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米国初の黒人大統領誕生

2008年11月05日 10時33分00秒 | 政治
米国大統領選挙の開票が続いている。
午前10時現在(日本時間)、オバマ候補103人対マケイン候補34人とオバマ候補が約3倍の大差でリードしている。
事前の世論調査もオバマ優位であり、日本ならばもう当選確実を打つテレビ局が続出していそうな状況だが、米国には特殊な事情があってまだオバマ勝利とは言い切れないそうだ。
それは「ブラッドリー効果」といわれるもので、心の底で黒人を差別しているが表面的にはそれを表さない人たちがいるらしい。彼らは差別主義者と批判されないように、本当はマケインに投票するにも関わらず、事前にはオバマ支持と答えている可能性が考えられるため、慎重にならざるを得ないようだ。この話を聞くと、圧倒的優位といわれながらも最後まで必死だったオバマ陣営の態度も納得できる。
米国にはまだまだ人種の壁が残っている。選挙中にも何度か暗殺騒動があった。大統領に当選したら4年間は警備が本当に大変だろうな。リンカーンとかケネディとか、もうあんな悲劇は二度と起こらないことを切望する。
直前に米国発金融不安があったこともあり、今回の大統領選挙への日本の関心は異様に高いようだ。オバマ氏が当選すれば福井県の小浜市なんかはお祝いセールなんかやりそうだが、決してそんなに浮かれていられる状況ではないよな……。


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