酒とシガーとシャングリラ

時間を呑み
時間を燻らす
エレガントな時間

懐の深い接客を楽しむ  ザ コールバー

2010-11-03 | Bar-ミナミ
大阪ミナミはサンボアビルの4Fにあるオーセンティックバー
サンボアビルでお気づきと思いますがサンボア南洋酒店が1Fです

こちらのBarは扉を開けお店に入るとまず雛壇になったバックバーが目に飛び込みます
圧倒的に光り輝く雛壇のバックバーなのですが不思議な感覚に陥るでしょう
バックバーからの威圧感を感じません
普通このようなバックバーからは自己顕示ともとれるプレッシャーを感じますが
こちらのお店のバックバーは少し控えめに光輝いています

まずはジントニック…悪くありません
自分の好みとは少し違いますが優しい味がしました
つづいてのギムレットも大変素晴しい

私はいつもギムレットは貴婦人のようだと思って飲んでいますが
こちらのお店の貴婦人は清楚な美人でした

今回の訪問は珍しく一人ではなく友人と一緒でしたが
我々が話しをしているときには距離を置いてグラスを磨き
少しの変化を察知してオーダーをとり
友人との話が一段落してマスターにバカ話を向けると
見事に応え…

ひとつの有名な言葉を思い出しました
バーテンダーは人生最後にして最大の話相手である
見事な接客にとても満足し扉を開けると、そこはやはりミナミの喧騒でした

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2 コメント

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Unknown (1966.01.)
2010-11-04 19:16:31
ミナミの喧騒がこのbarの非日常性をきわだせます。
フサルクさんは、かつて傾倒した本、作家さんなどありますでしょうか。
文学論を拡げたいのではありません。
フサルク氏の短い表現に風景を観ます。
Unknown (フサルク)
2010-11-06 00:41:37
1966.01.さん
いつも過分なるお言葉恐縮致します
本はジャンルや作家にはあまり拘りません
直近ではポールギャリコが良かったですね
スノーグースや雪のひとひらなんかが…
マイナーを好む傾向があります

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