ発見。やはりまあ、大体1クールに一つ発見と言うことになる。うーん、いい予定だ。まあ、オチャカパズルみたいに一気に見つかってしまう可能性がなきにしもあらずだが……いや、考えまい考えまい。
この70話という一見半端な予定、理由がある。実写版のヤッターマンだ。
実写版ヤッターマンの公開予定は09年の春。つまり、このアニメの放映終盤になる。
実写版はジャニーズの櫻井翔をはじめ、なかなか芸能プロダクション的に力の入った作品となっている。ヒットすれば実入りも大きい。よって、ヒットさせなければならない。
そのために最大の宣伝となるのはなにか? もちろんこのリメイク版の存在である。よって、なにかよっぽどの事情や低視聴率に悩まされない限り、簡単には打ち切られないだろう、と思う。
この点において、実写版の存在はひっじょ~~にありがたい。
さておき、話を戻そう。
「た、例えば、世界中のタカライシとか宝石とかも、手に入っちゃうんですか~?」
「入っちゃうんだべ~」
「わんっだふるとれびあんぐっ~~ど!」
大喜びのドロンジョ様w
乗り気になったドロンボー三人組に、ドクロベエはドクロリングの場所を示す。
東京マッドタウン。巷で話題の人気スポットらしい。
ついでにドクロベエ様から東京タワー落成に関する豆知識ももたらされる。
「出た~、ドクちゃんの豆知識」
うんうん、タイムボカンシリーズって、歴史とかを中心に、びっみょ~にお勉強になるんだよね。今回も良い子にどうでもいいまめ知識を植え付けてもらいたい。
東京マッドタウンのおいしいアイスクリームを食べようと浮かれるドロンジョに、ドクロベエが釘を刺す。
「失敗したらママよりこわいドクロベエ様からのおしおきだべ~」
ママより恐い、うーん、あらためて聞くと子供にしか通じないナイスフレーズ。
そして意味もなく爆発するドクロベー車w わかってるなあ。
「あの人たちがドクロリングを手に入れたら大変!」
慌てるアイちゃんの携帯に、折悪しく着信が。
って、この着メロ『ヤッターキングの歌』のアレンジじゃん♪
♪かぜを くもをおいこし~
ナイス着メロ。が、その音のせいでドロンボーに発見されてしまうアイちゃん。
「あら可愛らしいお嬢ちゃん。ひょっとして女子高生?」
「中学生です」
「あら残念。ぼくちゃん女子高生が好きなのよね」
高校生じゃなくちゃだめなのかい、ぼややんw
「こんなところでなにしてるんだい?まさかドクロベエ様との話を聞いてたわけじゃないだろうねえ」
「聞こえちゃっただけです」
素直や、素直な子や。アホや。
「それじやあ帰すわけにはいかないねえ。お前たち、とらまえておしまい!」
捕まえて、をあえてとらまえて、と読むドロンジョ様。さっきからタカライシとか「わんっだふる~」とかこれとか、やっぱアドリブだよなあ。ノリノリだな、ほんと。
タイミング悪く連絡をとってきたのは、もちろん高田ガン・ザ・ヘタレ。ほんとにもうKY。こいつKY。
「まいっか、怒ってなかったみたいだし」
おまけに自己中だw
「さあ、ドクロリングを探しにしゅっぱーつ!」
と、いうわけで発進する記念すべき第一号メカ、東京タワーをモチーフにした、その名もトーキョーダワー。今作はロボットの名前に字幕が出るのね。わかりやすくてよい。
地下から飛び出し、クレーム客を吹き飛ばして空高く舞い上がるトーキョーダワー。無駄にアングルに凝っててカッコよいぞ!
「早くアイちゃんを探しにいくでコロン」
焦るオモッチャマと、いやいやついてくるガンちゃん。二人の上空をトーキョーダワーが通過していく。
その時、オモッチャマの目が光る!
