庭と花の物語*西原村

小さな村の小さな庭やそこで育った花々を紹介します。季節の移り変わりとともに。

医王寺の観音堂  現在寺はありません

2017年03月26日 | 西原村, 熊本県,

医王寺の観音堂。

昔のお堂はなく今は集会場と兼用になっていなす。

医王寺は湧水が豊かでいまでも日向地区の水道はここの湧水です。

各家々にきれいな水が引かれています。

この石塔は医王寺集落の出入り口にあります。

この石の前から道は二つに分かれています。見えているのは下の道。

母はこの道の言い伝えを話してくれたことがありました。

嫁に行くときには必ず上の道を通らなければいけなかったと云うこと。

下の路を行くと災いがあったそうです。(ホントの話かどうか疑問ですが)

下の道は大きな石の下を通ることになるのですが、この石が災いのもとだったようでした。

医王寺の先に昔は鉱山があったということも、母から聞いていました。

医王寺の観音堂の観音様も盗まれました。

昔は立像、今は座像と書いてありました。

由緒のある観音様だったので、母も残念そうに話していました。

白い石垣は地震で壊れた後、コンクリートで固めたもの。ここも揺れたのですね。

観音堂の横の道に大粒のミカンがたわわに下がっていました。

暖かな春の一日でした。



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