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たいがー:りーと催眠商法

2007年02月17日 23時18分32秒 | 社会・経済
ときおり『エンタの神様』に出演するたいがー:りー。ネタ自体は爆笑する物ではないが、彼のステージは社会学的に興味深い。

ご存知ない方のためにネタ解説すると、「女子がリンリンするセリフ(女性がグッとくる言葉)」を聴かせ、グッときた客席の女性はリンリンポーズを作る。しかし本当にグッとくるセリフは最初と最後の2つだけで、中間のセリフは笑わせるための「ボケ」である。だから多くの観客は、最初と最後だけリンリンポーズを作る。
ところが、客席を注意して見ていると、2番目のセリフでもリンリンポーズを上げる観客がちらほらいる。

おそらく、たいがー:りーのネタを見るのは初めてなのだろう。そして最初のセリフで、周囲全員がリンリンポーズを作って上げるため、「今度のセリフは変だな?」なんて思いながらも、周囲との調和を乱したくなくて、上げてしまうのではないか?

これだけ催眠商法が取り沙汰されていても、未だに引っ掛かる人間がいる原因が垣間見える。

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