なんと! オモッチャマの目にはサーモグラフィ機能がついているのだ! なにこの意外すぎるパワーアップw
「アイちゃんが縄で縛られて捕まっているでコロン」
「なんだって!」
ようやく焦るガンちゃん。やつと目が覚めたか。
「助けに行くでコロン」
「で、でもどうやって?」
あ、だめだ、覚めてないや。顔情けないし。
「ヤッターワンで追いかけるでコロン」
なるほど、ここでついにやる気を出してヤッターワンが完成するわけだな? でも今から直してて間に合うのかな、これ。ともあれ、ガレージに走り出す二人。
「ヤッターワン、起きろ!」
って、修理するんじゃなくてよびかけるだけかよ!
メガホンを取り出して再び「ヤッターワン起きろ!」
いや、根本的に間違ってるから。機械なんだから直せよ。
「ほーら、エサだぞー」
「わーお、カワイコちゃん」
エサや犬の写真を元に目覚めさせようとするガンちゃん。
俗に、人が人を懐柔しようとするとき、まずは自分なら望とことを提示すると言う。それに照らし合わせて考えると、ガンちゃんは実に最低、いやいや中学生らしい人間と言うことになる。
「よーしねこうなったらアイちゃんの靴下、いやハンカチで」
どさくさにまぎれて何云ってるのこの中学生ー!?
ところがこれが効を奏し、アイちゃんの危機に反応して、ついにヤッターワンは目覚める。いや、これ修理とかそういう問題じゃなかったんじゃんw
ヤッターワンが走り出したところでまたCM。
なるほど、さっきのが速いと思ったら、CMがもう一度入るわけか。にしても、ちょっと直前とのつなぎが悪いな。唐突にCMに入りすぎる。
目標としては、放送を見た人だけでなく、見なかった人もここだけ読んでも話の筋をつかめ、そして次回の放送を見てみようかな、という気になれるようなものを。見た人には「こういう見方もあるのか」と思ってもらえるようなものを。そして放送がすべて終わったとき、データベースとして少なからず機能するようなものを。
こういうのは、本来もっとマメで博識な人がやった方がいいんだけどね、思ったよりヤッターマン関係の検索でうちのブログに来てくれる人も多いみたいなので、この灯を絶やさないためにもしばらくがんばってみます。
画像を貼るかどうかは、最後まで迷ったけど、あれやると、本編みないでもいいやってことにもなりかねないから、やっぱり自粛した。面倒くさいしな。
まずはオープニング。
音楽についてはさんざん語ったし問題になったのでおいておこう。
19時になつた瞬間、この目に飛び込んできたのは、スピーカー。カメラがひいていくと、そのスピーカーはなんとあのタツノコマークの口になっているではないか! きたきたきた、と思っていると、そこから飛び出す音符とカブ。おろカブ! そした画面下部からあらわれたおだてブタが吠える!
ほんとに始まったんだ……と思う間もなく、あらわれたのはヤッターワン!
プリティーなウインクとともに勇姿を見せ、おお、旧作オープニングを意識した地球駆け回り。だがそのスピードは旧作の比じゃないぞ。いいね、この勢い。
途中の掛け声でヤッターマンの二人も初顔みせ。可愛くディフォルメされている。ふむ、今作は全体的に可愛い感じでいくのかな?
元々、タツノコプロはガッチャマンなどの劇画系のアニメーションで人気を博した会社。なので、旧シリーズにもところどころに劇画の風が漂っていたのだが、さすがに人員も入れ替わり、社風も変わったのだろう。
と、思っていると、シリアスな絵柄の一号二号も登場。おお、カッコいいし可愛いじゃないか。かつての劇画風とはまた違う格好よさ。
歌詞に合わせてドクロベー様の影、そしてドロンボーも登場! 無駄に凛々しいボヤッキーとトンズラーがなかなか笑える。
そして切り絵風というかカートゥーン風というか、ペラペラの絵がダンスをする。この現代風のしかけは面白いなあ。Flash的というか。
敵メカと格闘するヤッターワン。その相手は、おお、あれは旧作一話目に出てきた栄光のドロンボーメカ、ダイドコロン! うーん、ナイスファンサービス。大また広げて飛んでいく三悪の下品なポーズもたまらない。
そしてカッコいいロゴで〆。
うーむ、ポップな色使いと現代的な仕掛け、どことなく昔を思わせるサイケデリックさに新しい風が吹き込んで、まさに温故知新な至高のOP。
数十回の視聴に耐え得る、毎週見たくなるようなアニメーションだ。タツノコがんばった!
