【2024 JRAブリーズアップセール】の開催日程と上場候補馬情報が発表

JRA日本中央競馬会は2023年12月14日(木)、JRAが主催する2歳育成馬調教セール･【2024 JRAブリーズアップセール】(第20回 JRA育成馬調教セール､JRA Breeze Up Sale）の開催日と上場候補馬情報を発表しました。
JRA announces summary for 2024 Breeze Up Sale.

上場候補馬は82頭(セール購買馬74頭､ホームブレッド8頭)で、上場候補馬一覧(写真付)、血統表、種牡馬解説が公開されています。
⇒JRAブリーズアップセール総合情報ページより

【2024 JRAブリーズアップセール開催概要】

　■セール名称 ： 2024 JRAブリーズアップセール
　　　　　　　　　　　～ 第20回 JRA育成馬調教セール ～

　■開催日 ： 2024年4月23日(火) ※4月22日(月)に騎乗供覧を実施

　■場　所 ： 中山競馬場

　■主　催 ： JRA日本中央競馬会

　■売却方法 ： セリ方式
　　※注記：オンラインビッドシステムにより購買に参加できます。

　■売却対象者 ： JRAの馬主の方で購買登録を済ませた方

　■情　報 ： 上場候補馬82頭など総合情報ページ

※JRAブリーズアップセールについて
「Breeze Up Sale」とは2歳調教セールを意味しており、2005年よりスタートし、2024年で節目の第20回目を迎えます。同セールは、特に「時計よりも馬の走法や出来映え」を購買者にアピールすることと、「上場馬の情報発信を充実させ、不慣れなお客様が、わかりやすく参加しやすい入門編」に留意されています。上場されるのは、JRA日本中央競馬会が全国の1歳市場で購買した馬を、日高と宮崎の育成牧場で育成＆調教した2歳馬を中心に、2011年度からは、日高育成牧場の生産馬も上場されています。
育成技術の高さと徹底した情報開示が購買者層からの高い信頼を得て、毎年上場馬をほぼ100%で売却し、2歳セールの中心的存在となっています。
2020年は新型コロナウイルス感染症の拡大を防止する観点から、中山競馬場における騎乗供覧およびセリ開催を取りやめ「メールによる入札方式」に変更、2021年からは「通常せり＋オンラインビッド」によるハイブリッド方式での開催となりました。2023年度は過去最高記録となる79頭を売却し、売却率12年連続100%を達成しました。
同セール出身馬には、G1-朝日杯フューチュリティSを制したセイウンワンダー(2008年売却馬)をはじめ、G2-ニュージーランドトフィー勝馬エイシンオスマン(2010年売却馬)、G2-フィリーズレビュー勝馬ダイワパッション(2005年売却馬)、G3-ファンタジーS勝馬リバーラ(2022年売却馬)、G3-京阪杯とG3-キーンランドC勝馬エイティーンガール(2018年売却馬)、G3-北九州記念勝馬ヨカヨカ(2020年売却馬)、G3-新潟2歳S勝馬モンストール(2011年売却馬)、G3-ファンタジーS勝馬サウンドリアーナ(2012年売却馬)、G3-函館2歳S勝馬クリスマス(2013年売却馬)、G3-エーデルワイス賞勝馬フクノドリーム(2013年売却馬)、Jpn3-クイーン賞勝馬テリオスベル(2019年売却馬)、Jpn3-北海道スプリントC勝馬ヒロシゲゴールド(2017年売却馬)、などの重賞勝馬がいます。

※2023年度JRAブリーズアップセール成績(2023/4/25)
■上場頭数：79頭(牡40頭､牝39頭)
■売却頭数：79頭(牡40頭､牝39頭)
■売却率：100%(牡100%､牝100%)
■売却総額(税別)：759,100,000円(牡368,200,000円､牝390,900,000円)
■平均価格(税別)：9,608,861円(牡9,205,000円､牝10,023,077円)
■中間価格(税別)：9,000,000円
■最高額馬(税別)：27,000,000円(No.12-ピンクシャンパン2021､父デクラレーションオブウォー)
■最高額馬(税別)：27,000,000円(No.44-スルージエアー2021､父マインドユアビスケッツ)






