うな風呂

やる気のない非モテの備忘録

土管くん  70点

2010年06月15日 | 映画感想
土管くんコンプリートBOX【2,000個限定生産】 [DVD]

東宝

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ファイテンションテレビ内で放映されていた蛙男商会のフラッシュアニメ、土管くんシリーズ四シーズンを全二巻におさめたもの。
一話五分程度でも、4シーズンとなると四時間にもなって、そのボリュームに圧倒された。というか疲れた。

人間になりたい謎の土管型ロボット、土管くんが巻き起こす、蛙男商会のいつものノリのアレ。
土管くんをあやつる上の人が、いつもむき出しで首が据わってなくて、無言のままさりげなく粗雑にあつかわれるというネタを中心に、五分間でバタバタやって、おわり、という感じ。
他のシリーズに比べるとブラックジョークが少なめで、わりとほのぼのとしていた。上の人は大変なことになってたけど。
ネタも、特にオチないままむりやり親父ギャグで終わらせることが多いし、ストーリーもほかのシリーズ以上にとりとめがなく、シーズンがどんどん続いていくから、どんどんネタ切れしてテコ入れされていく姿が、楽しいと同時にちょっと切ない感じだった。刺客がドンドン現れたり、ロボリンピックが開催されたりするあたりは、かなりネタ切れ感に満ちていた。

それでもまあ、一話五分の異様なテンポで進むし、頭の中が残念なピーターのお父さんのしゃべり方はくせになるし、安定したクオリティを発揮した作品ではあった。ばかぶりゃはー!

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