1月は恒例の観劇の月。今年は「近松心中物語」
劇団☆新感線いのうえひでのり×シスカンパニーと言えば
「怪談牡丹燈籠」「今ひとたびの修羅」(観た観た)
そして第3弾が蜷川サン演出で名高い名作「近松心中物語」
今回は知り合いの誰よりも早く観ちゃったので
あんまり多くは語りませんが
座席は中央が5列、左右は6列目が最前列
7列の私達は前から2番目中央よりの端最高に良いお席で満喫
RR店長の直ぐ真横の通路をまるで
位の小さなお顔の美しい梅川(宮沢りえちゃん)が登場
うわ~きゃあ~
の嬉しい驚き
赤い風車のクルクル回る舞台は圧巻
愛を貫くために死を選ぶ“究極の愛のカタチ”を演じる対照的な2組
堤真一&宮沢りえ と 池田成志&小池栄子
シリアスな正統派の心中とジタバタとコミカルな新幹線風の心中
飽きずに名作を観劇出来た達成感を感じます
ひらり~ふわり~
時のまにまに
ひらり~ ふわり~
散るこゝろ花
by 石川さゆり
キャスト抜きの打ち上げは
恵比寿の「初代」サンで白いカレーうどん
旨~っ今年も始まりました
翌日になったら言えそうもないなぁ~の長い題名の舞台
「ローゼンクランツとギルデンスターンは死んだ」
通称「ロズギル」(ロゼギルじゃあ無いんだネ)
ご覧の通り 生田斗真くんと菅田将暉くんが共演の舞台
ほぼ2人が語ってる会話劇でした
特に菅田くんの理屈っぽいややこしいセリフの量がハンパ無い
大河ドラマの撮影の合間に大変だったろうなぁ~と感心感動
斗真くんは天然キャラの可愛らしい役どころこれも良い~
ハムレットの林遣都くんは少ない出番ながらも素敵に好演
シェイクスピアの「ハムレット」の登場人物の中でも出番の少ない2人の学友
ロズとギルのスピンオフ2人の側から見えた「ハムレット」
だから2人が知らないところは
ほぼカットで
とてもシンプル
本編では「死んだ」の一言で幕が降りちゃう2人のホントのところは?
朝起こされていきなり連れてこられて
今、自分たちはどーなってんの?で、どーすれば正解なの?と
巻き込まれた運命にあたふたと翻弄されていく・・・・・
2人がとてもコミカルテンポ良く愛すべき姿として演じられていました
何度も笑い面白かった
で、結局どっちがロズでどっちがギルだった?
2017年3月OPEN
「IHI ステージ アラウンド東京」は360℃回転の新劇場
予定通りに2016年の11月に築地市場が
豊洲市場に移転してたらちょっと違った風景だったかも・・・・残念
最新の劇場でのコケラオトシの舞台は
劇団☆新感線の代表作「髑髏城の七人 花」
久しぶりの小栗君の捨之助
時は戦国時代
捨之助、蘭兵衛、天魔王深い繋がりを持つ3人の奇しき縁が混じり合い
逃げ場のない者達を巻き込んで・・・
それぞれの「生」を取り戻すための戦いが始まります
90年の初演から7年ごとに進化を遂げてる「髑髏城の七人」
11年の「ワカドクロ」公演から今回の「花ドクロ」も続投の小栗旬様の捨之助
立ち姿も決まってるぅ~カッコイイオーラが出っぱなし
随分と大人になった
青木崇高サンは豪快で暖かく笑いも取ってはまり役
ミスター新幹線の古田新太サンは筋肉モリモリ 刀オタクの『がんてつさい』
登場するだけでめちゃくちゃ笑わせてくれます
りょうサンの妖艶で切ない極楽太夫も素敵でした
最新の舞台には川も流れて雨も降ります
縦横無尽に疾走する出演者が最新技術の舞台の上で大迫力の演技
わくわくを楽しんで生き生きと演じてるのが伝わってきます
プロジェクターの映像も美しいし3時間はアッという間