写真:騎乗供覧シーン(JBBA提供)､落札シーン(JRA提供)､落札後の横姿(JBBA提供)
動画:セール全映像
⇒JRAブリーズアップセール累年成績

　＜参考＞
　　・サラブレッド競り(せり)市場取引価格検索･種牡馬情報検索
　　・JRAブリーズアップセール

by 馬市ドットコム

【ヨシダ(Yoshida)】の日本供用が発表

ダーレー・ジャパン(株)は2023年12月14日(木)、2018年のターフクラシックS(G1)やウッドウォードステークス(G1)に勝利した【ヨシダ(Yoshida)】を2024年シーズンから日本で種牡馬として供用すると発表しました。
⇒ヨシダ供用のお知らせ

ヨシダ(Yoshida)は、父ハーツクライ、母ヒルダズパッション(母父Canadian Frontier)という血統の日本産馬(2014年生)。
父ハーツクライは、ディープインパクトと並ぶサンデーサイレンスの有力後継種牡馬。
母ヒルダズパッションは、バレリーナS(G1)など重賞5勝の活躍馬で、母としてヨシダの他にシンザン記念(G3)などに勝利したサンクテュエール、JAR4勝の特別勝ち馬ジークカイザーなどを生んでいます。
2015年のセレクトセール1歳において9,400万円で落札されたヨシダ(Yoshida)は、その後アメリカに輸出され2歳時にデビュー。3歳時にはヒルプリンスS(G3､芝1800m)に勝利し重賞勝ち馬となると、4歳時にはターフクラシックS(G1､芝1800m)、ウッドウォードS(G1､ダート1800m)と芝/ダート両方のG1競走に勝利、日本産馬として初のアメリカダートG1競走に勝利する歴史的活躍を見せました。
5歳で現役を引退した後、2020年よりアメリカのウインスターファーム (WinStar Farm) で種牡馬入り。初年度産駒が本年待望のデビューを果たすと、ヤッタ(Yatta)がジミードゥランテS(G3､芝1600m)で勝ち馬から僅差の3着となるなど、早くも大物が出現し注目を浴びています。
同馬の種付料は、後日改めて発表が予定されています。

動画：ターフクラシックS(G1)

動画：ウッドウォードS(G1)

【ヨシダ(Yoshida)】
父ハーツクライ　母ヒルダズパッション(母父Canadian Frontier)
競走成績：18戦5勝(重賞3勝､米G1-ターフクラシックS,米G1-ウッドウォードS)
種牡馬成績：2020年より米国にて供用開始。2024年より本邦供用開始でその初年度産駒は2027年デビュー。
⇒紹介ページ(Darley)

動画：Yoshida 2023 Virtual Stallion Show

　＜照会先＞
　　ダーレー・ジャパン(株)･ノミネーション オフィス
　　住所：北海道沙流郡日高町富浜137-2
　　Tel:01456-3-1166　Fax:01456-3-1167
　　⇒オフィシャルサイト
　　⇒2023年度ダーレーオープンハウス
　　⇒2022年度ダーレーオープンハウス
　　⇒2021年度ダーレーオープンハウス
　　⇒2020年度ダーレーオープンハウス
　　⇒2019年度ダーレーオープンハウス
　　⇒2018年度ダーレーオープンハウス
　　⇒2017年度ダーレーオープンハウス
　　⇒2016年度ダーレーオープンハウス
　　⇒2015年度ダーレーオープンハウス
　　⇒2014年度スタリオンパレード
　　⇒2013年度スタリオンパレード
　　⇒2012年度スタリオンパレード
　　⇒2011年度スタリオンパレード
　　⇒2010年度スタリオンパレード
　　⇒2009年度スタリオンパレード
　　⇒2008年度スタリオンパレード



　＜参考＞
　　・種牡馬情報検索

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【パレスマリス(Palace Malice)】の日本供用が発表

ダーレー・ジャパン(株)は2023年12月14日(木)、2013年のベルモントステークス(G1)や2014年のメトロポリタンH(G1)など重賞6勝馬【パレスマリス(Palace Malice)】を2024年シーズンから日本で種牡馬として供用すると発表しました。
⇒パレスマリス供用のお知らせ

