よく高齢者の自動車事故・・道路逆走とか衝突事故などが報道されています。そのたびに偶々近くにいた、多数の通行者に犠牲が出ています。
こういう事故をテレビ報道や新聞記事で読むと、なんでこういう危険運転の恐れがある、運転者に自動車免許証の失効とか、対処をしないのかと思っておりました。
一般常識としては、間違っているとは考えませんでしたよ。
でも最近色々と調べてみると、一概にそうとは言えないと気づいたのです。
都会のように買い物、通院、役所への届け出とか、直ぐに出来る所に住む、電車やバスとか利用出来る人々と、全く違う過疎地の住民には、自家用車が必需品と判りました。
ある地域では、バスが1週間に1回しか運行されないそうです。
確かに過疎地では乗客が余りないでしょう。バス会社も赤字覚悟で走らせているのでしょうね。
ダイヤは判りません。でも若し1台のバスが1往復のみなら、用事を済ませても帰って来られませんよ。
何処か別場所に出かけ、直ぐに帰る必要のない人への、サービス運行でですかねえ。
こういう地域にお住いの方々で、認知症とか通常運転させない人がいても、行政は知らん顔をせざるを得ない、深刻な状況なのかもしれません。
まあ、戦争準備にしか力を注がない、何処かの政権政党には、こういう一般庶民の苦しむ姿は、全く目に入らないのですかねえ。