cookhonbu

のんきにお気楽ひとりごと

9年ぶりの直島へ。

2016年10月23日 | ぶらり旅日記

それは9年前の春でした
初めての瀬戸内海への旅
その日まではアートを眺めに遙々遠方までお出掛けするなんて・・・

そんな出会いを教えてくれた大好きな直島へ
お久しぶりの上陸

とても小さな駅だった宇野駅とても素敵になっててビックリ

前日の犬島は徒歩で巡ったけど直島はバス移動

最初は
黄色いカボチャを通り過ぎ

念願の李禹煥(リーウーハン)美術館

自然と建築と作品の融合する静かで美しい空間良いですよぉ~

国際的に活躍するリーウーハンサンの作品と安藤忠雄サンの建築
店長ったらぁ作品に乗っかっちゃって大丈夫だったのかしらぁ
ゆっくりと楽しくアートと戯れて来ました

・・・・そして9年前は歩けた坂道も
今は無理ぃ~で 遠目で作品を眺めながら
カボチャのバス

だけど、バスじゃあ行けない場所もあって・・・・

膝を痛めてる店長に
ちょっとダケ歩いてネってベネッセハウス周辺を




遠~くに見えてた草間彌生サンの 黄色の南瓜

久しぶりィ~元気だったぁ~   もぉ~重たいなぁ~
又、来る日まで元気でネ~

昔はベネッセしか無かったのに・・・
オシャレなCAFEがいっぱい出来ててランチのお店迷っちゃいました
本村エリアの「APRON CAFE」サンへ


野菜カレーはレンズ豆がゴロゴロ
大満足ぅ~
瀬戸内野菜たっぷりの季節のスペシャルプレートランチ

食後はお目当ての「ANDO MUSEUM」へ



地域の歴史が刻み込まれた築100年近い木造の古民家を改修し
内部にはコンクリートの空間
古い物と新しい物 木造とコンクリート 光と闇の組み合わさった展示空間
直島におけるコレまでの取り組みや島の歴史が紹介されています

展示されてた大阪府茨木市の「光の教会」の光の十字架良いなぁ~素敵

この後・・・・
おっとぉ~坂道だぁ
膝の悪い店長を置いてきぼりにして

ひとり護王神社へ

江戸時代から祀られている神社を杉本博司サンが設計

敷き詰められた白い石にポツンと小さな神社
石室と本殿がガラスの階段で結ばれてるとても静かで清らかな神社です

バスの時間まで本村エリアをぶらぶら



お船に乗るので宮ノ浦エリアへ

直島パヴィリオン 藤本壮介サン

約250枚のステンレスの網で出来てて中に入れます

「赤かぼちゃ」




又いつか来れるかなぁ~

瀬戸内国際芸術祭行くなら2泊欲しいなぁ~と
今年はあきらめていたのですが・・・・
思い切って出掛けられて良かったです
年々足腰も弱くなっちゃうし歩けるウチにを実感しました

今まで訪れる事の出来なかった犬島でゆっくりして
直島の初art作品の数々に出会えとても幸せな時間


・・・・次の出会いを楽しみに 
日常へ


犬島アート旅!

2016年10月22日 | ぶらり旅日記

ふと目にしていた
「岡山市から犬島行きの直行バスが出てる」ってプチ情報

その後・・・手にした「OZマガジン」10月号は“わくわくするアート旅”
表紙の場所ソコは犬島


行きたいなぁ~

・・・・行っちゃう

で、念願の犬島上陸

六年前に維新派の舞台を見た日は夜の舞台の時間しか居られなかったので・・・

ホボ初上陸

そうココだぁやっとで来られたぁ

まずは犬島精錬所美術館ヘ

犬島の象徴大きな煙突

犬島に残る銅精錬所の遺構を保存再生した美術館三分一博志サン建築の産業遺産
美術館の中は鏡を合わせ永遠に続く迷路のような通路
奥にはアーティスト柳幸典サンの現代アートと 三島由紀夫サンをイメージした作品