はっきりいって、OPアニメは旧シリーズを合わせてもナンバー1かもしれんぞ。
で、提供のみを挟んで早速スタート。ありゃ、CM挟まないのね。スピーディーでいいなこりゃ。
「全国の女子高生のみなさーん、で、昔そうだったみなさんもお久しぶり~」
うおっ、いきなり登場のこのドタ靴、まぎれもなきボヤッキー
「ボヤッキー、バカなこといってないでさっさとおし」
そして突っ込みを入れるのは、生まれ変わったユニフォームに豊満なお胸を包むドロンジョ様。うーむ、マスクのシャープなフォルムが艶かしい。
「わい車かっぱらってきたでまんねん」
うお、なんかトンズラーが車持ち上げてるんですけどw
「相変わらずだねトンズラー。拾ってきたとお云い」
「ホラサッサー」
返事は今回も変わらずホラサッサか~。って、トンズラー、車投げてるんですけどw
今回のトンズラー、強すぎだろw 肉弾戦に期待できるようなできないような……
と、投げられた車が山積みになっているところに着地すると同時に場面転換。ひっくり返ったガンちゃんの顔へ。
んん? ちょっと場面転換はや過ぎないかな? 三悪から始まったのは嬉しいけど、これはじめてみるお子様は混乱しそうだなー。心配。
どうやらガンちゃんはヤッターワンの修理中らしい。うむ、旧作も一話目はヤッターワンの完成からスタートだったよね。
「こんなオンボロメカほっといてハイテクメカをつくろうぜ」
Σ(゜ロ゜;)!! このガンちゃん、ワンに対する思い入れがまるでねえ!
そんなガンちゃんにアイちゃんがこたえる。
「ダーメ。ふるきをたずねて新しきを知る。これ発明の真髄なり。うちのパパが云ってたわ」
ふむ、番組のしょっぱなにこの台詞をもってくるあたり意味深だね。リメイクの意義ってやつだね。うんうん、いい台詞だ。いまだからこそヤッターマンのリメイクなのさ~♪
つうか普通に可愛いな、アイちゃん。
「うちのじいちゃんは女房とメカは新しい方がいいって云ってたぜ」
Σ(゜ロ゜;)!! このガンちゃん、今うわさのKYだ!
そこへ転がってくる黄色いサイコロ型ロボ、オモッチャマ。
「そんなこと云ってないでコロン」
Σ(゜ロ゜;)!! KYのうえに嘘つきか、このガンちゃん!
なんてこった。まだ二言しかしゃべってないのに三回も唖然とさせられたぜ。今回のガンちゃんはあなどれないな。
そんなこんなで、アイちゃんに云われていやいやヤッターワンの修理に励むガンちゃんなのでした。
「待っててね、ヤッターワン。もうすぐ動けるようになるからね」
アイちゃんに撫でられると、目をつぶったまま顔を赤らめるヤッターワン。って、すでに意識はあるのかい。
一方そのころ、ドロンボーは、と場面転換。やっぱ場面転換早いなー。
詐欺用の車をつくりあげたボヤッキー。それを見てドロンジョ様が一言。
「うーん、どこかで見たような車だねえ」
元ネタはなんなのかな、と調べてみると、これは1978年に初頭に完成し話題となった国産スーパーカー、童夢-零にそっくりなのだ。
1978年、それは旧ヤッターマンの開始した年である。つまり、当時スーパーカーに夢中だった男の子たちに向けた、ちょっと小粋なサービスってわけだ。くー、泣けるねえ。
話は前後するが、この後、ドロンボーたちがこの車を最初1千万円で売ろうとするのだが、この価格も童夢-零の販売予定価格だったらしい。芸が細かいなあ。
「ボヤッキー、りゅうせきだねながれいしだね流石だねー」
出た、ドロンジョ様の名台詞!
さらにボヤッキーのおっぱいツンツン、そして「ツンツンはしない!」と同時にドロンジョ様の張り倒し! 変わらぬこの味わい。
「いやいやいや、ぼくちゃん、相変わらず可愛がられて嬉しい」
いや、ホント、相変わらずで嬉しいかぎりのこの流れ。
と、ここでまたガンちゃんたちに場面転換して(早いよなあ)
「オモッチャマ、少しは手伝えよ。俺がつくってやったんだから」
「オモッチャマをつくってくれたのはアイちゃんだコロン」
Σ(゜ロ゜;)!! アイちゃんすごっ!
