２０１８年１２月１４日(金) 提供 ／ ＪＡＬ 、ヤナセ♪ Bewitched Art Pepper Quartet
♪ The Windows Of The World Burt Bacharach
今や 国境や宗教を超えて 世界のお祭りになったクリスマス
日本のクリスマスケーキは 日本で生まれた オリジナルなもの
クリスマスケーキに ロウソクを立てるのも 日本独特の風習です
このようにクリスマスは
その国の 伝統や歴史 宗教によって 様々に形を変えています
そこで今週は 興味深い クリスマスの風物詩を求めて
世界の街を巡る 旅へ出ることにしましょう
JET STREAM 聖なる夜におくる 浪漫飛行 クリスマスにまつわる 10の風物詩
今宵はその第五夜
アメリカ クリスマスのバーボン オーストラリア 大論争スイーツ
アメリカのクリスマスツリーといえば
ニューヨークのロックフェラー・センターのツリーを 思い浮かべるでしょうが
それ以上に 歴史と権威を誇るのが
ワシントンD.C.の 国会議事堂前に立つ クリスマス・ツリーです
これは ザ・ナショナル・クリスマス・ツリー つまり アメリカ全国民のためのクリスマスツリー
今から95年前 クーリッジ大統領によって 初めて点灯式が行われました
その後も 歴代大統領によって行われ
今年は 11月28日 トランプ大統領夫妻によって 点灯されました
この点灯式は 有名アーティストも参加する人気 イベント
入場料は無料ですが 宝くじのような確率でしか手に入らない貴重なものです
この点灯式が終わると アメリカではクリスマス・プレゼントを用意する人が 多いようです
アメリカの東海岸では 人気のプレゼントといえば 大人の男性ならバーボン
特に 人気のバーボンは ワイルドターキーの13年物
人気の秘密は クリスマスに相応しい 七面鳥のラベルが付いているからです
もう一つが一年に一度 このシ－ズンにだけ ボトリングされる
クリーブランド・ウィスキーの クリスマスバーボンです
オハイオ州の クリーブランドウィスキーが製造する この バーボン
独自のテクノロジーで熟成したバーボンに
ナツメグ シナモン クローブ オールスパイス バニラ といった 風味を加えた
クリスマスの夜に相応しいお酒
雪深いアメリカ東部の寒い冬をイメージしたボトルに入っています
今年はどちらかのバーボンに クリスマスらしいラッピングをして
あなたの大切な人に 贈ってみては如何でしょう
♪ I'll Be Home For Christmas Eddie Higgins Trio
SOUND GRAFFITI
CHRISTMAS SONG No.5♪ Wonderful Christmastime Paul McCartney
♪ Little Drummer Boy Mary J. Blige
♪ Please Come Home For Christmas Eagles
♪ Save The Best For Last 鳥山雄司
日本では これからが冬の本番 一層 寒い日が続きますが
南半球のオーストラリアでは 夏の真っ盛り
シドニーの街には 赤い帽子を被った サンタクロースが
サーフィンを楽しんでいる姿が描かれています
シドニー中心部 マーティン・プレイスには
高さ21メートルの クリスマス・ツリーが立てられて 夜は南十字星の下で 光り輝いています
クリスマスといえばヨーロッパやアメリカでは クリスマス・ディナーを楽しみますが
オーストラリアでは家族揃って ビーチや公園で クリスマス・ランチ
男性たちが中心になって 豪快にバーベキューを楽しみます
このバーベキューに欠かせないのが クリスマスの風物詩 パブロバ と呼ばれるスイーツ
パブロバとは
メレンゲを焼いた生地に 生クリームと季節のフルーツをトッピングした フルーツケーキ
外側はサクッと 中はふわふわ スポンジケーキとは違って ライトな口当たりで低カロリー
女性なら一度食べると 止まらなくなるスイーツです
この名前の由来は ロシアの伝説の バレリーナ アンナ・パヴロワ
当時 彼女の羽が生えたような軽やかな踊りに感動した ニュージーランド人のシェフが
このスイーツを考案 彼女の名を付けたと 物の本には書かれています
これに異論を唱えるのが パブロバをこよなく愛するオーストラリア人
パブロバはオーストラリア生まれだ と主張
このスイーツを巡って オーストラリアとニュージーランド 二つの国は
何十年にも渡り 論争が続いています
今も熱い論争が続くパブロバ 一度 二つの国に出掛けて 食べ比べてみませんか
♪ SASKAFORNIA DREAMING Mocky
♪ Little Person Brad Mehldau Trio