4月操業が始まりました。漁期が決まっている漁師さんたち。
巻き網や、吾智網などの大型艇の漁もいよいよ出漁です。
気候も温かくなり、港の桜も一斉に花開きました。。
今年も皆様の安全航海と豊漁をお祈りするばかりです。
お天気も、良い日は、船が朝からつぎつぎに出航中・・
港を出ると一斉にスピードを上げていく皆様の姿をみているだけで
船内の船長の・・うきうきした顔や真剣な顔が目に浮かぶようです。
みなさまいってらっしゃいいませ～
操業前の2月3月から弊社もメンテナンスやエンジン換装で忙しく
動いております。
ヤマハディーゼルエンジンからヤンマーエンジンへの換装工事も行いました。
ヤマハMD386KUHが船内から引き上げられて・・
ヤンマー４LH-WSTに載せ替えです。新エンジンへの換装で燃費も
大変よくなり、故障の不安なく安心して回転もあげられるようになります。
航海も操業もこれから安定していただけますね。
ディーゼルエンジンの換装工事は大がかりです。
今回はDE31BFヤンマー漁船のお客様でしたが、新エンジンに載せ替えるため
キャビンを開口して旧エンジンを引き上げ、シャフト、プロペラを新規に
調整、新エンジンに合わせて機関台の改造や船体の改造を行い
主機前駆動の充電器や、ヒューガルポンプなどエンジンの
周辺機器の修理やお手入れも行います。
エンジン載せ替えができない船もあります。
エンジンルームのサイズや船体構造から同じエンジンにしか
載せ替えができない船などです。
こちらのヤマハの旧型のクルーザーのお客様も、船体トラブルから
今回船内のヤマハディーゼルエンジンを２機とも引き上げ、
オーバーホール修理をして船内へ戻す、大復旧工事を検討
くださっております。
こちらの古いSRVのお客様は、2ストロークのエンジンから
4ストロークの最新エンジンへ換装中です。
船外機は、比較的エンジンの換装がしやすいですが、船内には
エンジンだけではなく電気回り、燃料タンク系統、操舵機関係
航海機器など他に航海に重要な設備がたくさんあります。
安心してシーズンを過ごしていただくためにも、そういう
ところも日常の点検やメンテナンスが大切です。
DE46Fのお客様も週明けより定期メンテナンスで整備中。
こちらのお客様も2年前にエンジンや設備を新しく入れ替えられて、
レストア。大事にご愛艇を乗り続けられてあります。
舵のスタンチューブパッキンの交換などエンジン以外の部分のお手入れも行いました。
上架整備を終えたら下架して試運転。エンジンは6CZーWGT（630PS）です。
係留保管艇の場合、メンテナンスの際は船底やトモ回りの汚れ
などの抵抗を落とした後（最低年1回）フラットな状態にして
試走行、細部をさらに確認していく作業を行います。
上架前にはわからなかった異変に気が付けることもあります。
年数を経てくると船のいろいろなところも少しづつ消耗していきます。
今回は別置燃料フィルタの燃料漏れもみつかりましたので全交換。
新艇と異なり、中古艇の場合は、こうして丁寧に各所のメンテナンスを
継続していきます。
新艇建造にはお時間を頂戴している現在、お持ちの船をレストア
したり、エンジンの換装をしたり、航海機器の入れ替えなどで
リフレッシュして楽しんでいただくことも、おすすめです。
キャビン内シートをお気に入りのものに交換されたり、
デッキや室内に、カーペット施工や、室内外床のSEADECK施工を
されたりすると
居住空間を快適にバージョンアップできます。
マイボートを自分好みに仕立てていくのも楽しいですネ。
シーズン前の定期点検や船底塗装など、レジャーボートの
皆様、どの船も忙しくお手入れされるシーズン。
今月は、各種レストアや艤装工事も忙しくなりそうです。
☆karatomarine naoko ☆
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ヤンマー特約店(有)唐泊鉄工所
ＫＡＲＡＴＯＭＡＲＩＮＥ
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