「そのアイちゃんにメカ作りの楽しさを教えたのは俺だ!」
Σ(゜ロ゜;)!! ガンちゃんの理屈しょぼっ!
修理もそこそこに空腹を訴えるガンちゃんとそれをたしなめるアイちゃん。
「説明しよう」
ここで初ナレーション。うーん、さすが山寺さん、富山さんとは味わいが違うが、なかなかいい仕事をしている。ここが高田玩具店のガレージであり、ヤッターワンの修理中であることを説明。
「怠け者のガンちゃんとしっかり者のアイちゃんが~」
って、ナレーションでも怠け者と認識されてるし、ガンちゃん。これはガンちゃんヘタレ伝説の始まりか?
また場面転換し(お子様ついていけるかなあ)ドロンジョがスーパーカーに乗り込む。
と、同時にスーパーカーは暴走、壁に激突、爆発。そしてお約束、服がぼろぼろになるドロンジョ様。
ポロリ寸前の胸元をぎりぎりで隠すトンズラーのでかい手のひら。
「セーフでまんねん」
「もうスカポンタン!」
「そうよ、昔だったらもっとこう大胆にポロリとね」
「もうひとつこのスカポンターン!」
お色気とボケとツッコミと、お約束を一気に入れてくる三悪。
さらにナレーション。
「この三人組はドロンボー。ズルして儲けようというわる~い三人組なのだ」
ハイ、なんの迷いもないわかりやすい解説、ありがとうございましたw
つうか口にハンドルがはまってるぼやっきーがw
また場面転換して、その頃のガンちゃんたち。
アイちゃんがおやつを持ってくるとガンちゃんは居眠り中。
怒ったアイちゃんがガンちゃんを起こす
「ヤッターワンを直してあげるんじゃないの? これだけは絶対にやり遂げるって云ったじゃない!」
「云ったっけ、そんなこと?」
「覚えてないの?」
「んー、云ったような云わないような……」
こいつ、本当にダメだな。
「約束したのに!ガンちゃん100パー嘘つき―!」
泣きながら駆け出すアイちゃんを見ても、
「腹へって機嫌悪いのかな?」
いや、本当にどうしようもないな。
「アイちゃんは怒っているんだコロン」
と、話は一ヶ月前にさかのぼる。
どこかへ出かけたいというアイちゃんと、乗り気でないガンちゃん。
「ドライブとか気持ちよさそう」と提案しても「おれ免許持ってないし」とにべもない。
「待てよ」そこで思い出すガンちゃん。
「アイツさえ修理すればいけるかも」
「あいつ?」
「ヤッターワンだよ」
ガレージの地下には、ガンちゃんの父親がつくりかけで放り出した犬型ロボ、ヤッターワンが放置されていたのだ。こいつなら、二人くらいならつかまることができる、とのこと。
いやいやいや、免許持ってないから運転できないのはわかるが、勝手に走行するロボットにつかまるのはOKなのかよw いやまあ、確かにそんなものを制限する法律はまだ存在しないだろうけどw いいなあ、この超理論。
「120パー素敵!」
「よし、じやあいっちょ修理してみるか」
やっと男らしいところを見せたガンちゃん……と思う間もなく、ヤッターワンの脇にあったヘリのラジコンを見つけ「こんなとこにあったのか」と外に飛び出すガンちゃん。いや、おまえ、それはダメすぎないか? 男としてというか人としてw
「ちょっと修理するんじゃなかったの?」
「アイちゃんの誕生日までには直すよ。約束する」
……で、そのアイちゃんの誕生日が今日なのだ!
