漢検は民営化したら優良企業？

毎年、年末になると「今年の漢字１文字」というのが発表される。当ブログでも何度も取り上げているし、他所のブログ様でも相当数がエントリーを立てている。
これを始めて漢字ブームを作ったのが、現在いろいろと世間を騒がせている漢検の大久保（元）理事長だそうだ。
彼は他にも色々と仕掛けをし、その結果、巨額な利益を生み出した。
自分が経営する会社と取り引きを行い、不透明な金の流れがあるようだが、それを除けば「有能な経営者」だったと評価できよう。

何度も何度も繰り返しているが、独法、特法は原則として全て廃止して民営化してしまえば良い。
漢検も民営化されていたら、今の時代に驚異的な利益を挙げる超優良企業となっていたかもしれない。
もっとも公的資格だからこれほどの受験者がいて、もしも民間資格になってしまえばどれほどの受験者がいるかは疑問だが……。

ところで「今年の漢字１文字」は何になるのかね？
この事件に批判的な文字が応募される予感もするが、四月のことは年末になれば忘れ去られているかな？