うな風呂

やる気のない非モテの備忘録

今週のヤッターマン

2009年04月26日 | ヤッターマン感想
ヤッターマン 11 [DVD]

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今週は『ヤッターモグラですがなにか?だコロン』
今週のドクロリングはマチュピチュ遺跡にあるということで、遺跡を発掘してる博士親子がゲストキャラ。
なんとなく実写映画版の海江田親子を思わせる設定だが、中身はまったく別物で、謎の「ホリホリ」という決めポーズや娘がアイドルを目指しているという変なキャラ付けをしていて「30分番組のゲストキャラにむりやりキャラ付けしようとすると変な作用で面白おかしくなるの法則」が発動していた。

しかしなんといっても今週の目玉は初登場のヤッターモグラ。
タイトルの「ですがなにか?」からKYなキャラかと思ったが、もぐらだから土に潜っているというのを活かして根暗キャラだった。
キャラづけもうまかったが、それ以上に演じる山寺宏一の演技幅の広さに普通に恐れ入った。根暗キャラもここまでできるのかー。

陽気でお節介なナレーション
お人好しでちょっとバカなワン
インチキ外人風キザのペリカン
田舎ものラッパーのアンコウ
素朴な感動屋のジンベエ
根暗でネガティブシンキングなモグラ
6役をすべて見事に演じわけている。まったく無理がない。普通に天才だわ。
このまま一人十役ぐらいまで伸ばしてほしい。

そんなモグラの特性を生かしたメカ戦も面白く、ジャイアンの「ぼえ~」も懐かしく、ぴっくりどっきりメカによるマグマ層までの掘削という「それ地球規模の大惨事じゃね?」という決着も素晴らしかった。

最近台詞が少なめだったせいか、今週は三悪の御三方も心なしか元気で良いことだ。
ドクボンの絡みは、まだ多少無理があるがうざさはなくなってきた(空気化しただけな気もするが)

今週はガンちゃんを中心に作画の崩壊が散見された。
デフォルメを強調して勢いのある作画にしようとしたようにも見えなくもないが、やっぱり崩壊だと思う。
やはり毎週放送は辛いのかな?

が、旧作では崩壊が進行すればするほど悪ノリが進行して面白くなるという現象が起きていたので、やはり考える余裕がないような急ピッチでの無理のある製作の方が勢いのある作品が生まれるのかもしれないな、と思った。
今後もどんどん作画が崩壊してどんどんノリが良くなればいいと思うなであった。




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