約束も彼女の誕生日もすっかり忘れていたガンちゃん。およそ最低である。
「知ってたんなら早く云え!」
挙句、オモッチャマにあたるガンちゃん。この主人公、本当に最低すぎるw
一方その頃、アイちゃんは落ち込んで街を歩いていた。誕生日なんかどうでもいい。ガンちゃんと一緒にいられれは……って、ガンちゃんのこと好きすぎだな、今作のアイちゃん。まあ、ダメ男の方がもてるというし、それはそれで。
と、そんなアイちゃんの目に飛び込んできたのは、ドロンボーモーターズなる車販売社といかがわしい三人組。
「世界で一番速くてスタイリッシュなスポーツカー、その名もドロンボーゼロ。お代はたったの一千万円!」
「一千万? 高すぎる」
いや、本当にそこまで高性能なら高くないだろ、別に。わがままな客だなー。
「あらそう? じゃあ百万円でいいわ」
大胆な値下げとそれに飛びつく客たち。キャッシュでポンポンとダンボールに札束を入れていく。うわ、このずさんな感じ、たまらんw なんでみんな百万円持ち歩いてるんだよw
それに、この百万と言う子供心に通じるいいかげんな大金っぽさがたまらないよね。
早速発進する何台ものドロンボーゼロ。
そして最初の信号で次々と大破。「なんだこりゃあ?」
「壊れたからってお代は返しませんよー」
「さあお前たち、逃げるんだよー」
シャッターが閉じ、締め出される客たち。
たまらんなー、このいいかげんな詐欺。なにひとつ変わらん。
地下で金勘定している三人。その前に、おもちゃの車がどこからともなく現れた。
車の屋根があき、くるくると回るどくろのマーク。
「我輩は泥棒の神様ドクロベエだべー」
「ええ?泥棒の神様?」
呆気にとられる三人。しかし「控えるだべー!」と高圧的に云われるとね思わず「ハハー!」と控えてしまう。この根拠のない主従関係w
「我輩の云うとおりにすればもっと儲かるだべー」
単純に喜んでしまう三人。ほんと、この人たちはかわいいな。
「なんでもお言いつけましなましなましな♪」
ドロンジョ様ノリノリすぎw
と、その姿を物陰からうかがう影が一つ。アイちゃんである。
「あの人たち、200パー悪いことしそう」
いやいやいや、アイちゃんアイちゃん、しそうじやなくて、もう詐欺してるじゃん。
いやもう、突っ込み甲斐があるなねこのアニメ。
と、ここでCM。
おや、もうそんなに時間経ってたかな? と思うも、まだ十分前。ふむ?
CMを6本と長めに挟んで再開。CMにヤッターマンの玩具もあった。うーん、楽しみだ。
「えー? なんでも願いが叶う指輪ですって?」
「その名もドクロリングというだべー」
このドクロリングを五つ集めると、なんでも願いがかなうらしい。
旧作ではドクロストーンを4つだった。これは、一年の放映予定で4つ、つまり1クールに一つずつ集まる予定だったということだ。結果的には大人気により二年以上も放映していたため、最後の一個がまた見つからないこと見つからないこと(笑)
話によると、今作の放映予定話数はなんと70話らしい。なんとも豪儀な話だ。で、これに照らし合わせると、70÷5で、14話につき一つ発見。やはりまあ、大体1クールに一つ発見と言うことになる。うーん、いい予定だ。まあ、オチャカパズルみたいに一気に見つかってしまう可能性がなきにしもあらずだが……いや、考えまい考えまい。
この70話という一見半端な予定、理由がある。実写版のヤッターマンだ。
実写版ヤッターマンの公開予定は09年の春。つまり、このアニメの放映終盤になる。
実写版はジャニーズの櫻井翔をはじめ、なかなか芸能プロダクション的に力の入った作品となっている。ヒットすれば実入りも大きい。よって、ヒットさせなければならない。
そのために最大の宣伝となるのはなにか? もちろんこのリメイク版の存在である。よって、なにかよっぽどの事情や低視聴率に悩まされない限り、簡単には打ち切られないだろう、と思う。
この点において、実写版の存在はひっじょ~~にありがたい。
さておき、話を戻そう。
「た、例えば、世界中のタカライシとか宝石とかも、手に入っちゃうんですか~?」
「入っちゃうんだべ~」
「わんっだふるとれびあんぐっ~~ど!」
大喜びのドロンジョ様w
