姥捨て山 その２

さて、話が水晶に行きましたが、私とその方は話をする間にだんだんとご先祖様の事を思い出し、一人暮らしなので本来なら病院を２ヶ月後に出て老人ホームへ移る予定を急遽、「早く元気になって待っておられるご先祖様のいる家に帰ろう」と言う事になりました。

その言葉を聞いた時、本当に安堵して、これはその家のご先祖様のお気持ちなのだと理解出来ました。

ご先祖様もその方の存在無くしては成仏は勿論、日頃の心のこもったお世話もしてはくれる人は誰もいないのですから。ご先祖様こそ不安だった事でしょう。

そんな会話をしながら、元気な顔を見てその日のお見舞いは無事に終わり、帰りました。

その帰り道、病院のスタッフの方の仕事の大変さは勿論の事、目に見えない所の障り（患者さんを含め各家庭の浮遊霊からの霊障り）を感じながら、『ご先祖の成仏を本当の意味での理解がなければ、所詮ご先祖の事を大切にしていない分、自分も同じ様な目にあうのだな』と、言う事を改めて考えさせられた一日でもありました。

先行き怖い事です。

現代の病院はいわゆる「姥捨て山」となっているのが現状です。

病院といえども「孤独死」となりかねません。

でもそんな事になってしまったのは、実は誰のせいでもなく、全ては自分達の行いと考え方の現れが、この様な現状を招いているのが今の世の中なのですが、残念な事にその様な大切な事を、この社会は誰も教えてはくれません。

この様な事も自分の実力で勝ち取らなければならないのが、この世の本当の勉強だと思います。

その様な意味でも、とても厳しい修行の場でもありますね！

ただし落胆するばかりでもありません。

何故って、逆もあるからです。

肝心なポイントさえ気づいて実践して行ければ、こんなにも生き安い場にも成りうる事いう事です。

それは神々が私達人間にチャンスを与えて下さっています。

そのチャンスをものに出来れば良い事で、それは私達一人一人に平等に与え当てくれていると言う所です。チャンスは皆さんの側にいつでも用意されていますよ！



≫星椎水精先生のホームページ：先祖供養
携帯版はこちら

クリックしてね !!