2014年1月24日、春の陽気に誘われて隅田川七福神巡りに出かけた。福禄寿・寿老人・布袋尊・弁財天を済ませて恵比須・大黒は墨田公園の三囲神社(みめぐりじんじゃ)、この神社は弘法大師が創建したのがはじまりと伝えられているが、南北朝時代の頃、近江三井寺の僧がこの地を訪れた際、社地から壷を見つけ出し、その壷を開けてみると、中から白狐にまたがった御神体が現れたと同時に、さらにはどこからか白狐が現れ、その御神体の廻りを3度廻ったことに由来しています、との事。三囲神社は元禄年間になると江戸の大店・越後屋を営む三井家の守護社として信仰を集めるようになった。恵比寿神・大国(大黒)神の二神が祀られている内社殿は三井家が文久3年(1863)に造成した。本殿の前には狛犬と一緒にライオンが座っている、平成21年(2009)に閉店した三越池袋店のシンボル・ライオン像が奉納された。本殿の奥には珍しい三角の石鳥居がある、傍に「三井邸より移す。原型は京都太秦・木嶋神社にある」と書いてあった。ここからは最後の毘沙門天を目指してスカイツリー駅まで歩き、東武電車で堀切駅まで行った。