で、360℃回転の客席は・・・と言いますと
多分健康なお客様の皆様には
目の前のスクリーンと舞台が回っているんじゃないかぁ?と感じる位に
ゆるやかなんでしょうケド
内耳の弱い目眩持ちの私には・・・わかり過ぎる回転
わぁ~また回るんかい と
出来ることならば舞台の皆様に私の周りを回って欲しい
と、何度か思った次第です
せっかくの最新舞台にヘナチョコで御免なさい
回転感覚は円の中心ほど小さく外側になるほど大きいそうなので
座席の位置にも因るみたい
花ドクロ→阿部さだヲさんの「鳥ドクロ」へ6月27日からバトンタッチ
まぁ~良い体験になりました
芸術の秋定例のbunkamuraシアターコクーンです
劇作家アーサーミラーの「るつぼ」
実際にあった米国マサチューセッツ州セイラム村での魔女裁判
200名近い村人が魔女として告発、19名が処刑、1名が拷問中圧死して5名獄死
集団心理の暴走
妻有る男に執着した若い娘の嘘が招く悲劇
信心深い閉塞的な小さな村で一人歩きする噂が恐ろしい結末にぃ
ぞわっと背筋が凍るヨぉ
映画「クルーシブル」だネ
ダニエル・ディ・ルイスとウィノナ・ライダーが演じてた
名前無しでは生きていけない・・・
俺は魂は渡した
しかし、せめて名前だけは残してくれ・・・・
堤真一サマの息苦しくなるホドの迫真の演技
黒木華サンはいたいけな娘から妖艶な様までみせつけて
コレは妻を愛してても一瞬惑わされちゃうわぁ~
松雪サンは病弱で美しく冷静なキリスト教徒
溝端クンに関しては
最近「ブザー・ビート」を見たばっかりなので
我が子の成長を見守る母のように立派になったなぁ~と
舞台上の光りと影の使い方が好きでした
おどろおどろしかったり指の先までも美しかったり
約3時間(間に休憩15分)あっという間
え~ぇそんなぁ~
と思ってる内に幕が降ります
そんな日のランチは
この人が
汁無し担々麺がご所望だったので
恵比寿の「マサズキッチン」
洋のエッセンスを取り入れた創作中華
豚肉とキクラゲの炒め物のランチセット と 担々麺のセット
汗を拭き拭き美味しく頂きました
よく似た2つのお皿のデザートは
杏仁豆腐&マンゴープリンで~ス
先週の舞台はSISカンパニー「アルカディア」
難解~カタカナいっぱい
いきなりセプティマスとトマシナお嬢様だもん
それと数式~ぃ
一日寝たら・・・役名もう言えない
舞台背景が遡り
交差し
最後は同時進行
面白い構成
この舞台に望むには私の知能指数が足りなかったかも・・・・
見落とすまい聞き逃すまい
と目の飛び出たダンボになってました
堤 真一サマ 出番不足コッチの役だったかぁ~
役柄のテンションはCMでの新聞記者「特ダネじゃないかぁ~」風
役名もナイチンゲールって
難解なお話を寺島しのぶサンの演じたハンナと紐解いてくれる
とにかく皆さんお上手(上から目線じゃないですヨ~褒め称えています
)
若手の俳優さんも生き生き輝いてた
最後のワルツ儚くって素敵でした
今日はMちゃんが見に行ってる良い席だったかなぁ~
終演後、考え過ぎて疲れ切った脳みそを癒してくれたのは
やっと来られた「俺流塩ラーメン」
コレは俺流ゆず塩ラーメン
大量の鶏ガラとゲンコツ(豚の大腿骨)ネギからのスープ
優し~い
店主もスタッフもお若いのですが、とても気持ちの良い応対
遅い時間なのに女性スタッフが店頭までお見送りしてくれて
「次回も又来るネ~」と思わずにはいられませんでした
お腹満たされ心もホンワカ温かくなり大満足
次回は「俺流熟成塩ラーメン」を頂く予定