cookhonbu

のんきにお気楽ひとりごと

帰去来。

2015年10月09日 | ぶらり旅日記

先週の水曜日に予定していた横浜行き
お仕事の都合で出掛けられず、今週ようやく出発

横浜美術館で開催中の蔡國強(ツァイ・グオチャン)展「帰去来」

行きたい気持ちがドンドン募ってしまい・・・わくわくがMAXに
もしや期待はずれだったらと、ちと心配したけどその期待以上

素晴らしい作品ばっかりでした

99匹(99は中国の道教で永遠に循環することを象徴する数字なのだそうです)の狼が
群れをなしてガラスの壁に疾走していく何度でも何度でも・・・の「壁撞き」
ガラスの高さはベルリンの壁の高さと同じなんですって

文化やら思想のやらの目に見えない壁にあきらめず挑戦していく・・・
まるで人間社会を見せられているようです
永遠に続くのかな

白磁のタイルに火薬「春夏秋冬」の一部


火薬を使った絵画で注目され、北京五輪の花火の演出とか・・・・世界を舞台に活動中デス

そう言えば、先日の新潟、十日町の火薬絵画と蓬莱山も蔡サンの作品でした


横浜美術館内で火薬を使って描かれた「夜桜」

こんなに
大作なのです

1986年から9年近く日本で学んだ蔡氏が、世界的な大評価を受けたのち
再び原点の日本へ帰ってきた記念碑的な個展「帰去来」

制作風景やご本人の歴史をビデオで観ることが出来、数々の作品の壮大さに
「キレイ~」「スッゴイネ~」を連発

いろんな事が重なってのびのびになっちゃったのですが、観られて良かったです

横浜ランチはクイーンズスクエアの「陳麻婆豆腐店」


お茶はコンチネンタルホテル「マリンブルー」

ゆったり優雅に秋のアフタヌーンティー

 
詳しい中身も解らずに呼び出しに応じ
美術館まで付き合ってくれて・・・Kちゃんありがとうなのです