😐 巷では新年祝賀の儀の雅子さまのお召し物がドレスコードにあってるとか、あってないとか賑わしい。
皇族の正装を見る場合、結婚式場や洋服屋のサイトの記事で、昼の正装、夜の正装を知るだけでは不十分です。またエリザベス女王の装いを基準にするのもちょっと違う。
皇族は全員勲章をお持ちです。
新年祝賀の儀のように勲章を佩用する場合の服装は、総理府が出した『勲章等着用規定』によって定められています。
😇 勲章等を着用する場合の服装。
第三条 勲章等は燕尾服若しくはローブデコルテ若しくはローブモンタント又はこれに相当する制服に着用する。
ハイ!決まり。雅子皇后が長袖ドレスに宝冠大綬章を着用になっても、間違いではないようです。ただし、平成2年11月17日総理府告示第47号による改正 以前は、勲一等以上はローブモンタントに着用できるのは副章だけでした。
ローブモンタントに全ての勲章が着けられるようになったのが平成2年以降なので、雅子さまの装いへの評価に混乱が生じるのかもしれませんね。
勲章を着用する時は、勲章基準で服装が決まる。
勲章の順位が下がるにしたがって、服装も礼装から平服までランクが下がる。
😇 三笠宮家の彬子さま瑤子さまは勲二等宝冠章(のちの宝冠牡丹章に相応)なのでたすき掛けの綬はない。
宝冠牡丹章
😇 勲章のつけかた、服装は『勲章等着用規定』が日本のドレスコード。
エリザベス女王は英国の規定に従っていらっしゃるでしょう。
今上、大勲位菊花章頸飾
皇后 雅子さま 勲一等宝冠章(宝冠大綬章)
愛子さま 宝冠大綬章
秋篠宮殿下、大勲位菊花大綬章
妃殿下紀子さま 勲一等宝冠章(宝冠大綬章)
佳子さま 宝冠大綬章
常陸宮殿下、大勲位菊花大綬章
妃殿下華子さま 勲一等宝冠章(宝冠大綬章)
三笠宮妃 百合子さま勲一等宝冠章(宝冠大綬章)
三笠宮寛仁親王妃 信子さま勲一等宝冠章(宝冠大綬章)
彬子さま 勲二等宝冠章(宝冠牡丹章)
瑤子さま 勲二等宝冠章(宝冠牡丹章)
高円宮妃 久子さま 勲一等宝冠章(宝冠大綬章)
承子さま 宝冠牡丹章