庭と花の物語*西原村

小さな村の小さな庭やそこで育った花々を紹介します。季節の移り変わりとともに。

2017年 秋の収穫感謝祭   あいにくの雨でした

2017年12月30日 | 萌の里

西原村 俵山交流館「萌の里」の収穫祭

11月25(土)26(日)

少しだけ熊本に帰ったときでした。

午前中餅つきがあったとか

午後に行きました。

「餅つき」の「あんこもち」がまだ残っていたので買うことができました。

温めたフライパンで焼いてアツアツを食べました。

 

子供の時には、餅つきの前日にあんこづくりをしたものです。

大きなどんぶりに山盛りのあんこの団子を作っておきます。

翌日、つきたての餅にあんこを包むのが楽しみでした。

つぎつぎに

大小のあんこ餅が「もろぶた」の四角い箱の中に並んでいきます。

このあんこ餅が翌日からのおやつになる

わくわくしながらあんこと餅を丸めたのでした。

 

小豆は西原村の親戚や知人からもらっていたと思います。

小豆を買うようになったのは大人になった時だったかも

お手玉の中身が小豆だったようなかすかな記憶もあります。

適度な重さで、いい音がしたのでした。

母が作ったのでしょうか

 

詰め放題の「みかん」

2キロは入ると思います。

あいにくの雨で、お客さんはまばらでした。

ここは阿蘇に抜けるトンネルの近くにあります

天気が悪いとお客さんは激減

 

 

100円のダイコンが2割引き 80円

凡ての野菜が2割引きでした。

お花も割引をしていました。

 

お天気が良いと山もきれいですよ

思わず車を止めて撮った写真です。

枯草の一ノ峰と二ノ峰        2017年もあとわずか


11月晩秋の庭   雨の朝の紅葉

2017年12月17日 | 

11月の後半、束の間の里帰り

着いた日の翌日は雨でした

紅葉が半分残って

霧の中に

更紗ドウダンが赤く浮かび上がっていた

数年前まで庭にたくさんあった更紗ドウダン

毎年一本ずつ枯れていき

父母が植えた昔の木は残っていない

今、庭にあるのは実生で生えて成長した木ばかり

昔の木の忘れ形見(?)です

一年が終っていくのを実感するのは

落ち葉に埋まった庭を歩くとき

母が植えた植物が目にはいる

夏の間は草の海におおわれていた

黄色の葉の姫シャガ   姿が見えた

来年こそ草むしりをやろう   

夏にたくさんの太陽を浴びることができるように

紫の野路菊ものこっていた

母は秋の野菊を好んだ

しかし  野菊も他の弱い花を駆逐していく

だから ある程度  根を切らなくてはならない

「庭のすみで咲いて」 と

声をかけて歩く  身勝手な私である

藤には多くの花芽がついていた

つぼみがもっと膨らむころには

植物たちが待つ庭に帰ってこようと思った