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日本人のロリコン化の元凶?

2007年03月18日 23時23分41秒 | 社会・経済
今日の『スタメン』で、ジュニアアイドル(10歳から15歳くらいまでのアイドル)の露出度が高い写真集やDVDを取り上げ、日本人のロリコン化を指摘していた。
確かに、そういう面はあると思う。モーニング娘。も、かつてはCCガールズみたいなグループだったが、現在では中学生集団といっていい。

番組では指摘していなかったが、現在の日本人のロリコン化、児童ポルノの氾濫の元凶は、かつての過激な(しかもおかしな)警察のポルノ取締りにあるのではないかと感じている。
現在では一般の週刊誌にも平然とヘアヌード写真が掲載されているが、こんな物が認められるようになったのは、この十数年前からで、それ以前はアンダーヘアが映った物は、すべて規制されていた(※週刊誌等のヌード写真掲載の是非は、本エントリーの主目的とは異なるため、今回は言及しない)。
ところが成人女性のアンダーヘアが映った写真が禁止されていた時代に、まだヘアが生えない女児の性器がモロに映った写真は堂々と販売されていたのである。つまり現在とは真逆の規制だった。なぜ児童ポルノが規制されなかったのかは解らないが、おそらく性的対象になる年齢ではないから猥褻ではないという判断か? (猥褻論争も、「表現の自由」も絡んできて異常に長くなりそうなので、今回は省略)。
ともかく、成人女性のアンダーヘアが映った写真は完全に禁止、いっぽうヘアの生える前の女児の写真はOKという規制が1990年くらいまでの基準であった。

今日の『スタメン』に登場していたジュニアアイドルマニアたちの年齢を見ると、ちょうど、こうした基準の時代に思春期を送った人たちに見える。是非はともかく、思春期とは、そうした物に興味を持つのを防げない年代だろう。成人女性の裸体に興味はあるが見ることができないので、代用として規制されてない女児(といっても中学生くらいだと、写し方によっては大人っぽくも見える)の裸体写真という歪んだシフトがあったとしても不思議ではない。

もちろん、このエントリーの主旨は「だから昔からヘアヌードを許可しておけば良かったのだ」というものではない。
ただ今日の日本の現状を見れば、かつてのそうした真逆のポルノ規制が深い影を落としているように思えてならないので、あえて取り上げてみた。


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