実際の三島由紀夫サンの家の障子を運んで・・・
4畳半の暗闇に赤い文字が映し出されるおどろおどろしい妖気的な世界

くるっと散策



10月と言うのに・・・・26度は暑い

犬島「家プロジェクト」
F邸「Biota」

建物内に白い生物の増殖
名和晃平サン
左右のお部屋にも・・・・
作品は数年ごとにカタチが変容してくるらしい

「石職人の家跡

太古の声を聴くように、昨日の声を聴く」 浅井裕介サン

白いゴム素材を地面に焼き付けた可愛らしい生き物や絵柄

S邸 「コンタクトレンズ」 荒神明香サン

沢山の円形レンズ レンズの中で建物や風景が逆さま
目に見える世界の多様性を知らしめてくれる


A邸 「リフレクトゥ」 コチラも荒神明香サン

造花の花片を分解し上下対称に花片の隙間からの自然の風景

素敵

C邸 「エーテル」 下平千夏サン

建築とかで使う水糸を「光を可視化する媒体」とし室内に・・・
ハンモックみたいになってて日陰に居ながら光を浴びる体験

店長は重量制限があるかもぉ?・・・とハンモック体験を遠慮

I邸 「Selfーloop」 オラファー・エリアソンさん

3つの鏡が向かい合っています窓からの風景も映り込み
無限のタイムトンネルの中に居る自分が見えます



Ukicafeサンでお休憩

扇風機に当たりながら頂いた赤しそジュース美味しかったぁ~


島は坂道が多いので足腰が悪いととっても大変

今回の旅は急がず慌てずゆっくりのんびり
1時間30分程で一回りの島に・・・4時間まったり滞在


日常を離れ・・・わくわくなアート体験を楽しみました


心の年輪。

2016年10月17日 | 日記

涼しくなってようやく歩いて出勤のある日

久々に「成安寺」サンの前を


 
「つらく 苦しいこと に耐えて 年輪がある」

辛く苦しいとき、それは心の年輪をつくっている時なんだって
ジッと我慢して耐えこその人間の深みが増してくる

一足飛びに幹を太らせようとしても密度が薄く薄っぺら
大切なのは、目の前のことに一つ一つ丁寧に取り組み成長する事
その場しのぎのやっつけじゃあ駄目なんだヨぉ~

1日1日丁寧に過ごした出来事が、人生の年輪に育つと言うことらしい

年輪少なくってぺらぺらだとすぐに凹んで折れちゃうもんネ

思えば昔の方が耐えてたなぁ~
年々・・・我慢の出来ないムツカシイ大人になってきちゃう

若い頃の苦労は買ってでもしろって言うケド

年取ってからの苦労は顔にすぐ出ちゃうし
人間の深みじゃなくって眉間のシワの方がが深くなっちゃう

若い頃・・・って何歳までかな?
もう買ってまで苦労しなくても良いよネ
何とか自分の力で立っていられる普通の幹で居られれば良いんだけどなぁ


お隣の額には みつをサンの

キツイ

毎晩 毎晩 疲れちゃってぇ
ボーっとしてゴロンとして「いま」の浪費三昧

涼しくなったらちゃんとしよ~って思っていたのにぃ
多分一人だからで誰も見てないから何でも有りになっちゃう

どーしましょ
わかっちゃ居るけど止められない


るつぼ。

2016年10月14日 | 観劇報告♪

芸術の秋定例のbunkamuraシアターコクーンです

劇作家アーサーミラーの「るつぼ」

実際にあった米国マサチューセッツ州セイラム村での魔女裁判
200名近い村人が魔女として告発、19名が処刑、1名が拷問中圧死して5名獄死
集団心理の暴走

妻有る男に執着した若い娘の嘘が招く悲劇
信心深い閉塞的な小さな村で一人歩きする噂が恐ろしい結末にぃ
ぞわっと背筋が凍るヨぉ

映画「クルーシブル」だネ
ダニエル・ディ・ルイスとウィノナ・ライダーが演じてた


   名前無しでは生きていけない・・・
   俺は魂は渡した
   しかし、せめて名前だけは残してくれ・・・・


堤真一サマの息苦しくなるホドの迫真の演技

黒木華サンはいたいけな娘から妖艶な様までみせつけて
コレは妻を愛してても一瞬惑わされちゃうわぁ~

松雪サンは病弱で美しく冷静なキリスト教徒
溝端クンに関しては
最近「ブザー・ビート」を見たばっかりなので
我が子の成長を見守る母のように立派になったなぁ~と

舞台上の光りと影の使い方が好きでした
おどろおどろしかったり指の先までも美しかったり
約3時間(間に休憩15分)あっという間
え~ぇそんなぁ~と思ってる内に幕が降ります

そんな日のランチは
この人が

汁無し担々麺がご所望だったので

恵比寿の「マサズキッチン」


洋のエッセンスを取り入れた創作中華
豚肉とキクラゲの炒め物のランチセット と 担々麺のセット
汗を拭き拭き美味しく頂きました

よく似た2つのお皿のデザートは
杏仁豆腐&マンゴープリンで~ス


メロンシャンティー。

2016年10月07日 | 美味しい~(*^_^*)

何ヶ月に一度、夜にお客様をお送りしながら通り抜け
昼間訪れるのは年に数えるぐらいしかの沼津市
その時、訪れるたんびにお店のウインドゥをのぞいては
「・・・無い」と、うな垂れて戻ってきてた「dolce」サン

先日の定休日長泉までの用事の途中
半ば諦めモードでのぞいたら・・・・

有ったぁ~そうですいつも無かったメロンシャンティー

大きくなってる~
こんなじゃなかったよぉ~

20年以上も経てばスイーツも成長するのネ
国産メロン丸ごと お値段は時価なのデス

器の皮の中にはスポンジに挟まった生クリーム
その上にはカスタードクリームそして絶妙な熟し具合のメロン

沼津に勤めた当時
2階サロンで友と待ち合わせお喋りしたなぁ~
恋しくってようやく巡り会えた懐かしの味とはちと違っていましたが

贅沢気分を味わいました