おじさんの人生はB級

想いは着実に現実となる。B級の結果の場合もあるけど。

リコー CX1 DRモードのヒストグラム比較

2009年04月24日 | デジカメ
左側が標準撮影のもので、右側がDR撮影のものです。
これはリサイズする前のものです。
右のDR撮影の方が明るい部分、暗い部分ともに情報量が多いことがわかります。

例えが古いのですが、カセット世代だとご存知かと思います。
これって、DOLBYノイズリダクションに対抗?してTechnics(現Panasonic)が採用していた、dbxと似た原理なのでしょうか。

dbxは高音から低音までカセットテープの能力限界いっぱいで記録し、再生時に逆の補正をかけて元に戻す。そうすることにより、カセットテープのサーというノイズが相対的に聞こえにくくなり、音が前に出てくるというようなものだったと思います。
テープのダイナミックレンジはNormalポジションでおおよそ50dB強だったと記憶しています。これがDOLBY-Cをかけることで70dB程に、dbxはなんと120dBにそれぞれ拡大できるのがうたい文句でした。

絶対的な良し悪しを論じるつもりはありません。この機能を楽しめるかどうかが、大事な判断だと思います。けど、できること自体は表現の幅が広がって、ありがたいことは間違いないと思います。

時代と対象が違いますが、「時代は繰り返す」ですか?
コメント
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