まちづくりぷらす

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グリーンツーリズムの成功事例?(10日の話)

2005年11月10日 | まちづくり
グリーンツーリズムの成功事例と言われる新潟県柏崎市高柳町に行ってきました。
高柳町は、2005年5月に隣にある柏崎市と合併しました。
「じょんのび」ということばを核にしてまちおこしをやっていた、そんな自治体です。
ちなみに、じょんのびとは、「ゆったりのんびりして、芯から心地いい」という意味らしいです。
柏崎ICから30分くらい走ったところに、高柳はありました(意外に近い)。


↑「じょんのびの里 高柳」です。
で、その中核施設となる、道の駅「じょんのびの里 高柳」に行ってきた(泊まった)わけです。
道の駅といえば、地元の物を売る物販施設を思い浮かべますが、宿泊施設もあります。
宿泊のお客さんよりも、温泉の利用者が多かったみたいです。
ですので、地元ナンバーのクルマが多く泊まっていました。


↑つり橋もあります。10kmくらい離れた町にもまた道の駅とつり橋がありました(笑)
このつり橋の手前側には、貸別荘もありました。

みやげものも独自に開発しているということで物販施設もチェック。
しかし、独自に開発した商品はそれほど多くなかったです。

ここから少し離れたところに、荻の島環状かやぶき集落というものがありました。

↑かやぶきの集落が、田んぼを囲んで環状に配置されていました(わかりにくいですね)。
環状集落はなかなか見事でした。僕は好きです、こういうの。


↑ここにはかやぶきの宿というものがあります。

かやぶきの宿は、施設を町(当時)が建て、運営は地域の住民が行っているそうです。
「高柳に2度3度に訪れる人に利用してほしい」と高柳町事務所の職員はいっていました。
ただ、新築なので少し風情に欠けるような気がします。
とはいえ、地域の人たちにふれあうことができるのは楽しいと思います。
で、もうひとつの集落にも、同じような宿泊できるスペースがあります。

日本の棚田100選にも選ばれたということを聞いていたので見に行きましたが、
収穫の時期も終わっているため、あまりよくわかりませんでした。

で、じょんのびの里に戻って泊まったわけですが、サービスのレベルがあまり高くなかったです。
じょんのび村協会という3セクがやっているようですが、もう少し考えたほうがいいと思います。
じょんのびの里が、高柳初心者のための施設であるならば、
まずはレベル高い「じょんのびできる」おもてなしをアピールすべきでしょう。
そうしないと、もう一度来てかやぶきの宿まで行こうとは思いません。

とりあえず、わたしはそう思いました(都会の人が行けば違うのかもしれないですが…)。