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京風

そぞら歩きの千二百年の都のはんなり歴史街道と四季行事等

平清盛の手植えの楠

2006-05-15 20:07:25 | 京都
六波羅蜜寺にいたるまでの広大なものでありました。それだけでは足らず、各所に別邸を持っておりましたが、そのうちの西八条邸には清盛自身が植えたという楠がありました。源氏の追討の手のものがこの邸を焼き払った際にも、これは焼け残り、その後、これを伐ろうとしたり、移しかえようとしたりすると、必ず祟りがあったと言います。それで、ここを「若一神社」とし、清盛の魂をまつり、楠を大切にしてきました。

平清盛が、埋もれていた鎮守社若一神社 (にゃくいちじんじゃ)御神体を掘り起こして祀ったのちに出世したと伝わっており、現在も立身出世の神として崇敬されています。

都市計画を変更させた楠

2006-05-14 16:57:21 | 京都
今から80年前、都市計画で市電を走らせることに成つ時、道路のどまん中に有り、いくらご神木といつても邪魔に成るので移動させる事に成り、枝をはらった人が木から落たり家族に不幸が続いたり神木のたたり恐れ、市電の軌道も曲げてしまつた。
今、高さ30メートルの楠・・・何者も恐れず!!

御室の桜

2006-05-05 22:30:24 | 京都
仁和4年(888)創建。御室御所とも呼ばれる皇室ゆかりの寺。御室の桜は平安時代から王朝貴族の目を楽しませていた・・・・都名残り桜。
御室桜は、京洛最後をかざる遅咲きの桜(見納の桜)で、背が低く、 花(鼻)が低いため「お多福桜」とも呼ばれ、天然記念物に指定されています。約200本の木々がいっせいに花をつけると、まるで桜の海、御室の桜が一般に開放され、花見見物ができるようになったのは、近世以降のことという。江戸中期にはその美しさが広く知られるようになり、

句歌に詠まれ
 
       ねぶたさの 春は御室の 花よりぞ (蕪村)

京都御所公開

2006-04-28 19:59:06 | 京都
京都御所一般公開は、その古来の内裏の形態を今日に保存している由緒あるもの

で、現在のものは安政2年(1855年)の造営である。

紫宸殿を始めとし、清涼殿、小御所、御学問所、御常御殿など平安時代以降の建築

様式の移りかわりをつぶさに見ることができる京都は,桓武天皇が都を遷(うつ)さ

れて以来明治初期までの1千年あまりの間,天皇のお住まいのあったところですが

明治2年の東京遷都までは、学習院・宮家や、約200の公家の屋敷もありました

が、現在では芝生と玉砂利の広い道に変わり、また公園として市民の憩いの場にな

っています。
 

京都御所は特別公開以外は,参観許可が必要です。詳しくは宮内庁
参観課へお問い合わせ下さい。075-211-1211
※地下鉄丸太町、地下鉄今出川から徒歩5分
http://sankan.kunaicho.go.jp/guide/kyoto.html