パレスマリス(Palace Malice)は、父Curlin(カーリン)、母Palace Rumor(母父Royal Anthem)という血統のアメリカ産馬(2010年生)。
父Curlin(カーリン)は、プリークネスS(G1)、ブリーダーズＣクラシック(G1)などG1競走7勝、エクリプス賞を2度受賞した名馬です。種牡馬としても、パレスマリス(Palace Malice)を初め、これまでに22頭以上のG1馬を送り出しており、毎年のようにアメリカのクラシック路線で活躍する産駒を送り出しています。
母Palace Rumor(パレスルーマー)は、2005年のオーデュボンオークス(L､芝8.5F)など米国5勝馬で、繁殖入りしてからは、3番仔のパレスマリスがベルモントS(G1)に勝利した後に、2013年のファシグティプトンノヴェンバーセールで110万ドルで落札され日本へ輸入され、天皇賞春(G1)などに勝利したジャスティンパレス、ステイヤーズS(G2)などに勝利したアイアンバローズなどを生んでいます。

パレスマリス(Palace Malice)の現役時代は、2歳時に勝ち馬となると、3歳時にはクラシック3冠のひとつベルモントステークス(G1)を制覇、4歳時には重賞4連勝でメトロポリタンＨ(G1)に勝利し、この世代の一流クラスの一角として活躍しました。通算19戦7勝(重賞6勝)という成績でした。

動画：ベルモントステークス(G1)

動画：メトロポリタンＨ(G1)

現役引退後は2016年からThree Chimneys Farmで種牡馬入り、初年度世代から、BCジュヴェナイルターフ(G1)勝馬で種牡馬として日本に輸入されたストラクター(Structor)、2023年のデイリー杯2歳S(G2)に勝利したジャンタルマンタルを送り出し注目を集めています。
同馬の種付料は、後日改めて発表が予定されています。

動画：ストラクター(Structor)

動画：ジャンタルマンタル(デイリー杯2歳S)

【パレスマリス(Palace Malice)】
父Curlin　母パレスルーマー(母父Royal Anthem)
競走成績：19戦7勝(重賞6勝､米G1-ベルモントステークス,米G1-メトロポリタンＨ)
種牡馬成績：2016年より米国にて供用開始。2024年より本邦供用開始でその初年度産駒は2027年デビュー。
⇒紹介ページ(Darley)

動画：Palace Malice

　＜照会先＞
　　ダーレー・ジャパン(株)･ノミネーション オフィス
　　住所：北海道沙流郡日高町富浜137-2
　　Tel:01456-3-1166　Fax:01456-3-1167
　　⇒オフィシャルサイト
　　⇒2023年度ダーレーオープンハウス
　　⇒2022年度ダーレーオープンハウス
　　⇒2021年度ダーレーオープンハウス
　　⇒2020年度ダーレーオープンハウス
　　⇒2019年度ダーレーオープンハウス
　　⇒2018年度ダーレーオープンハウス
　　⇒2017年度ダーレーオープンハウス
　　⇒2016年度ダーレーオープンハウス
　　⇒2015年度ダーレーオープンハウス
　　⇒2014年度スタリオンパレード
　　⇒2013年度スタリオンパレード
　　⇒2012年度スタリオンパレード
　　⇒2011年度スタリオンパレード
　　⇒2010年度スタリオンパレード
　　⇒2009年度スタリオンパレード
　　⇒2008年度スタリオンパレード



　＜参考＞
　　・種牡馬情報検索

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セレクトセール出身馬【フォーエバーヤング(Forever Young)】が「全日本2歳優駿(Jpn1)」を優勝

2023年12月13日(金)、川崎競馬場で「第74回･全日本2歳優駿(2歳･Jpn1)」が行われ、【セレクトセール出身馬･フォーエバーヤング(Forever Young)】が優勝しました。

フォーエバーヤング(Forever Young)は、父リアルスティール、母フォエヴァーダーリング(母父Congrats)という血統の2歳牡馬。同馬は、2022年度セレクトセール1歳(2022 Select Sale, Yearling session)において9,800万円(税別)で落札されていました。

【フォーエバーヤング(Forever Young)】
牡2　父リアルスティール　母フォエヴァーダーリング(母父Congrats)
取引市場：2022年度セレクトセール1歳(No.49)
落札価格：98,000,000円(税別)
落札者･馬主：藤田　晋　氏
調教師：矢作　芳人　氏(栗東)
販売者：(有)ノーザンレーシング
生産牧場：ノーザンファーム

⇒上場馬名簿(PDF)
⇒上場馬写真(JPEG)

Forever Young(JPN), C, 2, Real Steel(JPN) - Forever Darling(USA), by Congrats(USA)
(107,800,000 Yen, 2022 Select Sale, Yearling session)


　＜参考＞
　　・サラブレッド競り(せり)市場取引価格検索･種牡馬情報検索

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