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テレビは生活必需品ではない

2007年04月08日 14時20分00秒 | マスコミ
TBS『噂の東京マガジン』を見る。今日の「噂の現場」はテレビの共同受信問題。ある共同受信施設の管理組合の解散話から、2011年の地デジ切り替え問題へと進む。
地デジへの移行によって、多くの共同受信アンテナが建て替えを余儀なくされる。その建て替え費用について、ある施設管理者が、
「国の政策で地デジに移行するのだから、建て替え費用は国が負担するべき」とおバカさん発言を。その論理が通用するなら、各家庭のアナログテレビも余す所なく国がデジタルテレビに買い換えてやらなくてはなるまい(爆)。
テレビは生活必需品ではない。見たい人間が受像機を買いアンテナを立てて見れば良いだけだ。

尾身財務大臣が「NHKは松坂を取り上げすぎる」と批判した。出発点としては正しい。受信料を払っている全員が、それほど松坂に興味があるのかと疑問を持つのは悪くない。しかし展開がおかしい。では大相撲や高校野球、大河ドラマや紅白歌合戦は、どうなのか?――と考えていくべき。国民が一人残らず興味を持つ番組など存在しない。すなわち尾身氏が幻影として抱いている「公共放送」など存在しない。ならば興味を持つ人間によって受益者負担で運営されれるのが自然だ。見たい人間は費用負担して見れば良いし、費用負担を拒むなら見なければいいだけ。この理屈は地デジもNHKも、なんら変わるものではない。
テレビは生活必需品ではない。

●関連過去エントリー
やっぱり受信料は払いたくない

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