江利チエミファンのひとりごと

江利チエミという素晴らしい歌手がいた...ということ。
ただただそれを伝えたい...という趣旨のページです。

◆ こぼればなし(6)

2007年05月04日 | 江利チエミ(続編)

淋しがり屋で神経質で・・・
 外見は裏腹に「ざっくばらんで、ちゃきちゃきの江戸っ子。姐御肌の強い女」・・・
そう多くのファンに思われていたのは、「姐御肌に見える外見」の裏に「涙もろくて世話好き」という部分があったればこそ。
彼女の外見の明るさは「彼女の内面の優しさ」だったのでしょう。

いきつけの新宿のバーにハーフのホステスさんがいたそうです。
失恋を苦に自殺未遂を起こしたのだとか・・・
自分には全く関係のないことでも、チエミさんは彼女を放っておけなかった。
渋谷のレストランに連れて行って一晩中ずっと慰めてやったのだそうです。

テレビ局からの帰り道・・・
いきあたりばったりの赤提灯に入って、びっくりしてる飲み屋の亭主に三味線を借りて都々逸を歌ってみたり・・・

どれもドラマ「わたしはカモちゃん」のころの話だそうです。
この後、数ヶ月してチエミさんは上野毛の自宅を火事で失います。

※この火事の関連記事は ここ ココ  を参照してください。火事は放火の疑いもある・・・との発表でしたが、延焼しなかったこともあってか、台所の漏電では?ということで収まってしまいます。しかし、地元消防では放火の可能性が高いとの意見も有力であったそうです。悪魔の義姉の起こしたことと思っているのは私だけではないと思います。実際この直前にチエミさんに無断で火災保険をかけたり、チエミさんの宝石類は事前に持ち出されていたという事実もあったそうです。(清川虹子さんの著書/週刊誌記事/新聞紙面より考察)
このことは ココ もご参照ください。

このあとの彼女にはこれでもかこれでもかと不幸が続いてしまいました。

私はカモちゃん・・・
 過去にもさわりで ここ に記事にしています。
相手役は当時まだ新人だった前田吟さん。
田舎から上京した歌手志望の娘が苦労をかさね、成功しかけるのですが、最後に「恋の道」を選んで田舎に帰っていく・・・といった、今にして思えば「皮肉な内容」のドラマでもありました。
このドラマ仲間を自宅に招き「新年会」も開かれたのだとか・・・
それは45年の1月の正月だったと思われます。
その新年会から「数日後」に、その「楽しい我が家」は消失してしまったのです。

なぜか彼女の幸せには、いつも不幸の影が忍び寄ってきてしまっていた・・・
    喜びの大きさに反比例するかのように不幸に見舞われた人生でありました。

※こぼればなし...この(6)までのエピソードは筒井先生の著作からの引用です。


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