乗り気になったドロンボー三人組に、ドクロベエはドクロリングの場所を示す。
東京マッドタウン。巷で話題の人気スポットらしい。
ついでにドクロベエ様から東京タワー落成に関する豆知識ももたらされる。
「出た~、ドクちゃんの豆知識」
うんうん、タイムボカンシリーズって、歴史とかを中心に、びっみょ~にお勉強になるんだよね。今回も良い子にどうでもいいまめ知識を植え付けてもらいたい。
東京マッドタウンのおいしいアイスクリームを食べようと浮かれるドロンジョに、ドクロベエが釘を刺す。
「失敗したらママよりこわいドクロベエ様からのおしおきだべ~」
ママより恐い、うーん、あらためて聞くと子供にしか通じないナイスフレーズ。
そして意味もなく爆発するドクロベー車w わかってるなあ。
「あの人たちがドクロリングを手に入れたら大変!」
慌てるアイちゃんの携帯に、折悪しく着信が。
って、この着メロ『ヤッターキングの歌』のアレンジじゃん♪
♪かぜを くもをおいこし~
ナイス着メロ。が、その音のせいでドロンボーに発見されてしまうアイちゃん。
「あら可愛らしいお嬢ちゃん。ひょっとして女子高生?」
「中学生です」
「あら残念。ぼくちゃん女子高生が好きなのよね」
高校生じゃなくちゃだめなのかい、ぼややんw
「こんなところでなにしてるんだい?まさかドクロベエ様との話を聞いてたわけじゃないだろうねえ」
「聞こえちゃっただけです」
素直や、素直な子や。アホや。
「それじやあ帰すわけにはいかないねえ。お前たち、とらまえておしまい!」
捕まえて、をあえてとらまえて、と読むドロンジョ様。さっきからタカライシとか「わんっだふる~」とかこれとか、やっぱアドリブだよなあ。ノリノリだな、ほんと。
タイミング悪く連絡をとってきたのは、もちろん高田ガン・ザ・ヘタレ。ほんとにもうKY。こいつKY。
「まいっか、怒ってなかったみたいだし」
おまけに自己中だw
「さあ、ドクロリングを探しにしゅっぱーつ!」
と、いうわけで発進する記念すべき第一号メカ、東京タワーをモチーフにした、その名もトーキョーダワー。今作はロボットの名前に字幕が出るのね。わかりやすくてよい。
地下から飛び出し、クレーム客を吹き飛ばして空高く舞い上がるトーキョーダワー。無駄にアングルに凝っててカッコよいぞ!
「早くアイちゃんを探しにいくでコロン」
焦るオモッチャマと、いやいやついてくるガンちゃん。二人の上空をトーキョーダワーが通過していく。
その時、オモッチャマの目が光る!
なんと! オモッチャマの目にはサーモグラフィ機能がついているのだ! なにこの意外すぎるパワーアップw
「アイちゃんが縄で縛られて捕まっているでコロン」
「なんだって!」
ようやく焦るガンちゃん。やつと目が覚めたか。
「助けに行くでコロン」
「で、でもどうやって?」
あ、だめだ、覚めてないや。顔情けないし。
「ヤッターワンで追いかけるでコロン」
なるほど、ここでついにやる気を出してヤッターワンが完成するわけだな? でも今から直してて間に合うのかな、これ。ともあれ、ガレージに走り出す二人。
「ヤッターワン、起きろ!」
って、修理するんじゃなくてよびかけるだけかよ!
メガホンを取り出して再び「ヤッターワン起きろ!」
いや、根本的に間違ってるから。機械なんだから直せよ。
「ほーら、エサだぞー」
「わーお、カワイコちゃん」
エサや犬の写真を元に目覚めさせようとするガンちゃん。
俗に、人が人を懐柔しようとするとき、まずは自分なら望とことを提示すると言う。それに照らし合わせて考えると、ガンちゃんは実に最低、いやいや中学生らしい人間と言うことになる。
「よーしねこうなったらアイちゃんの靴下、いやハンカチで」
どさくさにまぎれて何云ってるのこの中学生ー!?
ところがこれが効を奏し、アイちゃんの危機に反応して、ついにヤッターワンは目覚める。いや、これ修理とかそういう問題じゃなかったんじゃんw
ヤッターワンが走り出したところでまたCM。
なるほど、さっきのが速いと思ったら、CMがもう一度入るわけか。にしても、ちょっと直前とのつなぎが悪いな。唐突にCMに入りすぎる。
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