先日のジャパンインターナショナルボートショーでは、EX30B、EX33A2FBとともに・・
ヤンマーの待望の大型NEWモデルEX38も出展されました。
本格発売を今年に控えての、参考出展という形となりますので、
詳細については未定の部分も多いですが、発売がほんとうに楽しみになる
新しいボートです
[ヤンマー:EX38]
全長12,39m 全幅3,4m 全深1,9m。
総トン数5トン超 最大搭載人員12名 エンジン:6CXB-GT(495ps/2700rpm)
参考船速・33ノット超(2名乗船時データ)
テーマは・・
「多彩な釣りや多様なアレンジにも応えられる高い実用性=釣りの奥深さを体感できるボート。」
人気の初代フィッシングクルーザー・EX33A2に続く待望の大型モデルは
皆様をさらに・・より深い釣りの世界へ誘う
「ディープフィッシングクルーザー・EX38」です。
まず目をひくのは壮大なデッキ。 幅3,4mの幅広船型は40ftのクルーザー級
スタイル全体にボリューム感や空間を与えるだけでなく、海上での安定性も期待できます。
周囲のブルワークは、高さ700ミリ。キャスティングもしやすく、全周オープンタイプとなっています。
余裕のある大型イケスももちろん完備。
キャビン空間は、EX33A2よりも1割スケールアップしているとのことでしたが
船の空間の1割、船の数センチは非常に大きな違いを感じさせるもの。
心地よいボリューム感はそれ以上に感じられました。
新しい大型のリアスライドドアは、明かりをたくさん取り込める幅と高さが嬉しい。
キャビン出入もスムーズで余裕があるので、大柄な方や長身のお客様にも
心地よく感じていただけるだろうな。(^^)
参考出展艇の室内のレイアウトは、ヤンマーのフィッシングクルーザーに共通タイプです。
両サイドに昇降可能なテーブルと物入れ兼チェア・2人掛けソファの配置という、
スタンダードスタイルです。 とても厚みのある真っ白いクッション達は空間に広がりと
重みも与えてくれて心地よかった♪(実販のスタイルはどうなるのか・・楽しみですネ)
EX30B同様に、視認性の高いスタイリッシュなアナログメーターも採用されるようです。
コックピット周辺はシャープで・・クールな印象。広い航海機器スペースや、計算された
スイッチ類の位置など・・最新機器に対応して操作性も計算されているように感じます。
今年の最新航海機器を見ても、今後は各メーカーオートパイロットや航海機器も
大型液晶ディスプレイや、タッチパネルなどが主流になってくるよう。
参考出展艇にもユニカスの新型オートパイロット(液晶防水ディスプレイ画面)が設置。
各社進化も止まりません(^^)今後もグレードアップする様々な機器と、さらに釣りの
奥深さを楽しんでいただきたいですネ。
お、スラスターの操作部。
前後に設置が可能な電動スラスター、ほしい装備のひとつです。
シャフト艇によくありがちな、ハンドルを切ってからのタイムラグのある舵効きが
苦手な方、係留場所への出入り、風のあるときの離着岸時にもスラスターは便利です。
釣りにも威力を発揮しますね。流し釣りのときも、風に流された船首を・・くいっ!と。
指ひとつで船首方向を維持・・
装備を楽しみながら・・奥の深~い釣りを探求してください。
キャビンの奥は・・Vバースとなります。
大人3人休めるスペース、壁面・床下共に収納力も非常に大きく余裕もありました・・。
ボートショー出展艇では、バースにLEDライン照明が参考設置されていて海中のような演出に♪
そのほかにはキャビン内、デッキ外のステップ中央にブルーのLEDフットライトが設置されていて
夜のEX38にも、、なんだか粋な演出効果が用意されているみたい。(^^)
(小さなブルーのフットライトは安全面でも夜間にいいですネ。皆様の船でもぜひ真似してみては?(^^)
バース手前のトイレルームや、ロッカールームも、EX33A2と比較すると1クラス上のゆとりを
もった内容になっていました。
低騒音レベルをクラス最高まで高めた防音構造にも期待が高まります。
キャビンのサイドライン。
室内天井をフラットな設計に作り、空間の広がりをもたせつつ・・スタイリッシュなシルエットを
実現するべく、特徴的なデザインになっています。
ドキドキします? 新デザインが、みなさまに気に入っていただけると嬉しいですね。
バウデッキに上がります。
実はバウデッキは、大人の男性が4,5人立っても歩き回ってもまだ余りあるほどのスペースがあります。
大型遊漁船でも、皆様、広~いフラットなバウデッキでよくキャスティングを楽しまれたりされて
ないでしょうか。
EX38も、アフトデッキと同じように、バウデッキでも釣りを存分に楽しんでいただけそうですよ。(^^)
バウのブルワーク高さやレールの高さも釣りやすさを基準に設計されています
大型キャビンがあるにもかかわらず、周囲の通路や
バウデッキにもゆとりの広さがあることがとても嬉しい。
新船型は非常に拘りぬかれた設計になっているのですね。
今回、NEWモデルEX38には新しく設計されたプレジャー船型が採用されました。
一部は特許にもなっているそうですから・・その拘りと気合は並々ならぬものがあります。(><)
その、特徴的なステムライン、まっすぐに立ち上がった船首部分と続く大型フィンキール。
保針性や凌波性、さらに高速走行性までも、高いレベルで実現を可能にする新船型。
豊かな船幅やサイドを流れるリバースチャインなど・・改良が重ねられた船体からは
1ランク上の乗り心地がうまれてくる・・・・。
40ft並みであるという、EX38の長い喫水長は玄界灘の複雑な波長の波も
今まで以上に深く・・大きく越えて行けることが
期待できそうです・・
まさに。 外海へ向かう冒険者たちのためのディープフィッシングクルーザー。
新しいヤンマーの38ftが、新しい時代のボートになることを期待して。
発売を楽しみにお待ちください。
☆karatomarine naoko☆
●九州でのEX38初出展は、九州ボートショーを予定しています。
●九州ボートショー2015・・・4月18・19日(福岡マリーナ)
会場でお会いしましょう!
*******************
ヤンマー特約店(有)唐泊鉄工所
KARATOMARINE SINCE1944
福岡県福岡市西区宮浦1098
(092)809−2523
*******************