京風

そぞら歩きの千二百年の都のはんなり歴史街道と四季行事等

日本三大春祭・葵祭

2005-05-16 16:59:43 | 京都
葵祭は京都三大祭のひとつで、わが国の祭のうち最も優雅で古趣に富んだ祭として知

られています。

平安朝の優雅な古典行列は平安貴族そのままの姿で列をつくり、京都御所を出発、総

勢500名以上の風雅な行列が下鴨神社を経て、上賀茂神社へ向かいます。

平安中期の貴族の間では、単に「祭り」と言えば葵祭のことをさすほど有名であった。

平安時代以来、国家的な行事として行われてきたので、わが国の祭のなかでも、数少

ない王朝風俗の伝統が残されているということである。

祭の起源と沿革は、今から約1400年前の欽明天皇の567年、国内は風雨がはげしく、

五穀が実らなかったので、当時賀茂の大神の崇敬者であった

平安神宮神苑の桜

2005-05-14 13:00:54 | お出かけ
平安遷都1100年を記念して明治28年(1895)に建立された。

桓武(かんむ)天皇を祀り、京都全市の総社といわれる

明治時代の代表的な日本庭園として広く内外に知られている平安神宮神苑は、ご社殿を

取り囲むように東・中・西・南の四つの庭からなっています。春の紅しだれ桜、初夏の杜若・

花菖蒲、秋紅の葉、冬の雪景色と四季折々に風光明媚な趣を見せるとともに、神々しい風

景を織りなす神苑は、人の手で造り出されてから100年という星屑を経た今日、漲る自然

の営みに触れることができ、訪れる人の心を平安へと誘ってくれます。

作 庭::7代目小川治兵衛{東山界隈に円山公園、無隣庵を始め幾多の名園を残す}